アイテム/【マント】

Last-modified: 2023-03-08 (水) 22:14:02

原語は「cloak」。
読みは「クローク」だが、日本人には馴染みがないためか「マント」を訳語として当てている。
クロークは外套の1種で、ゆったりした袖が無いものを指す。ただしマントとの明確な区別はないとされる。ちなみにクロークより短くて下半身を覆わないものはケープとされる。
こうした外套は風雨や寒さ、暑さから着用者を守るため古くから使われていた。最初は狩猟で得た毛皮をまとっていたが、布地が作られるようになると布を裁断して作られるようになり、中世以降はファッションや権威の象徴として豪華な装飾が施されるようになっていった。
ファンタジー作品では旅や探索行などで登場人物が身に着けたり、王侯貴族や騎士などの身分の高い人物が纏っている場面が出てくる。

クラシック・ダンジョンズアンドドラゴンズ

日本語訳がされたクラシックD&D第4版では登場していない。

ルールサイクロペディア

ルールサイクロペディア版では第4章「装備」で解説されている。
装備品のデータとしては以下の2つが存在する。

  • ショート・マント
    原語は「Short Cloak」。
    価格は5sp。
  • ロング・マント
    原語は「Long Cloak」。
    価格は1gp。

他の衣類などと同様、持ち歩く時のエンカンブランスは設定されているが、身に着けている時は荷重は無視するという扱いになっている。
なお、これを装備していても特に効果はない。ただしDMの判断により、これをまとっていないキャラクターが寒い天候下で活動する際になんらかのペナルティを与えてもよいと記述されていたりする。

関連項目

靴(アイテム)】【ブーツ(アイテム)