概要
DQ6に山ほど登場する【デビルアーマー】系ボスの1人。
左右が金と黒に別れた豪勢な鎧を着込んでおり、後のシリーズに現れる【マジックアーマー】と同じ姿をしている。
DQ6
デスタムーアの右腕【アクバー】の配下で【牢獄の町】の兵団長。
英語版での表記はZozagel。
アクバーの部屋の警護をしており、兵士の服を着ている状態でも彼に追い返されてしまう。
ストーリーを進めるには彼と必ず話さなくてはならず、彼の尊大な態度を確認できる。
その後、処刑を阻止しようと反抗した主人公らを鎮圧するため、同僚(?)と思しき【ドグマ】を引き連れて現れる。
ステータスはHP3500、MP0、攻撃力250、守備力200、素早さ105、EXP1000。
1~2回行動し、【さみだれけん】・【まわしげり】・【しっぷうづき】・【かえんぎり】・【ドラゴンぎり】・【メタルぎり】と、6種類の物理系特技のみで攻めてくる。
攻撃力が高く、特にさみだれけんやまわしげりは結構キツい。兵団長の名に恥じない強さと考えていいだろう。
だがそれ以上にドグマの【メダパニ】や【ザラキーマ】が危険すぎるので結局印象が薄い。
さらに戦闘開始から6ターン目にドグマの【ムラサキのひとみ】で全員麻痺してしまうため、普通は勝てない。
反乱決起後のアクバー討伐の際には、ドグマ同様ぶどう酒で潰れている。
アクバーの部屋の近辺で眠りこけており、話しかけると目を覚ましてドグマ抜きで再戦ができる。
ステータスや行動は一切変わらないが、厄介な相方という最大の懸念材料が取り払われた。
ということで【スクルト】は掛け放題。相手の行動は物理攻撃だけなのでこうなればもはや敵ではない。
それほど強いわけでもないが、報酬が多いわけでもないのでいちいち戦う必要はないだろう。
先に潰れている姿を目にするであろうドグマとは違い、こっちは話しかけたらそのまま戦闘に突入してしまうので、その点は注意。
面倒な場合は話しかけずに無視してしまっても問題ない。その場合もアクバーを倒すと他のろうごくへい達もろとも消滅する。
リメイク版では倒した後に仲間会話が聞けるが「ドグマがいなければこんなもんか」などと言われている。
総じて扱いとしてはドグマのおまけ。最初から最後までどこか小物感すら感じさせるゾゾゲルであった。
小説版
実に意外なことに【ゲバン】が正体。敵の武器を用いて斬りかかった【ソルディ】に倒された。