原語は「Trapbuilding」。
trapbuildingはtrapとbuildingを合わせた単語。trapは罠、buildingは建物や建造物を意味する名詞、もしくは建てる、作る、確立するという意味の動詞buildの現在分詞形。
罠を作ったり設置する技能。もちろん罠の設置に関する知識があれば、罠に気付いたり解除する時にも役立つことは間違いないだろう。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
第4版では日本語訳された範囲には無い。
GAZ11 The Republic of Darokin
日本語未訳。関連する能力値はインテリジェンス。
解説文を要約すると、この技能の習得者は盗賊行為を失敗させる保安上の手法に関する訓練をいくつか学んでいる。予想通り、この技能を習得した者たちはそれらの経験により罠を見つけたり無力化する可能性が少しだけある。この可能性はシーフの特殊能力の代わりになるべきではない。しかしながら、妥当に判断することを勧める。
罠の発見や解除ではなく、あくまでも罠の設置に関する技能。発見や解除にどれくらいの恩恵を与えるかはDM次第だが、もともと低レベル時のシーフの特殊能力は壁登り(クライム・ウォール)以外は成功率が低くて信頼性に乏しい。そのため罠に関しては成功率に+5%程度のボーナスを与えたくなるかもしれない。
罠技能は、食肉になりそうな動物を捕らえたり不用意に近づく他者へ対応する事が主眼のようだが、こちらの罠設置技能に関してはどういった目的、あるいは手法の罠なのかが不明瞭。
ルールサイクロペディア
第5版であるルールサイクロペディアでは罠技能がある。