概要
【ドラゴンクエストの楽曲】の一つで、DQ9のラスボス専用曲として登場したもの。
ラスボスに相応しい非常に勇壮な曲調であり、どことなく昭和の特撮劇伴を思わせる。【おおぞらに戦う】や【勇者の挑戦】のように、敵の恐怖感や威圧感というよりはそれに立ち向かう味方側のイメージだろうか。
【すぎやまこういち】によると、DQ9のラスボスのイメージを聞いてそれに合うような曲を持っていったら、「ラスボスのイメージを変更しました」と後出しジャンケンのごとく言われ、仕方なしに作り直してできたのがこの曲なんだとか。
こんないきさつがあって、すぎやまは「『DQIX』で大きくひっくり返ったのは、ラスボスの曲」とコメントしている。
ちなみに、「最初につくった曲は大事にとってあります」とのこと。
DQ9
【堕天使エルギオス】との最終決戦でのBGM。なお第1形態では通常のボス戦のBGM【渦巻く欲望】となる。
【序曲IX】と【天の祈り】のメロディが組み込まれており、特に『天の祈り』は【天使】としての最後の任務であることをプレイヤーに自覚させ、最終決戦の雰囲気を盛り上げる。
この『天の祈り』のメロディの部分では、ゲーム版と交響組曲とで入るタイミングが違う部分がある。
DQ10オンライン
派生ツール「おでかけモシャスdeバトル」の【バルザック】戦でこの曲が利用されていた。
その後、堕天使エルギオスの本編登場に伴い、ゲーム中でも流れるようになった。
本編シナリオでもVer6のラスボス戦で使用あり。
特にDQ9との繋がりを感じさせる当シナリオのクライマックスとしての起用であった。
詳しくはこちらを参照。
バトルロード2レジェンド、バトルスキャナー、スキャンバトラーズ
原作通り堕天使エルギオス戦で流れる。
ライバルズ
原作とは違い第一形態でだが、「エルギオス」登場時に流れた。
ウォーク
メガモンスターの堕天使エルギオス戦で流れる。
ユア・ストーリー
終盤でまず【ヘンリー】たちが援軍として駆けつけてきた場面でイントロのみ使われ、その後は【敢然と立ち向かう】に続けられた。
その後、リュカと【ゲマ】との一騎打ちのシーンで、イントロと後半部を繋げて使われた。