【主人公(DQ6)】

Last-modified: 2022-09-12 (月) 10:46:00

パーティメンバー:DQ6
【主人公】―【ハッサン】【ミレーユ】【バーバラ】【チャモロ】【テリー】【アモス】【ドランゴ】

概要

【ドラゴンクエストVI 幻の大地】【主人公】。17歳で性別は男。
DS版DQ6以降の公式名は「レック」、外伝作品での呼称は「勇者レック」。
 
前作ではシリーズで初めて「【勇者】ではない主人公」となったが、【堀井雄二】によれば、ファンからは「次の主人公はまた勇者がいい」または「勇者になりたい」という意見が多かったという。
そこで今回はまた勇者にしようとも考えたのだが、そのままでは面白くないという理由で、一捻り加えてみようということで以下で挙げるような設定となった。(【月刊Vジャンプ】1994年8月号)
 
CDシアターでの名前は「ウイル」、漫画版【ドラゴンクエスト 幻の大地】では「ボッツ」、小説版での名前は「イザ」。
声は関智一。リリースが25年近く離れたCDシアターとDQRAとで共通という珍しいパターン。

容姿

【鳥山明】の絵ではお馴染みの逆立った髪型の青い髪と背中に背負った剣が特徴的。
イラストではかなりの軽装かつガタイが良く(さすがにハッサンよりは小柄だが)、やんちゃな表情をしている。
リメイク版ではハッサンから「細っこい身体」と言われるが、主人公も十分に筋肉質である。というか、ハッサンから見ればみんな細いだろう。
また、両耳にイヤリング(ピアス?)をつけている。リメイク版では顔がキリッとした代わりになぜか背が少し縮んでいる。
キャラ発表当時(1994年)は【ドラゴンボール】がちょうど魔人ブウ編の時期だったせいもあってか「髪を青く染めた青年孫悟飯」と呼ばれたりもした。実際髪型はよく似ている。
 
ちなみに『Vジャンプ』1997年6月号のDQ7制作に関するインタビュー記事には、DQ6主人公の初期デザインが掲載された。実際の主人公に比べると、もう少し着込んでいてクールなイメージで現在の【テリー】に近く、イヤリングは無いというものであった。
だが、無色透明のドラクエ主人公のイメージから外れていて、冷たいイメージでプレイヤーが思い入れしにくいとの理由で没になった。
鳥山明によると、そういうキャラクターは脇役にして生意気なことを言わせたりしたほうが面白いのだという。
 
髪の色はゲーム中グラフィックなどでも基本的に青色だが、漫画版や『4コママンガ劇場』などでは、青紫に近い色で描かれることもあるほか、青色の濃淡も定まっておらず、描く作家による彩色のばらつきが大きい。

DQ6

今作の【主人公】【名前】は冒険開始時に仮名4文字以内でプレイヤーが付ける。
 
魔王【ムドー】に挑むべく旅立った勇敢なる若者。
【ハッサン】【ミレーユ】を供とし魔王ムドーに挑むも力及ばず、幻術によって石化された

彼の旅路

……という夢を見た、ただの【むらのしょうねん】
高原の山村【ライフコッド】で、妹【ターニア】と2人で慎ましく暮らしている。
服装はノースリーブ・半ズボンなのだが、山の上で暮らすには寒すぎるのではなかろうか。
ある日、麓の町まで村祭りのお使いに行った彼は、ひょんなことから「幻の大地」と呼ばれるもう1つの世界の存在を知る
その夜の村祭り、ターニアに精霊が乗り移り、お告げを受け、主人公は旅立つことになる。
 
武闘家【ハッサン】、謎の女性【ミレーユ】、記憶喪失の少女【バーバラ】を仲間に加え、魔王ムドーを倒すも、
倒したムドーの正体は、幻術により魔王としてこの世界を侵食していた【レイドック王】であり、まだもう一つの世界に居座る本物のムドーを倒さなければ、世界は依然危険なことを知らされる。
 
真実を知った彼らはゲント族の後継者【チャモロ】を仲間に加え、現実の世界に存在するムドーの城へと突入し、現実のムドーを倒し、
未だ行方のわからない主人公とバーバラの実体を探すため、彼らは旅を続ける。

彼の真実

彼の正体は、【レイドック王】と王妃【シェーラ】の息子、ムドー討伐に旅立ったのち行方不明となっていた【レイドック王子】である。
ムドーに敗北した彼は、精神を夢の世界に、肉体を現実世界に分離させられてしまった。
つまり、プロローグでの敗北は、夢でもなんでもない(分離された夢の世界側の主人公が「夢と錯覚」していた)。現実での出来事だったのだ。
精神から切り離された肉体は、いつしか石化が解けて動き出し、記憶喪失のまま彷徨って行き倒れ、現実のライフコッドに住む少女ターニアの看病により回復、彼女のもとに身を寄せていた。
「ライフコッドの村人でターニアの兄」という精神側の彼の記憶は、実の兄を欲しがっていたターニアが見た夢、そして実の妹を幼くして亡くした彼自身の見た夢に過ぎない。
 
現実のライフコッドで真実を知った彼は、襲撃してきた【まおうのつかい】を倒すため、心と体の融合を果たす。
だが、あまりにも長い間心と体が離れていたために、ハッサンと違って完全に元の自分に戻ることができず、「ライフコッドの村人」でも「レイドックの王子」でもない本当の自分自身を忘れた存在になってしまった。
一応は「ライフコッドで暮らしていたターニアの兄」がベースでありながら、レイドック王子としての人格も中途半端に持つという歪な形になってしまう。
結果として、両親やレイドックの住民・ターニアといった親しかった人々と話す際にも、「知っている人のはずなのに何か雰囲気が違う」という違和感をお互いに覚えるようになってしまった。

旅の終わり

後に【テリー】も仲間に加わり、大魔王【デスタムーア】が現実の世界支配のための布石として夢の世界を実体化させたことがそもそもの原因と知った彼らは、デスタムーアが鎮座する【はざまの世界】へと侵入し、ついに全ての元凶たる大魔王を滅ぼした。
だがデスタムーアを倒したということは同時に、実体化していた夢の世界がもとの夢幻となり消えてゆくことを意味した。
 
夢の世界は、最後まで彼を兄と慕っていた夢のターニアや彼に恋心を抱いたような様子を見せていたバーバラと共に消え去っていく。
現実のライフコッド住民とは、王子であることを触れ回られた結果、壁ができてしまう。
そして、かつて親しかったはずの家族や側近の人々との間の違和感は、最後まで埋まらなかった。
 
「真実を知れば知るほどささやかな幸福が逃げてゆく」という不運を背負っており、最終的な所だけを見ると、DQ5の主人公より不幸だと感じられるかもしれない。
同じ「実は王族だった」【主人公(DQ5)】が「次々に襲い来る不幸に打ちひしがれながらも、最後に幸福を掴む」のとは正反対である。
「第2の故郷の村」のエピソードも、DQ5では【サンタローズ】が焼き討ちに遭うも最後は復興し住民から「この村一番の出世頭」だと歓迎されるが、DQ6では最終的に住民たちと壁ができ安住の地(むろん本来のそれはレイドックなのだが)を失ってしまう。
本作のEDでも「この村一番の出世頭」だと歓迎してくれるが、皮肉にもその人々とは、間もなく彼の視界から消え行く、夢の世界のライフコッドの住民だった…。
両親が最後まで健在だったことも含め、DQ5のそれとは対照的な主人公といえるだろう。
 
しかしそんな中でも「がボロくなってきてるから俺が直してやるぜ!」などと以前と変わらず接してくれる仲間たちの存在は彼の大きな助けになってくれることだろう。
幸い、各地を旅しているテリーと消えてしまったバーバラ以外は、定期船で往来ができたり、関所を一つ越えれば行ける場所に在住している。
アモスのその後の描写はされないが、恐らくモンストルに戻ったのだろう。レイドックから見れば、モンストルもグランマーズの館も同じような距離であるので、やはり気軽に会いに行ける距離だろう。
物語の最後では仲間達がグランマーズの館に集まり、消えていったバーバラの行く末を眺めるところで話は終わる。
現実のターニアと元のように親しくすることも身分の差などが大きな壁となる可能性はあるが、パーティーでの彼女とランドのセリフには救われたのではないだろうか。その後、彼がどうなったかは想像に委ねられるのみだが、なんとか周りの人間と立ち会いながら幸せになってもらいたいものである。
 
なお、時系列的に【天空シリーズ】の始祖である彼の境遇は、同じく【ロトシリーズ】の始祖である勇者ロトが、下の世界に取り残され、二度と故郷の土を踏むことができなくなる運命と類似している。

残された謎

実体の石化が解けた時期

彼の実体の石化が解けて動き出した時期については、最後まで謎のままである。
基本的にはムドーの死後、しばらく経ってから動き出したと認識されることが多いが、その場合には下記の疑問点が生じる。

  1. なぜ縁もゆかりもないライフコッドの村娘ターニアと兄妹という夢を見たのか
    動き出したのがムドー討伐後であるとすると、物語開始時点では実体とターニアはまだ出会っていない。つまり、全く縁もゆかりもない2人が、お互いが兄妹であるという夢を見ていたことになる。
  2. なぜ石化された実体がムドーの城になかったのか
    彼とハッサン、ミレーユの3人はムドーの城で石化されたはずなのに、ムドー討伐前にムドーの城に置かれていたのはハッサンの実体のみ。彼の実体がなぜそこにないのか、逆にどこに置かれていたのかが全くの不明。この点についてはミレーユにも言える疑問である。

逆に、ムドー討伐前、物語開始前の時点ですでに実体は動き出しており、すでにライフコッドでターニアと暮らしていた可能性も否定できない。
実際、ムドー討伐前の段階から、具体的にはハッサン加入直後の段階から、夢の世界のターニアに話しかけると

ターニア「○○○○にいちゃん
  私 最近 へんな夢を見るの。
ターニア「この家で おにいちゃんと
  暮らしてはいるんだけど
  夢の中では 兄弟じゃなくて…
ターニア「おにいちゃんは 本当は
  どこかの国の王子さまなの。

などという台詞が聞ける。
素直に解釈すれば、この時点ですでに現実世界では主人公の肉体がターニアと同居していることになる。
しかし、「ムドーの言う『永遠の時』とはなんだったのか」という謎が残る上に、ハッサンの肉体が石化したままだったのに、それよりはるか前に主人公の肉体がひとりでに動き出したというのはやや不自然である。
これは、主人公が1人だけ伝説の武具を装備できたり、勇者になる素質が高かったため、特別な能力を持つという論理で説明できるが、なぜレイドックの王子がそのような特別な存在だったのかはやはり不明。
もしかすると、主人公の「妹が欲しかった」「レイドックの王子としてでなく、山奥の小さな村の青年として生まれたかった」という夢が奇跡的に叶えられた結果、現実の肉体がライフコッドに現れたのかもしれない。
なお、時系列からすると村祭りで精霊から語りかけられたタイミングぐらいで肉体が動き出したということかもしれない。
あるいは、むしろ石化を解かずその場に留まったハッサンの方が特殊な例で、主人公もミレーユも意外に早く石化が解けて動き出していた、とも考えられる。

天空の勇者の祖先?

天空シリーズは、リメイク版が登場するまでは、ロトシリーズのように時系列が明言されていなかったため、解釈がプレイヤーにゆだねられ、様々な解釈や憶測を呼んだ。
6→4→5という時系列が明言された現在でも、DQ6の主人公と【天空の勇者】の関係についての考察は絶えない。
 
彼と天空の勇者との繋がりを考察する上で重要な点として、まず、他のキャラよりも【勇者】になりやすい素質をもっていることが挙げられる。
実際、本作と同じような転職システムが採用されている次作DQ7では、特別に勇者になりやすい素質をもつキャラクターは登場しておらず、たとえ物語の主人公であっても、他のキャラクター達と転職条件が同じなのである。
 
そして、後の【天空シリーズ】と思われる伝説の武具、【ラミアスのつるぎ】【スフィーダのたて】【オルゴーのよろい】【セバスのかぶと】を身につけることができる唯一の存在ということだが、その理由は今ひとつ不明。
「勇者でなければ装備できない」ということなのだが、勇者は誰でもなれる。「勇者の素質がある」とか「あなたが伝説の勇者なのか?」とかそれっぽいことは言われるのだが、あくまで素質の問題。
大魔王の存在をゆるがす者が現れる」と【大賢者】に予言されているのが主人公のことを指すのではないか?と【なげきのきょじん】に言われるが、勇者と明言しているわけではない。
オルゴーのよろいが安置されていた【グレイス城】地下に「このよろいを身につけられるのは真の勇者のみ」との書置きがあるため、職としての勇者とは別個の扱いをされていることはわかる。
リメイクでそれ以上のエピソードが語られることも期待されたが、結局何も付け足されなかったため、各自が脳内で補完するしかない。
 
次に、彼が本体と融合する際にライデインを「思い出す」こと。
周知の通り、本編シリーズ、とくに天空編においてはライデインを筆頭とするデイン系の技は勇者の専売特許である。
思い出す=本来の力を取り戻す、と考えれば、ムドーの幻術を受けて肉体と精神を分割されるまでは彼はライデインを使えたということである。
本来は勇者の技を元々使うことができた、という事実を勇者の素質があると受け取れる。
 
このほかに、彼が天空の勇者の祖先である説の根拠としては、

  1. ゼニスの城=後の天空城ということから、天空人=夢の世界の住人ではないか
  2. 後の天空の勇者は天空人の血が混じることでのみ誕生する
  3. DQ6のパーティメンバー中、本体と夢の世界の精神体が独立して別の人格を持ったのは主人公だけである

などの点も挙げられる。
以上のことから、本体と融合した主人公は後の時代でいうところの「天空人と地上人のハーフ」と似たような状態になっており、天空の勇者の条件を満たしていたのではないか、という説。
もしそうであるなら、主人公だけが伝説の武具一式を装備できるのも納得がいく。
ただ、融合する前でも伝説の武具(【さびたつるぎ】を含む)を装備できるのは主人公だけ、という点で矛盾が残る。
 
先述の勇者の素質の件もあるので、主人公が元々ある程度特別な能力を持つ人間だったのが大きいと考えるのが妥当だろう。
ちなみに、物語冒頭の村祭りにて、ターニアを介して精霊様が主人公に語り掛けた際には、主人公は「不思議な運命を背負い生まれてきた者」であり、「世界を闇がおおう時あなたのチカラが必要となる」と言われている。
この声、主人公の行く先々で重要な場面に現れ、関わった人々を彼の目的が達成されるように動かす。「伝説の勇者」のような特別な肩書きを持たずとも、世界を魔王の手から救う使命を持った特別な運命を背負った者であることが自然とわかるようにできている。
 
以上のような理由から、未来の時代の天空の勇者である【主人公(DQ4)】は、【天空人】の血だけでなく彼の血をひいている可能性も高い。
 
DQ5の取扱説明書にも、奇妙な記述があり、議論を呼んでいる。因みに、後に彼と良く似た外見の仲間が出てくるが、関連性は不明。

能力

Lv素早さ身の守り賢さかっこよさ最大HP最大MP経験値
初期11163572800
最大993502002103301008007008407725

・かっこよさは装備品の補正を除いた数値
 
HPと力がそこそこ高く、MPもそこそこ伸びるためにある程度の呪文も扱えるという、典型的な主人公タイプ。
身の守りの伸びが非常に悪く、クリアレベル帯まではバーバラと同等レベルで、前作までの伝統である戦士タイプは素の守備力が低いという特徴を受け継いだ形だろう。
と言っても防具は豊富なので実際の守備力が低く見えることはない。終盤には主人公特権で強力な専用防具がタダで手に入る。
また、高レベル帯になると伸びが非常に良くなり、最終的な身の守りは前衛キャラの平均ぐらいに落ち着く。
パラメータは前衛キャラとして突出したものはないが、逆に言うとこれといった欠点もなく、特にクリア推奨レベルの40あたりではチャモロ、ミレーユと同程度のMPを持つ。
前衛・後衛どちらの職業で育てても活躍が見込めるのが魅力。
仲間モンスターの勧誘を頑張るスタイルだと前衛職として強力なライバルが増えることになり、十分主力になれる能力を持ちながらもパーティの戦力次第でスタメン落ちすることもあるのは前作主人公と同様。
 
パラメータは主人公らしい成長をする一方で、本作の仕様も影響してか、DQ2のローレシアの王子以来久しぶりにレベルアップで攻撃呪文を覚えない主人公。かろうじてライデインだけはイベント習得するが。
攻撃呪文以外でも、リレミトやベホイミ、ベホマといった歴代主人公が当然のように習得してきた呪文を覚えない。
逆に【ルカニ】を素で覚える主人公は彼だけ。本作のルカニは職業による修得が不可能で主人公とバーバラの二人だけが扱える。ある意味これも本作の主人公特権だろうか。
 
序盤はホイミで回復を担いつつ剣やブーメランで攻撃という実に主人公らしい活躍をする。
真ムドー撃破後は転職システムで自在に特技を習得できるため、好きなように育成できる。
本来ならば【バトルマスター】【賢者】【スーパースター】【レンジャー】を極めなければ就くことのできない【勇者】職に、このうちどれか1つ極めるだけで就けるという素質を持っている。
よって多くのプレイヤーは最終的に勇者を目指すことになるが、それまでの経緯はプレイヤーによってさまざま。
基本的には勇者になるまでも主力として活躍できるバトルマスタールートか、最速で勇者を目指せるスーパースタールートかのどちらかが多い。

バトルマスター
無難に攻略を進めるなら、豊富な装備品を活かせるバトルマスターを目指すのが最も良い。
DQ2のローレシア王子のような戦い方ができる。
まずは【武闘家】から始めて【まわしげり】を習得しよう。
ハッサンやアモスと一緒に目指す人も多く、その場合まわしげりの連発でほとんどの雑魚戦は片付いてしまう。
基本職中も耐久は下がらない(むしろ上がる)ので、最初から最後までパーティの盾としても頑張ってくれる。
本作は戦闘メンバー4人中後衛1人だけでも(むしろ前衛2人以下よりも3人を組み込んだ方が)冒険を楽に進めることができるゲームバランスなので、主人公をバトルマスターにしたことで前衛キャラがあぶれるということはあまりない。
MPが大幅に下がってしまうのが難点だが、そもそも主人公が素で覚える呪文などタカが知れているため問題ない。
専用装備のラミアスの剣にはデイン系の追加攻撃があり、これは【ドラゴンぎり】【しんくうぎり】といった剣技にも乗る。
さらに、数々の物理攻撃系特技は、そのほとんどが道具使用でのバイキルトとも非常に相性が良い。
正に青き最強の剣士だ。主人公らしく、攻めで大活躍してもらおう。
そして勇者になれば、今まで培った剣技や打撃系特技をこなしつつ一転して潤沢になったMPによる豪快な全体攻撃で敵を薙ぎ払い、傷ついてもターン経過や【めいそう】による自己回復であっという間に全快し、攻防共にスキの無い最強クラスのアタッカーとして活躍する。
この育て方だと、他者への補助や回復はほとんどできないので、とにかく攻めて攻めて攻めまくろう。
補助や回復を少しでもできるようにしたいなら、他の職業に一度寄り道する必要があるが、呪文・特技で覚えさせなくとも道具使用に頼ればある程度対応可能で、本作のAIが道具を使用してくれないこともあって特殊効果を持つ道具は主人公に持たせるのが効率的だったりする。
序盤~中盤は【ゲントのつえ】、終盤は【けんじゃのいし】で回復、【ラミアスのつるぎ】でバイキルト、【グラコスのヤリ】で自分にスカラなど、本職でないことを考慮すれば回復や補助は最低限なら道具でこなせる。
勇者になれるまでの戦闘回数は、4つのルートの中では少ない方だが、それでもレベル上げをメタル系スライムに頼って普段の戦闘を避け、熟練度稼ぎを怠ったりすると、ラストバトルに間に合わない可能性はある。
立ち回りの幅を広げようとして他の職業に寄り道してしまうと、なおさら勇者になれるタイミングは遅くなる。
しかし、バトルマスターのままでも十分に強いステータス(力・素早さ・身の守り・HPが勇者以上)と特技を得られるため、勇者になるより先にラストバトルまで突入してしまうなら、バトルマスターこそ活躍しやすいだろう。
ただし、勇者で習得できる特技が無いと、第1及び第2形態でつまずくことがあるので注意。補助回復に長けたメンバーも最低2人はこさえたい。
本作では中盤以降の人間キャラはレベルアップでは特技を全く覚えず、後々熟練度を稼ぐ必要に迫られてかえって効率が悪いので最初から素直に熟練度を稼いだ方が戦闘も快適にこなせて楽だったりする。
クリア後の話として、勇者マスター後に他の職業で補強したいとき、魔法使いもしくは僧侶のどちらかをマスターするだけで新しい上級職につけるのもメリットである。
賢者
呪文習得により、立ち回りの幅が広がるのが強み。
強敵にはスクルト・フバーハ後に攻撃に転じ、いざというときのベホマラー・ザオリク。そして素ではホイミ止まりの回復魔法がベホマまで拡張可能。
これらの呪文を覚えて勇者になれば、性能的にDQ5の【男の子】に近くなる、と言えばイメージしやすいだろうか。
SFC版では、ハッサンや【アモス】【ドランゴ】など、主人公よりも力が強く鉄板で前衛を任せられる仲間がおり、仲間の装備をしっかりと整えるプレイスタイルだと主人公は攻撃力で劣るため、必然的に主人公はアタッカー枠を奪われ、パーティの3~4番目で補助や回復担当にされる、という光景も珍しくなかった。
後衛キャラと比べ耐久で勝るが、MPでやや劣る。と言っても、マニュアル入力の都合上、他のキャラに比べてMPマネジメントはしやすく、クリアレベル付近ではチャモロやミレーユを超える。
なお、素早さについてはミレーユは別格として、他の後衛キャラと同等くらいはあるので【はやてのリング】【ほしふるうでわ】で補強すれば十分に早く動ける。逆に言うとミレーユ以外の人間キャラは装飾品に頼らなければ先攻は安定しない。
バトルマスターやスーパースターにするプレイヤーが多く、MPが低そうなイメージの主人公だが、実は魔法使いキャラとしての仕事もそこそこできるのだ。
また、育成途中の魔法使いのときでも本職の後衛キャラと違って最後尾に配置すればなんとか戦闘に耐えられる程度のHPには留まってくれる。
中盤で覚える【ライデイン】もステータス的にこの職が一番使いこなせるだろう。
防具は伝説シリーズがあるため他のキャラより充実しやすく賢者の脆さを早めに補うことができる。
ただ極めるのに必要な戦闘回数がバトルマスターより多く、あまり戦闘回数を重ねずにサクサク進めるスタイルだと最終決戦までに勇者になれない事態もあり得る。さすがに上級職を1つも極めないような状態でラスボスに臨むのはかなり極端な例だが…。
また彼は【やまびこのぼうし】を装備できないために、特にクリア後において呪文運用の面で山彦装備キャラより劣ってしまうという欠点もある。逆に言えばクリア後に主人公が就くメリットは相対的に少なくなってくるので最初に目指すのが正解とも言える。
このルートだと打撃系特技を1つも習得しないために、ラミアスの剣が飼い殺し気味になってしまうが、勇者にさえなってしまえばバイキルトをかけて普通に殴るだけでも十分に強い。
勇者転職後に戻ってくれば【ジゴスパーク】【ギガスラッシュ】の消費をかなり軽くすることができ、雑魚戦闘で暴れてもMP切れを起こしにくく、守備の高いデスタムーア第2形態や複数体の第3形態でもこれらを用いてどんどんダメージを与えることができる、おそらくこれが一番のメリットだと思われる。
バトルマスタールートと同様、勇者マスター後の補強も戦士もしくは武闘家のどちらかをマスターするだけで新しい上級職につけるのもメリット。
スーパースター
四つのルートの中で必要な熟練度が断トツで少ない、勇者への最短ルート。
熟練度稼ぎを全然しないようなスタイルでも狭間の世界~ラストバトル前には勇者に転職でき、最後の最後で力を発揮する。
それなりに熟練度稼ぎをするスタイルであればマーメイドハープを入手する頃に早々に勇者になっていることも多々ある。
しかし下積み期間中は【遊び人】の遊びや【踊り子】のステータス補正に泣かされる。この間は、戦闘に出すのは厳しく、出るにしても活躍はできず、戦力が大幅にダウンしてしまうのは否めない。特に遊び人の期間は絶望的。
スーパースターになっても戦闘向きではないが、引き続き武器・防具の道具使用やゲントの杖、途中習得する【メダパニダンス】【いなずま】、そして中盤でイベント習得するライデインで凌ぎつつ【ハッスルダンス】を目指そう。
逆に言えば、ハッスルダンスの習得までは役に立たないと言える。できれば先手を取りたい特技なので、【はやてのリング】【ほしふるうでわ】で素早さを高めておきたい。
なお、【ムーンサルト】は抜群の攻撃力を誇るラミアスの剣とセットでようやく力を発揮する大器晩成の技なのでこの時点では雑魚戦ではほぼ使い物にならない代物である。
ただし、ボス戦など単体が相手ならば単純に1.5倍(リメイク版では2倍)強化攻撃になるので他に有効な攻撃技を覚えないスーパースターにとってはこれが主力の攻撃手段となるだろう。
以上のように上級職も含めて下積みのようなルートだが勇者になると一転、ギガスラッシュやジゴスパークといった強力な特技をぶっ放せるようになる。また何気に攻撃、回復、補助、蘇生の特技が揃うので、ある意味6主人公らしいと言えるかもしれない。
終盤を重視するプレイヤーや、通常プレイに飽きた周回プレイヤーに好まれるルート。
使い勝手の問題が発生する場合は、一旦別の職業に就いて便利な特技や呪文だけでも習得させる方が良いかもしれない。
メラミ(魔法使いで1回)やまわしげり(武闘家で15回)を習得するぐらいなら、大して遠回りにもならず、戦闘能力はかなり改善される。
もしくは思い切って勇者になるまでは主人公を無理に起用せず完全にスタメンから外しても戦力バランスが崩れたりはしない。なぜなら打撃に関してはハッサンを筆頭とした主人公以上の性能を持つキャラがいるし、魔法に関してもミレーユやチャモロといった主人公以上のエキスパートがいるので、主人公が前線で闘わずとも実際のところ、どうにでもなってしまう。まぁ、主人公として、転職後ほとんどの戦闘でロクな活躍をしないのもどうなんだ、という問題点もあるにはあるが…。
ただ、【しれんその1】戦を考えると、転職解禁直後にパーティの誰か1人を踊り子にしておくこと自体は必要であり、中長期的なパーティ育成をトータルで考えると主人公が踊り子についているのが望ましかったりもする。スタメン候補の誰かを戦力的に微妙なスーパースターに就かせるのであれば一番恩恵が大きいのは間違いなく主人公である。
ついでに【ベストドレッサーコンテスト】の早期突破にも役立つ。ランク6までは早期突破には男性キャラが有利であり、テリー未加入のこの時期に最も素のかっこよさが高く装備のラインナップも優秀な主人公がスーパースターについているのが望ましい(詳細は当該項目を参照)。
本作の主人公はバランス良く能力が伸び、どの職業でも無難にこなすが裏を返せば何をやっても最強にはなれないということ。であるならばスーパースターから勇者への最短ルートを進むのは他のキャラとの差別化による活躍の意味では主人公が最も光る進路とも言える。
クリア後に他の職業でさらに強化する場合、下級職が他の職業に関係せず一から鍛える必要性があるが、逆に言うと戦闘力最弱の下級職はすでに極め終わっているので戦士、武闘家、僧侶、魔法使いいずれに就かせるにしてもあまり戦力ダウンにはつながらず、意外とストレスは小さい。
レンジャー
完全にハズレ。
まず、前提職が下級職三つとレンジャーの計4つもある。三つのうち二つは他の職業と比べてマスターまでに必要な熟練度が低めなのが救いだが、それでも四つのルートの中で最も時間がかかる。これが最大にして致命的な欠点。
攻撃技が【いしつぶて】【かえんのいき】と貧弱。レンジャー転職後も【じひびき】【ひばしら】は安定性に欠ける。さらに打撃系特技を1つも習得しないという賢者ルートと同様の欠点も抱えている。
職業補正でやや攻撃力が下がっているため物理攻撃もイマイチ。イベントで習得するライデインが最大の切り札になるというのがこのルートの火力の乏しさを物語る。かわりに素早さが高いが物足りない。
補助としては【おたけび】【だいぼうぎょ】が意外と優秀なのだが、あれば便利というレベルで、なくて困ることはないので上記の欠点を補いきれない。
盗賊や商人で移動・探索・金策に使えるスキルが充実するが、主人公で行う必要性は薄い。
勇者転職の条件となる4つの上級職を1つだけ極めれば勇者になれる主人公にとっては、全6種の上級職の中で最も優先順位が低いと言っても過言ではない。
攻略本に書いているレンジャーの公式イラストも主人公というのもイヤらしい。

 
以上のようにレンジャー以外の3種は一長一短といったところなので、パーティ事情やプレースタイルに合わせて選ぶのがよい。特に隠しダンジョンを早く出したい場合はパーティでできるだけ職業の重複を避けて割り振る必要が出てくる。
その他、MPも力もあるキャラということで【パラディン】を目指したり、SFC版の公式ガイドブックに釣られて【魔法戦士】を選んだ人もいるかもしれないが、この2つは勇者になるために必要とされない上級職なので、後回しにするのが無難。
パラディンは良好なステータス補正と便利な特技があるのでまだマシだが、魔法戦士を選んでしまった人はご愁傷様である。いずれにせよ気づいた時点で即バトルマスターもしくは賢者ルートに変更しよう。
 
将来的なことを考えると、ベホマがあると立ち回りの幅が大きく広がる。賢者ルートを選択しない場合でも、主人公にもいざというときの回復役を担当させたければ、タイミングを見て【僧侶】に就いておくのも良いだろう。
 
彼も歴代主人公の例に漏れず「はい」と「いいえ」でしか感情を表さないタイプなのだが、ハッスルダンスを使うと「そーれ!ハッスル ハッスル~!」とうっかり口走ってしまう。
スーパースターにされやすい都合上、おそらく歴代で最も喋った主人公は彼だと思われる。

かっこよさ

かっこよさは終盤にテリーが加入するまでは男性キャラで一番高く、装備品が豊富なこともあって、パーティでもトップクラスを維持する。
【ベストドレッサーコンテスト】の高ランクを目指すなら、主人公に出てもらうのが鉄板。
彼だけが装備できる伝説の武具も、【おしゃれなかじや】で鍛え直すことでかなり数値が高くなり、ランク6までなら容易くクリアしてくれる。
また、上述の通り、勇者を目指すにはスーパースターを経由するのが最短であるため、よりコンテスト向きのキャラと言える。
テリー加入後は男性キャラ2位に落ち着くが、装備の優秀さの関係でテリーとの差はほとんどつかない。

習得呪文・特技

習得Lv習得呪文・特技備考
習得済み【おもいだす】SFC版のみ
Lv4【ホイミ】
Lv6【インパス】
Lv7【ルカニ】
Lv8【ルーラ】
Lv10【もっとおもいだす】SFC版のみ
Lv13【わすれる】SFC版のみ
Lv18【ふかくおもいだす】SFC版のみ
イベント習得【ライデイン】

※=現実世界ライフコッドで習得。なおそれまでに勇者になってすでにライデインを覚えていたとしても、なぜかイベントでは「思い出した!」となる

遊び一覧

熟練度戦闘行動効果
★1陽気に歌って踊る効果無し
★2一人じゃんけん効果無し
★3似がお顔パターン1:敵がHPを50回復してくれる
パターン2:覗き込んできた相手に【会心の一撃】
パターン3:効果無し
★4弾き語り敵1体を1回休みにする
成功率は休み耐性に依存する
★5悪い遊び敵1体に通常の約1.5倍のダメージ
成功率は眠り耐性に依存する
★6タップダンス【みかわしきゃく】と同じ効果
★7剣の舞【ばくれつけん】と同じ効果
★8考え込む味方が居ると【ベホマラー】と同じ効果

※主人公限定の遊びは太文字にて表記
 
「考え込む」は、主人公専用の遊び。
これは『何をして遊ぶかを考え始めるも、「平和にならなければ心から遊ぶことができない……。」という考えに至る』というもので、DQ4の【パノン】の台詞のオマージュ。
戦闘に参加しているのが自分一人の場合はそのまま何も起きずに終わるが、自分の他に仲間が戦闘に参加していると、『そばでは仲間たちが戦っている……。○○○○は突然やさしい気持ちに駆られた!』と続き、仲間のHPが回復する。
世界平和を目指す優しい主人公らしい遊び(?)となっている。
また、歌って踊ったり弾き語りをしたりするので、普段より饒舌な様子の彼の姿を見ることができる。
ちなみに踊り系の遊びを3つも覚えるのは、人間キャラでは主人公だけ。モンスターを含めても他には【ドランゴ】【ツンツン】のみと、全体で見てもトップクラスの踊り好きだったりする。

耐性

デイン系を7/10に軽減(SFC版のみ)。
デイン系攻撃を使う敵は【ダークドレアム】【テリー】のみ。ダークドレアム戦専用耐性と言ってもいいだろう。
また、仲間から外せないという特性上、【バシルーラ】などの【ルイーダの酒場】へ強制移動させる攻撃を無効化できる。
これはDQ3の主人公と同じだが、あちらと違いクリア後もこの特性は残ったままである。
リメイク版ではデイン耐性は消えたが、バシルーラ完全耐性だけはそのまま据え置きとなっている。

漫画版

漫画版【ドラゴンクエスト 幻の大地】の主人公で、前述のとおり名前は「ボッツ」。
一人称は「ボク」。勇者に憧れる心優しい少年であり、変なやつであるがいいヤツと言われたり、お人好しだと言われたりしている。
また、人を襲う魔物に対して怒りを露わにしたり、旅立ちの際や自分の正体を思い出した際に涙を流すなど、少年漫画の主人公らしい、熱血漢な性格でもある。
その性格からか、モンスターである【ぶちスライム】【キズブチ】とも友達となり、ファルシオンを手懐けたりしている。
その一方で年相応なところもあり、ライバル視していたランドや初対面で馬鹿にされたハッサンに対しては喧嘩腰になったり、ミレーユに抱きつかれ顔を赤らめるなどウブな場面もある。
 
最初は剣すらも抜いたことがなかったが、【せいれいのかんむり】を取りに行った際、大穴の向こうに「幻の大地」を見たこと、山の精霊からお告げを聞いたこともあり、旅立つことを決意する。
その旅を通じて精神的にも成長していき、誰もが認める勇者へと成長していくことになる。
 
最初から背負っていた【はがねのつるぎ】は今まで一度も抜いたことがなかったが、【ちんもくのひつじ】との戦いの際、無我夢中の中抜刀して撃退した。
その後、不慣れながらもハッサンのアドバイスも受けたこともあり、徐々に使いこなせるようになっていく。
真ムドー戦の際に鋼鉄の剣が折れ、その際に剣の柄からレイドックの家紋を見つけたことからレイドックの王子であることが判明。
家宝である【はじゃのつるぎ】を引き継ぎ、最終的に破邪の剣を地金とした【ラミアスのつるぎ】を手に入れている。 
転職は最初から勇者の道を歩むことになり、ライフコッドのイベントではライデインを使えるようになり、その後はアストロンやギガスラッシュ、ギガデインと勇者の呪文を覚えていくことになる。
【ムドーの島】では消耗を抑えるために率先して前に出たり、【グラコス】戦では【マーメイドハープ】を用いた戦術を思いついたり、【ヘルクラウド】戦では魔法で上昇気流を起こすことを思いつくなど、行動力だけでなくかなり機転のきくリーダーでもある。
 
妹の名前は【セーラ】。かつて、将来的に魔族にとっての脅威となるボッツを葬り去らんとレイドック城が魔物に襲撃されたことがあり、応戦したボッツが魔物の剣を折った際、運悪くその剣の破片がセーラに直撃してしまい死別している。
 
現実のライフコッドにいたボッツの実体は幼少期より父や兵士長に鍛えられていたため、今まで長い旅を続けてきた夢のボッツが驚くほど強いのだが、前述のとおり自身の過失が妹の死に繋がったという自責の念から、戦うことにトラウマを抱えており、ライフコッド襲撃の際にも積極的に戦おうとはしなかった。しかし、夢のボッツやターニアの説得により夢の体と融合、それを乗り越えることとなる。
原作では融合後は王子としての人格は中途半端なものになっていたが、本作でははざまの世界に落ちてしまったトム兵士長を立ち直らせる為に毅然とした声と台詞回しで叱責し、レイドックの紋章入りの書簡をその場で作成し、見事に立ち直らせるという王子らしい振る舞いも見せている。
 
ラストシーンでは夢の世界に帰ろうとしたバーバラに想いを伝え、引き留めたため、世界が平和になった後は現実世界に残った彼女と一緒にレイドックで暮らしている。
また、ダークドレアムを倒しに行く際のシーンではラミアスの剣は再封印したのか持っていなかった。
 
なお原作と髪の毛の色が少し違っており、青色ベースだが、前髪辺りが部分的に紫色となっている。

小説版

先述の通り名前はイザだが、本名というかフルネームは「イズュラーヒン」という発音しにくい名前となっており、作中でも「舌を噛みそうな名前」だとつっこまれている。
 
実体はムドーに敗北後ライフコッドに飛ばされ、ターニアの世話を受けていた。
ライフコッドにいる実体は、読者にわかりやすくするためかイーザと呼ばれている。
「ムドーに敗れたのは王子育ちゆえに男として何か足りなかったからではないか」という思いを抱えており、それを汲んだゼニス王の計らいで夢の世界のイザはターニアの兄の田舎青年という境遇になっていた。
なお小説ではハッサンの石化の方が例外的なケースではないかと考えられており、イザもミレーユも実体は独自に活動していたとされている。
 
漫画版とは異なり、ミレーユを異性として意識しているような描写がある。

DQ9

再登場したムドー、デスタムーアを倒すこと(or期間限定でWi-Fiショッピング)で、彼のコスプレ装備が手に入り、コンプリートすると、「【幻の大地】」の称号がもらえる。
コスプレ装備の名前は全て「レイドックの○○」だが、称号の説明はライフコッドの勇敢なる青年である。

いたストSP

DQ6から唯一の出場。(テリーはDQMからの出演となっている。)ゲーム中での髪色は紫になっている。
スフィアバトルトーナメントの大盗賊カンダタコースをクリアすると出現する。
他の主人公キャラと同じく、プレイヤー専用コマとしての登場なのでセリフは一切ない。
スフィアバトルにおける職業は勇者。

DQMB2

「勇者レック」の名前が初めて使用された。
【スペシャルカード】【ビッグバン】【ミラクルソード】で登場。
天空シリーズ繋がりか、基本的に【てんくうのつるぎ】を持っている。
【とどめの一撃】【ジゴデイン】

スマブラSP

最後のきりふだ【ギガスラッシュ】に歴代主人公のひとりとして登場する。

クロスブレイド

第4弾で【ギガレア】として登場。

シアトリズムDQ

プレイヤーキャラクターのひとりとして登場。初期職業は【勇者】で、ラミアスの剣(リメイク版)を装備している。
なぜか全キャラクターの中で最も幸運のステータスが高い。
前述のように、むしろ彼自身は不幸ともとれる旅路を送っているのだが……

DQRA

真2弾カードパック「そして伝説は高らかに」で登場。
コスト1の英雄カードで、声優は前述の通り関智一。

レベル1 コスト0 いつか見た光景
自分の手札から熟練度を持つカードを1枚選び、その熟練度を+1
選んだカードの熟練度が1以下なら代わりに+2
レベル2になるときカードを1枚引く

レベル2 コスト0 呼び覚まされし記憶
熟練度を持つカードを自分が使用した後、味方リーダーのテンション+1
この効果は条件を満たすと自動的に発動する

レベル3 コスト2 未来を信じて
カードを1枚引く
その後手札から熟練度を持つカードを1枚選び、その熟練度を+2

真2弾の新要素「熟練度」を軸に戦うコンセプトの英雄。
熟練度をテンションだけで高めるのは限界があるので、熟練度カードをメインで扱うなら必須の英雄といえるだろう。熟練度の強化は1回につき1枚限りなので、選択を誤らないようにしたい。
ドロー付きなのもポイントで、熟練度カードの確保はもちろんのこと、単純に気軽なリソースにも使えるのも嬉しいところ。

ドラけし!

DQ6イベント「ふたつの世界とムドーの幻」の後半に実装された勇者レックピックアップドラポンから排出され、イベントの後半で限定ドラポンが実装されたのはこれが初。
星5の青属性で、攻撃力は最終的に300を超え、スキルは菱形の範囲を攻撃する物理攻撃「イビルブレイカー」。
イベント特攻と相まって赤属性のムドーに効果大。