パリー

原語は「parry」。
意味は「受け流す。かわす。はらいのける。」などがある。
テーブルトークRPGでの戦闘では、敵の物理攻撃に対する防御や回避する行動のことを意味することが多い。

クラシック・ダンジョンズ＆ドラゴンズ

ファイターコンバットオプションのひとつで、この行動を取った者は1ラウンドの間一切攻撃できなくなる代わりに、その者への全ての接近戦攻撃と手投げ武器による攻撃に対する全ての命中判定に-4のペナルティを与える。道具により発射される飛び道具には効果がない。
のちに、ウエポンマスタリールールを導入した場合にのみ、一部の武器で使用可能になった。

アドバンスド・ダンジョンズ＆ドラゴンズ

第2版ではダンジョンマスターズガイド59ページに記載されている選択ルール。「受け(パリー)」と記載されている。
AD&D第2版では、「戦闘中に防御行動をとるのは、むしろ当たり前であり普段からしている事」というスタンスだが、この選択ルールを採用することもできる。導入した場合は、他の行動を取れなくなる代わりに、自分の経験レベルの半分(端数切り捨て)の数値をアーマークラスに加算することができる。ウォーリアークラスの場合は前述ACの数値がさらに1良くなる。
ただし、前面からの攻撃に対してのみ有効、飛び道具には無効という弱点がある。

関連項目

【ファイターコンバットオプション】