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【ゲバン】

Last-modified: 2019-07-17 (水) 08:52:25

DQ6 Edit

CV:星野充昭(CDシアター)
 
現実の【レイドック】城にて【大臣】を務める人物。
【国王】はムドーの幻術で眠らされ、【王妃】は夢の世界から戻って来ず、さらに【王子】までも行方不明となっている中で、思うままに権力を振るっていた。
名前の由来は「銭ゲバ」だろうか。
英語版での名前はKeating。
 
主人公が【きぞくのふく】を購入し、「王子が帰ってきたのではないか」と城内へと招かれた際、【レイドック王女】の名前について絶対に正解できない四択問題を出題し城から追放させる。
おまけにこの一件で、主人公の部下であり、親しい仲であったことが伺われる【トム】兵士長を辺境へと左遷し戦死させてしまう、実質的なトム兵士長のカタキでもある。
主人公が貴族の服を購入してから城内へ入るまでの僅かな時間の間に「防具屋で貴族の服を買ったみすぼらしい旅の青年」の話を小耳に挟んでくるあたり、情報収集と奸計に長けた人物のようである。
 
プレイヤーからすれば、主人不在の城で権力を振るい、わざわざ嫌がらせのような質問を挟んだ上で城から追い出そうとする上に、顔見知りを死地に追いやった典型的な悪徳大臣キャラクターだが、魔物と結託し国を危機に追いやったDQ5の【グランバニア大臣】などと違い、王族不在でも国としての体裁を維持してはいた。
トムの左遷については、独裁を進めるにあたり邪魔な人物を消すと言う側面もあるのだが、王族が揃って行方不明or寝たきりで政治的に非常に不安定な時期に、確証の無い「王子と名乗る者」がやってきて兵士長の立場にあるものがそれをあっさり城に入れたのは城内の人間から見れば警備上の致命的な不祥事。下手をすれば外患誘致と取られてもおかしくない。
身分の証明も出来なかった「自称王子」を追っ払い、責任者を処分するという対応自体は役人としてはマトモと言えなくもない。
 
とはいえ【ムドー】への抵抗の為と称して国民に重税と寄付を強要しているため市中では非常に不人気で、その辺の子供にさえ大嫌いと言われている。しかも「王がいた頃はこんな事はなかったのに」と嘆かれているところを見るに、集めた金が何に使われているのやら分かったものではない。
城内での評判もかなり良くなかったらしく、もとから人望は無かったようだ。
主人公の回想の中では大臣に任命したこと自体が間違いとまで言われている。
後にトム兵士長の後任として兵士長になる【フランコ】も、大臣任命当時には反対していた。
 
ちなみに夢の世界のレイドックにも、見た目が全く同じ大臣がいるが、この人はゲバンの夢ではない
ラーのカガミを手に入れた後に夢の世界のレイドックの城下町の宿屋にいくと世界一の金持ちと称する人物がおり、言動や末路からして、こちらがゲバンの夢の世界の姿のようだ。
現実のゲバンの本質は地位を得ることや政務に生きがいを感じているわけではなく、あくまでも財を蓄えることだけに執心しているということなのだろう。
 
なお、不可解なことに夢世界の【ムドー】を討伐し現実世界の【レイドック王】が目覚めた後、現実のゲバンはいつの間にかいなくなる。
城下町の若者の話では「城を出ていった」らしいが、追放されたのか逃げたのかもわからず、レイドック王を含めた城の住人たちは誰1人としてそのことに言及しない。
その後は現実世界では完全に行方不明になり、生きているのか死んでいるのかすら不明。その後も夢の世界のゲバンは相変わらず元気なので元になる現実のゲバンもどこかで生きている証拠と言いたいところだが、トム兵士長が死んでも【ソルディ】が健在なことから、はっきりとしたことはわからない。後述のレイドック王の行動や城の兵士たちのゲバンへの恨みを考えると、静かに職を辞して国を出ていったという事も無さそうだが。 
 
夢の世界のゲバンはしばらくの間は宿屋で偉そうにしているのだが、現実世界のムドーを討伐したあとに夢の世界のレイドックを訪れると、レイドック王の命により「極悪人」として城の地下牢にぶち込まれている。
こっちのゲバンも態度がデカいせいで宿屋の女将から不興を買ってはいるが、不愉快な人物というだけで特に何かをやらかした訳でも無い。現実世界の都合を夢の世界に持ち込んだレイドック王の独断と私怨のみで牢に入れられているので、さすがにかなり理不尽な仕打ちである。当然当人は身に覚えのない事なので投獄され困惑しているし、牢の見張りの兵士もこのことについて訝しんでいる。
ストーリーが進んでいくと、現実世界での記憶がなんとなく思い出されるのか「具体的なことはわからないが本当に悪事をやってきた気がする」という内容を口にするようになる。
最後まで夢の世界の彼が釈放されることはなく、EDにて

ゲバン「なにやら 上が
  さわがしいようだが… それより
  わしは いつ 出られるのじゃろう。

と嘆いている。ED時点でこの待遇なので、その後も捕まったままなのか、何らかの処断がくだったのかも判らない。
唐突に行方不明となった現実側共々、大団円の裏側で歯切れの悪い末路となった。

小説版 Edit

横恋慕した相手が城勤めだったことから買収工作による不正で文官として城に就職し、
報復のパワハラ、重税で私腹を肥やし、防衛目的と言うより自身の権力で人々が右往左往するのを楽しむ悪党であり、
レイドック王の復帰後は逃げて行方不明になった。
終盤になって後の姿が描かれるが、なんと【ゾゾゲル】として登場する。

漫画版 Edit

ムドーに操られている設定で、原作と同じ場面で登場して以降は登場しない。