原語は「Ladle of Curing」。
ladleは柄杓(ひしゃく)やお玉じゃくしのこと。curingは治療する、矯正する、保存するといった意味の動詞cureの現在分詞形。
直訳すると「癒しの柄杓」。
くんだスープ類に癒しの力を付与する魔法のお玉じゃくし。民話などに出てきそうなシロモノだが、ファンタジー作品ではまず見られない。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「キュアリングレイドゥル」。
外見についての記述は無い。
この魔法のお玉杓子でスープ類を注ぐと、注いだスープ類に魔法がかかり病気を治す力が付与される。ただし一部治せない病気もある。
1日あたりの使用回数に制限がある。
原語の「ordinary broth」は直訳すると「普通の(薄い)スープ」だが、日本語版では「シチュー等」と訳されている。