【主人公(DQ5)】

Last-modified: 2026-05-12 (火) 14:01:19

パーティメンバー:DQ5
【主人公】―【ビアンカ】【ゲレゲレ】【フローラ】【男の子】【女の子】【ヘンリー】【サンチョ】【ピピン】(―【デボラ】

概要

【ドラゴンクエストV 天空の花嫁】【主人公】
PS2版DQ5制作時に制定された公式名【アベル】
外伝では【伝説の魔物使い】(伝説のまもの使い)という呼び名で登場している。
父は【パパス】、母は【マーサ】

前作までの主人公は【勇者】と呼ばれていたが、今作ではシリーズ初の「勇者ではない主人公」である。
1990年11月10日発売の【週刊少年ジャンプ】でのDQ5の第一報とともに【鳥山明】によるイラスト(青年期)が初公開。
それまではDQシリーズの主人公全般を指して慣例的に「勇者」と呼ぶことが多かったため、初公開されたときの見出しには「新勇者(?)発見っ!!」と書かれた。

今作では主人公の【性別】が再び男に固定となった。
前作では性別を選択できたものの、結局メモリの関係で男女異なる台詞を入れることはほとんどできず、それならば最初から決めてしまおうということでこうなったという(『ファミコン通信』1990年26号)。
もし仮に今回女性の主人公を選べたとすると、台詞どころか物語そのものまで大きく変更しなくてはならなくなってしまうため、この決断は必然とも言える。  
 
一国のにして伝説の勇者の父親であり、さらには自身も伝説の【魔物使い】の肩書を持つというとてもすごい人。
だがその輝かしい肩書きとは裏腹に、その人生はかなり波瀾万丈に富んだものである。
詳細は後述。
 
小説版CDシアター【ドラゴンクエスト ユア・ストーリー】での名前はいずれも「リュカ」。
 
『週刊ファミ通』 2012年8月9日号のDQ10発売直前企画での「好きなキャラクター」ランキングでは第5位で、歴代主人公の中ではDQ3に次ぐ2位。

容姿

作中で幼年から青年に成長することから、幼年期と青年期のイラストがそれぞれ別に用意された。
幼年期・青年期ともに、クールな印象だった前作主人公の男勇者とは対照的な黒髪に黒い瞳の穏やかな顔つきで、紫のターバンとマントを纏い、幼年期は薄緑色、青年期は左側の胸元が露出した白い衣装を身に着けている。
 
また、イラストではこれまでの歴代主人公の定番装備である剣と盾ではなく樫の杖を装備している。
剣が一般的なRPGで専用装備が鈍器な主人公は珍しい。
バトルロードビクトリーのオープニングなどで歴代主人公が集う演出があるが、DQ本編をやっていないと彼だけ得物が杖であることに驚かれる場合も。
 
幼年期から青年期まで一貫してターバンを巻いた姿であるため髪型はわかりづらいが、4コママンガ劇場などの各種派生作品では、SFC版の頃に前髪をぱっつんと切り揃えていたこともあり、いたってシンプルな黒髪の長髪として描写されることが多い(父や息子のような逆立った髪型で描かれることは少ない)。
ちなみに幼少期は髪を下ろしていたが、青年期はパパスと同じく後ろで一つに縛っている。
 
リメイク版以降は髪と瞳の色が若干薄く描かれるようになり、前髪もぱっつんではなくなっている。
幼少期のイラストがSFC版より更にあどけない風貌になったのに対し、青年期の方はこれまでの経験が反映された勇壮な顔つきになっている。
 
彼について語る登場人物たちの台詞から、端正な容姿の持ち主であることが伺える。
彼に見惚れたり、一目惚れしてしまう女性もモブキャラ・名有りキャラ問わず多い。
特に「瞳」が他者を惹き付けるようで、彼に見つめられると人も魔物も妖精も魅了されてしまう。ある意味魔性の人物。
唯一彼を「小魚みたいな顔」と貶しているように思われた【デボラ】も、実際には一目惚れをしていたことが妻となった彼女から終盤に明言される。
 
【召使い】【サンチョ】曰く、主人公は母のマーサ似らしく、リメイク版での【鏡】に映った姿を見たときの幼年期の彼の「父には似ていないような気がした」という反応から、自身もそれを自覚しているようである。
また、幼馴染みの【ビアンカ】からは一緒に鏡に映ったときに「男の子なのにけっこうかわいい顔してる」と言われてしまう。
だが、そんな彼も青年期には鏡に映った自身の姿を見て「父の顔を思い出そう」とする。
この頃の彼は父に負けず劣らず苦労を重ねて体つきも逞しく成長しており(それでも【公式ガイドブック】などの集合イラストを見る限りだと、身長・体格ともにパパスの方が一回り大きいのだが)、ビアンカやサンチョなどの幼年期を知る仲間からは、顔ではなく佇まいそのものに対して「パパスに似てきた」と言及されるようになる。

DQ5

本作の主人公。
【名前】はかな文字4字以内でプレイヤーが付ける。
今作(SFC版)で初めてカタカナが使えるようになるなど、命名規則が変更された(【名前】の頁を参照)。
 
リメイク版の【仲間会話】では、全て彼に対して話しかける形となっているため、DQ4と異なり、主人公抜きのパーティでは台詞を見ることができない形に戻ってしまった。
 
歴代の主人公と同様、基本的には【はい/いいえ】以外しゃべることはほとんどないが、【サンタローズ】でのイベントにより、幼年期と青年期の彼の台詞の両方を見ることができる。
幼年期は年相応に元気で、青年期は爽やかな感じの口調になっている。
 
物語の開始時、サンタローズの自宅で再会したビアンカの発言から、6歳であることが分かる。
これは(人間種の)歴代の主人公および仲間となるキャラクターの中では最年少(派生作品では、DQM2【イル】もそれに匹敵するくらい幼いと思われる)。
その幼さゆえ、まだ字が読めない
立札や本棚を調べても「字が読めなかった」とメッセージが出て内容を理解することができない。
 
その後、10年以上(リメイク版では10年)の時間の経過を経て、青年期前半の開始時、少なくとも16歳以上となる。
次に、妻が誘拐されたときにサンチョが「20年前(マーサが誘拐された時、つまり主人公が生まれた直後)と同じ」と言うため、この時点で20歳、さらにまた8年という時間の経過を経て迎えた青年期後半の開始時から妻を取り戻すまでに、2年の歳月を要している。
 
青年期の年齢は正確には明らかにされていないが、最終的にはおよそ30歳ということになる。
ナンバリングの主人公としてはダントツで最年長である。
とはいえ石像になっている間、精神的には8年分の歳を取っていると思われるが、肉体的な加齢は止まっていた事を考えると身体的年齢は22歳程度ということになるので、事情を知らない人々からは2児の父親とは思えない位若々しく見えているのであろう。
 
【妖精の村】【老人】

「たしか この前 人間が来たのは 20年くらい前じゃったな……。
「なんと! お前さんが あの時の子供かっ!? 大きゅうなったのう……。

と言っている。
 
余談だが、彼の習得呪文がDQ4の【ミネア】と大部分で被っているため、彼女の子孫ではないかという説がある。
しかし、主人公の子供たちが両親のどちらともそこまで習得呪文が被らない点を考慮すれば、この説はあまり信憑性があるとは言いがたい。
 
リメイク版ではビアンカを妻に選び、青年時代前半の【チゾット】の民家にいる子供に話しかけた後に彼女と話すと、「(子供の頃は)ニンジンが嫌いだった」ことが判明する。
更に青年時代後半にはサンチョからも「好き嫌いが多くて料理が大変だった」と言われる。
その上妖精の村では、同じくサンチョからパパス共々歌や踊りなどの芸術方面に疎いことが明かされる。
 
現在DQ史上では数少ない、【結婚】システムをひっさげた主人公である。
2人(DS版以降は3人)いる花嫁候補のいずれかを選ぶかで双子の髪の色が変わる。
 
また、シリーズを通しても非常に珍しく、生誕シーンがある主人公でもある。
この時や双子の誕生シーンなどでは赤ん坊の声が聴けるが、これは本物の赤ん坊の声を録音して流しているものである(公式ガイドブックより)。

幼年時代

幼い頃から【父】とともに旅をしていた。母は産まれてすぐに亡くなったらしい。
6歳の頃、長い航海の果てに【ビスタ港】へ到着し、サンタローズの村に帰還する所からゲームは始まる。
 
【アルカパ】に戻ったビアンカとともに、ネコ(【ベビーパンサー】)を助けるために【レヌール城】のお化け退治をするのが実質的な最初の冒険となる。
 
その後、助けたベビーパンサーとともに【妖精】【ベラ】の頼みを受けて、妖精の村で長を務める【ポワン】と出会い、【はるかぜのフルート】を取り戻した後に「大人になったとき、必ず力になる」と約束される。
 
しかし【ラインハット】ヘンリー拉致事件に関わったことがきっかけで、【ゲマ】に人質にされてパパスが【ジャミ】【ゴンズ】に倒され、目の前でゲマに焼殺される(この時父の最期に、死んだと聞かされていた母が生きていることを知る)。
そしてその後は数々の不幸が降りかかる人生を送ることになる(後述)。

青年時代前半

【ヘンリー】とともに送りこまれた【大神殿】にて、10年以上(リメイク版では「10年」と明記されている)奴隷として過ごす。
すっかり青年へと成長した頃に【イブール】の怒りを買い奴隷となっていた【マリア】をヘンリーとともに【ムチおとこ】から救い、彼女の兄である【ヨシュア】の協力により神殿から脱出する。
 
ちなみに幼少期は文字が読めず、しかもそこから今まで奴隷として過ごしていたにも拘らず、なぜかこの時点で読めるようになっている。
暇つぶしがてらヘンリーから習ったのだろうか?
小説では元学者の奴隷仲間に頼み込んでこっそり色んな事を教わっていた、CDシアターでは主人公に可能性を感じた奴隷仲間達が武術・呪文も含めあらゆることを教えたというエピソードがある。
 
また、幼年時代に使っていた装備もヨシュアに持ち出されて帰ってくるのだが、10年も放置された道具が劣化もせずに使い物になる点はかなり不可思議。
特に防具はサイズの観点からもツッコみたくなるが、本作では大人と子供どころか巨大モンスターとも鎧を使いまわせるのであまり気にしてはいけないのかもしれない。
 
また青年時代からは、【モンスターじいさん】に見出されてモンスターを仲間にするという能力を発揮するようになる。
具体的には戦いによってモンスターの邪気を抜き取っているとのこと(SFC版取扱説明書より)。
ちなみに劇中でもモンスターが人間になつくかどうかの理由として邪気の有無が関わっていることについて言及した人物がいたりする。
 
壊滅状態となった故郷サンタローズの【洞窟】で、父の遺した【手紙】を読み、手紙とともに安置されていた【てんくうのつるぎ】を携えて【伝説の勇者】を探す旅へと出る。
 
ヘンリーの祖国であるラインハットの救出後は船に乗って海を渡り、【魔物のすみか】でかつての相棒の【キラーパンサー】と劇的な再会をする。
 
そして旅の途中に立ち寄った【サラボナ】で、【てんくうのたて】を所持する大富豪の【ルドマン】の娘である【フローラ】との出会い(リメイク版以降は再会)を果たす。
この直後に【山奥の村】でビアンカとも運命的な再会を果たし、その2人(DS版以降はデボラも含めた3人)のいずれかと結婚し、ルドマンからてんくうのたてを受け取る。
 
その後、伝説の勇者の墓を祭る【テルパドール】では、【てんくうのかぶと】を装備出来なかったことから、自身が伝説の勇者ではないことがはっきりするものの、女王【アイシス】から、父パパスが【グランバニア】の国王であった事実を聞かされ、故国であるグランバニアを目指す。
 
長旅の末、グランバニアにたどり着いた彼は、サンチョと再会し、王位に着いていた叔父の【オジロン】から譲位され、自身が王に即位する。
さらに、同時に最愛の妻との間に双子が誕生し、幸せの絶頂を迎える。
 
だがその直後、グランバニア凋落を狙う魔物の計略として、妻がさらわれてしまう。
妻の救出に向かい、父の仇の1人であるジャミと相対。
そこで妻は天空の勇者の子孫であったことが判明するが、同時にジャミの魔力によって(PS2版、DS版、スマホ版ではゲマによって)、妻ともども石にされてしまう。

青年時代後半

そして幾年月が流れる。
成長した双子の【男の子】【女の子】によって石化を解かれ、息子が天空の勇者と知る。
再開した旅の中、母マーサの故郷である【エルヘブン】で、母が魔界で生きているということを知る。
 
ルドマンのとある依頼で、【見はらしの塔】で魔獣【ブオーン】を倒す。

その後は【天空城】を再び浮上させるため、かつて訪れた妖精の村でベラやポワンと再会。ポワンから【妖精の城】に行く方法を聞き、【ようせいのホルン】を使用して城に辿り着く。
その後、【妖精の女王】力を借りて、天空城を浮上させることに成功する。

さらに【マスタードラゴン】を復活させるため【ボブルの塔】に行き、父の仇のゴンズを倒し、ゲマと再度戦う(リメイク版では完全に倒せない)。

人間の姿から戻ったマスタードラゴンの力を借り、かつて自らが奴隷として労働を強いられた大神殿で、母になりすましていた【ラマダ】と教祖であるイブールを倒す。
イブールを倒したことにより、ようやく石像にされたまま生き別れとなっていた妻と再会し、保管されていた【てんくうのよろい】を入手する。
 
そして母を助け出すため魔界へ乗りこみ、リメイク版ではエビルマウンテンでゲマとの最終決戦を行い、大魔王【ミルドラース】と戦う。

数々の不幸

とにかく不幸に見舞われる人物であるといえる。

  • 【母が魔物に攫われる】
    彼はまだ物心無いゆえこれを気負っていることもなく、ここまでならよく使われそうな話ではある。
    だが、これは彼の不幸の始まりに過ぎない。
    …もちろん母を失った件も、すでに重すぎる不幸ではあるが。
  • 【父親を目の前で惨殺される】
    古代の遺跡にて、自身の命と引き替えに、父親パパスが目の前で無抵抗のままリンチされ、挙句焼殺されてしまう(オリジナルではゲマの吐いた炎により、リメイクではメラゾーマの火球により)。
    10にも満たない時期の出来事にしてはあまりにも重い。
    この時、主人公達はゲマに敗れ、ゲームシステム上は【気絶】していたことになるが、パパスが死に際に主人公に語りかけるシーンがあり、のちに主人公とヘンリーがその内容を認識している会話があるため、少なくともパパスが助けに来て殺された時点では意識があった模様。
    いずれにせよプレイヤー目線では「尊敬している父親を」「自身が人質にされたせいで」「目の前で」「散々いたぶられ」「意識があるまま焼き殺される」という行為を目の当たりにする事になる。
    CDシアターでは父の最期を目の当たりにしている。
  • 【10年間もの奴隷生活】
    パパスが殺された後、ヘンリー共々【光の教団】に売り飛ばされ、大神殿建設の奴隷として連れ去られる。
    そこで10年間もの苛酷な重労働を強いられる日々。
    奴隷としては反抗的であった様子。
    唯一の希望は父の遺言の「母は生きている」との言葉。
    何度か脱走しようとしており、一刻も早く自由になり母を探すことを望んでいた。
    奴隷たちの寝床ではムチに打たれる夢を見てうなされていた。
    小説版ではヘンリーがいなかったらすぐに死んでいたであろうと回想している。
  • 【廃墟と化した第二の故郷】
    大神殿の兵士ヨシュアに脱走させてもらい自由になったかと思いきや、第二の故郷サンタローズを親友ヘンリーの祖国であるラインハットに滅ぼされており、帰るべき場所を失う。
    一方でラインハットも荒廃しきっており、ラインハットを復活させることが当面の旅の目的となる。
  • 【村を救ったものの犯人扱いされる】
    ラインハット救出後、パパスの遺言に従い、伝説の勇者を捜す旅に出る。
    この旅の途中、【ポートセルミ】にてある村人から村が魔物に襲われている事を聞き、彼の前金込みの嘆願を聞き入れる形で魔物の討伐へ。
    しかしその魔物は実はかつての相棒【キラーパンサー】だった!
    こうして劇的な再会を果たすも村人には信じてもらえず、【カボチ】では「バケモノ使い」「村をだました」、依頼人からは「アンタを信じたオラが馬鹿だった」など散々罵られ、村人の侮蔑の眼差しを背に再び旅立つ。
  • 【今度は妻が魔物に連れ去られる】
    そんなこんなで色々ありつつも、サラボナでビアンカ、フローラ、あるいはデボラと結婚。
    ようやくこの不幸な主人公にも転機が巡ってきたのか、しばらくは妻と一緒に幸せな旅を続ける。
    道中のテルパドールにて、祖国が大国グランバニアであり、父親パパスが国王を務めていたことが判明。
    長い長い旅路の果てにグランバニアへと凱旋、父親パパスを継いで王位を継承することになり、同時に妻の妊娠も判明。
    そして即位式の最中に出産の知らせが。
    母子ともに健康で、しかも男女の双子。長年の不幸の連鎖を断ち切った!
    ...かと思いきや、子供が生まれたその日、王位継承の宴の夜に、妻が自身の母親のように魔物に攫われる。
    なお、息子達は【グランバニア4階のおばさん】が匿っていたので攫われていない。
    一方小説版CDシアターでは・・・。
    なお前述の通り、この時点で主人公は20歳である。
  • 【妻を取り戻すも、その直後に石にされる】
    母親と同じ悲劇を繰り返してはならないと、家臣の反対を押し切って妻を取り戻しに向かう。
    そうして敵の本拠地【デモンズタワー】に乗り込み、首謀者兼宿敵であるジャミと再会。
    ジャミを倒して妻を取り戻しかけるも、死に際に魔法で二人とも石化させられる。
    そしてトレジャーハンターの二人組に宝と勘違いされ、主人公は競売にかけられたったの2000G(リメイクでは20000G)で売られてしまう。
    そして落札者の家の前に守り神として飾られるが、その家の子供が魔物にさらわれ、八つ当たりを受けて蹴り倒される。
    その後、自分の息子達が助けに来るまで倒されたまま、またもや8年もの歳月を過ごすことになる。石化されている間は年を取らなかったことが救いと言えば救いか。
    この間に意識があったか不明だが、直後にジャミが「その体で世界の終わりを見るがいい」と言い残す(リメイク版ではゲマが「その体で世界の終わりを見つめ続けなさい」と言う)ため、意識がある前提になっている。
    小説版では、石化を解かれる直前の記述から、石化中も意識はあった事が示唆されており、意識がありながら動けない、戻ることができるかもわからない、当然自分で命を絶つ事もできない生き地獄という想像を絶する苦しみの中にあったといえる。
  • 【最愛の妻と離れ離れになる】
    石化解除後は子どもが仲間に加わるものの、妻は違うルートに売られたことで再会はお預け。
    最終的に妻は大神殿にまで流れ着いたため、青年時代後半の最終盤になるまで会えなくなる。
    実際に出会えたのは、主人公の石化が解けて2年後。妻に至っては、夫や子供に10年も会えなかったのだ。
    約10年にも及ぶ歳月のうち、実質一緒に居られたのはサラボナ出発~グランバニア到着まで、妊娠から出産まで考えても1年ほど…短すぎる。
    ちなみに、妻を救出後にグランバニアに行くと、1階にいる大男が「○○○○王妃様が8年ぶりにもどってきたんだ!」と言うので、地味に矛盾している。
    スタッフのミスではなく、ただ単に大男が数え間違いしているだけだと思いたい。
  • 【母親が魔王に殺される】
    主人公の不幸、ここに極まれり
    魔王の本拠地エビルマウンテンで幼い頃からの旅の目的である母親と念願の再会を果たすも、目の前で……

このようにあらゆる悲惨な人生をおくる苦労人である。
作品内での悲劇的なイベントのほとんどは彼、あるいは親族ないし親しい人物に降りかかることになるので、余計にそう思えてくる部分もあるだろう。
この辺りは行先の人々の悲劇や哀愁を見届けることが多い他の作品と比べて対照的であり、シナリオ構築の妙味と言ったところか。
これは魔王の呪いなのか彼自身の力なのかは知る術はない。
 
ただ、最後の最後にはハッピーエンドを迎えており
幼年期~青年期前半も奴隷期間があったとはいえ、子供の頃から成人になる寸前で青春はむしろこれから。
石化も結果的に見れば若いまま子供達と過ごせる等良い方向へ転がっている。
親を目の前で殺されてしまうのは不幸極まり無いが、主人公でも彼だけがそういう目にあっている訳ではなくむしろ更に悲惨な目にあっている【主人公(DQ8)】も居る。
総合的に見ればかなりの幸せ者である。
 
途中までは愛されて恵まれた環境で育ったが全てを失ってほとんど報われないまま話が終わってしまった【主人公(DQ4)】、物語が進むにつれて真の自分を取り戻していく反面、これまでの故郷家族恋人候補も失っていく【主人公(DQ6)】と比べると、最終的には大団円で終わる辺りはシリーズでも屈指の幸せ者だったりする。
 
なお、そうでなくとも彼は不幸と同じくらい幸運に恵まれた人間でもある。
虜囚からの脱出など単純に命拾いしたことを考えてももちろん、愛する人との結婚、さらに妻が双子の出産を経てなお、母子共に健康を保つという奇跡に近いことが起きている。
ファンタジーであるとは言え、帝王切開も輸血もない時代の双子の出産は双方の命に関わる非常に危険なものだったのだ。
とにかくあらゆる禍福を身に受けながら前に進み続けた半生であり、単に不幸というよりは本記概要にある「波乱万丈」という言葉が相応しいだろう。
 
普通に考えれば最大の元凶は、母を連れ去った魔王ミルドラースと考えるのが最も自然なのだろう(リメイク版で女の子が発言する)。
しかし、その魔王自身がDQ史上最も影が薄いと専らの評判のため、あまり憎しみは沸かなかったという人も多いのではないだろうか。
というかゲマの存在感のデカさから、ゲマの方に怒りを向けたプレイヤーも多いだろう。
 
数々の不幸に揉まれながらも、幼少期から青年期後半まで一貫して「優しい瞳の人」という評価をされたり、普通なら懐かないが懐いたり、「優しそうな旦那さん」と言われたり、「優しそうなお父さん」と言われたりと、優しさを強調される場面が多い。
とても人当たりの良い好青年である事が伺える。
リメイク版ではそんな彼が唯一、憎悪を露わにするシーン唯一、仲間に対して怒りを抱くシーンが存在する。
 
ちなみに概要でも述べられているが、DQシリーズ初の「勇者ではない主人公」でもある。
それ故に伝説の武具も装備できず、リメイク版ではヘンリーから「もしかしてお前なら装備できるんじゃないかと思ったんだけど」とプレイヤーの声を代弁している。
ただ、勇者ではないものの、伝説の勇者復活に関して最も重要なポジションにある偉人である事には変わりない。
 
またリメイク版ではてんくうのつるぎを装備こそできないものの【サンタローズの洞窟】で床に突き立った剣を引き抜くことができるのは主人公だけという謎の設定が追加された。
ファンタジー作品でよくある設定は「引き抜ける=装備できる」ものなのだが、引き抜けるのに装備できないのはかなり珍しい。
他のキャラを先頭にして抜こうとしてもあまりに重すぎて誰も引き抜けない。
先に入手してここまで持ち込んだ父パパス・それを受け継いだ主人公・そして伝説の勇者たる息子以外はこの剣を持つことすら認められないということか。
そういう意味では、主人公とパパスもまた「天空の武具に(勇者への伝承者として)選ばれた存在」であるのかも知れない。
また、同じくリメイク版で母マーサから受け継いだエルヘブンの血が勇者誕生の半分を担っていたという設定も新たに追加されている。
 
なお、主人公≠勇者の構図は10まで続き、11にてようやく主人公=勇者の構図が復活した。

小説版

小説版での本名は「リュケイロム・エル・ケル・グランバニア」。
 
エピローグでは、その経緯のためにミルドラース討伐までの彼を「虜囚王」「探究王」と呼ぶ歴史家もいるという。
なお、ミルドラース討伐後の彼は「慈愛王」と讃えられたという。
 
ちなみにラストシーンでの彼は、やたらツヤツヤしていた妻ビアンカとは対照的にどこかやつれ気味だったという。
ゆうべは おたのしみでしたね
なおこの描写を見て「何かの病気にかかって近いうちに死んでしまうんだ!不幸主人公だから!」と勘違いしたピュアな読者もいた様子。

CDシアター

CV:堀川亮(現:堀川りょう)(青年期)、吉田古奈美(幼年期)
 
幼年時代では好奇心旺盛、純粋無垢、正義感の強い少年だが、姉ぶるビアンカに「お姉ちゃんぶっちゃって」と零す背伸びしたがりな年頃で、自分や父親を馬鹿にする王族のヘンリーに対しても物怖じせず向き合う度胸も持ち合わせている。
 
また、サンタローズの洞窟で出くわした【スライム】に友達になろうと接したり、モンスター使いの素質を思わせる場面もあった。
当時はスライムが仲間を呼んで聞く耳を持たなかったが、スラリンを仲間にしたのも同じサンタローズの洞窟である事を考えると、運命めいたものを感じる。
また、未来の自分自身から「どんな事があっても負けちゃダメだよ」と説かれて以来、土壇場の奮起にこれを思い返し窮地を脱した事もある。
 
戦闘ではレヌール城で【おやぶんゴースト】と対峙した際、落とし穴のトラップを発動された瞬間にそれを察してビアンカを助ける、【ゆきのじょおう】に氷漬けにされかけた中上記の台詞で気力を振り絞っただけで氷を破って女王を返り討つ…など、六歳児とは到底思えない脅威の身体能力も持っている。
妖精の世界での戦いを経て技術を磨き、パパスと共にモンスターを倒して成長を褒められるシーンもある。
 
青年時代になると今までの奴隷生活の影響もあってか普段は穏やかで優しげな好青年となるが、ビアンカや仲間モンスター達からは「頼まれたら断れない人」と言われているように、カボチ村でのモンスター退治の依頼やオジロンから王位を譲られた時も断りきれなかったり、かなりのお人好しで押しに弱い一面を見せ始める。
 
その純真な性格故、他人に色眼鏡をかけて接するような事は無いが、魔物使いとしての素質を持っている事もあってか魔物との溝をあまり感じておらず、それ故かカボチ村での一件でスラリンに「どうして魔物だから嫌われるの?」という趣旨の質問を受けた際に「どうしてだろうね…」と濁して答えている。
 
だが単に優しさを履き違えた優柔不断な人物かと言われればそうではなく、自身が決意した事は周囲の反対や批判を受けても押し通す決断力の高さ、サラボナでの嫁選びの際フローラに自身の目的を打ち明けた上で彼女の内に秘めた【アンディ】への想いを指摘し揺り起こす洞察力、親しい存在でもある魔物との戦いに涙する子供達を説き伏せるのではなく、黙って抱きしめその想いを受け止める思慮深さ、要所要所の戦いで的確な指示を出す統率力の高さ…など、母親譲りの能力以上に仲間達をまとめるに相応しい素質も数多く秘めている。
また、父親の仇である光の教団やゲマ絡みになると他の敵には見せない怒りや戦意を奮い立たせる。
 
今までの生活故か飲酒に対する忌避を見せる事もあり、ポートセルミの酒場で酒を勧められた際は愛想笑いで受け流そうとしたり、戴冠の儀式の際しこたま飲まされた時は頭痛に苛まれて「なんで皆酒なんて飲むんだろう」と零したりもしている。
 
双子を授かり名前をつける際、ビアンカに「ボロンゴとかゲレゲレとかはやめてくれよ」と苦々しく釘を刺す場面があり、彼女の斜め上なネーミングセンスについては手厳しい印象を残している様子。
 
…と、長い冒険を通して多くの経験を積み、最終的にはパパスをも越える力を身に付け、一国の王に相応しい器の持ち主に成長していく。

肩書き

時期によって多くの肩書きを持つことになる。

概要で述べられているとおり、外伝作品では【伝説の魔物使い】。詳しくは当該項目へ。

戦闘能力

装備できる武具の種類が非常に多い。
歴代主人公の王道武器である剣系に加え、ブーメランなどの複数攻撃武器も幅広く装備可能なので、両方のタイプの武器を持っておき、相手によって使い分けるといい。
勇者ではないため【天空シリーズ】の武器防具は装備できないが、曲がりなりにも主人公であるため、専用装備である【ドラゴンのつえ】【おうじゃのマント】【ひかりのたて】【たいようのかんむり】は天空シリーズすら凌駕する性能を有す。
 
先述したように、これまでの主人公キャラと一線を画す要素として「キャラクターグラフィックで杖を装備している」という事が挙げられ、【ローレシアの王子】以来の「~の杖」を装備できる主人公である。
初期装備も杖の一種とも言える【ひのきのぼう】で、主人公が旅立ち時に剣を持っていないのはDQ1以来。
ただし、これは次作の主人公にも引き継がれた。
装備できるのは【かしのつえ】【てつのつえ】【いかずちのつえ】【ふっかつのつえ】と専用装備のドラゴンのつえの5種で、杖全体のちょうど半分。
しかし、同時期により高性能な武器を入手できる場合が多く、純粋な攻撃用武器としてまともに役に立つのはせいぜい樫の杖かドラゴンの杖くらいであろう。
 
覚える呪文は、ホイミやキアリー、ザオラルなどの回復系やメガザルなど、仲間をサポートするものが多い。
「最前線に立てて武器攻撃を得手とする僧侶」といったスペックは、不確定要素の強い仲間モンスターのシステムにマッチする。
これは男の子にもある程度の共通性が見られ、パーティを自由に組んでも進行できるバランスに作られている。
中にはレベルアップではなくイベントで覚える呪文も存在する。
イベントによる呪文の習得が登場したのもDQ5が初めてである。
 
攻撃系の呪文としては、バギ系呪文を中心に覚えるシリーズ初の主人公となった。
同時にバギクロスの威力も今作から上昇したため、バギ系の扱いが格段に向上したかと思われたのだが、同時に耐性を持つ敵が多くなってしまい、特に終盤は無効化する敵がほとんどのため、結局は打撃が効率的。
ここで「装備できる武具の種類が非常に多い」というメリットが活きてくる。
パーティーからは当然外せないため、これでバギ系に弱い敵を多くした場合、他の仲間の有用度が下がってしまうためだと思われる。
 
ちなみに、男の子はデイン系、女の子はヒャド系とイオ系、嫁はメラ系とギラ系をそれぞれ極めるため、お互いの穴を埋める形で呪文を習得する(但しフローラはイオナズンを習得する、デボラはベギラゴンしか覚えない等、若干変則的)。
 
パラメータの面ではHPやMP、力が順当に伸びていき、装備できる武器も豊富であるため攻撃力自体もかなり高い。
素早さは高くはないものの大半の敵に先攻できる程度には伸びるため、前作・前々作の主人公ほど鈍足というわけでもない。
クリア後のやり込みで育ち切れば最終的にHPは510、力は255、すばやさも200まで伸びる。
 
【ふぶきのつるぎ】を装備できず最終的な単体火力では男の子に劣ってしまうが、代わりに【はかいのてっきゅう】を装備できるため、雑魚戦での火力では引けを取らない。
すばやさも高すぎないため、【たたかいのドラム】の恩恵も受けやすい。
 
一方で本作の人間男性メンバーほぼ全員に共通する欠点として【みのまもり】がかなり低い。
序盤に加入する仲間モンスターたちの平均と比べて20~30程度低く、市販の最高級品を買い与えても差し引きマイナスになるほど。
攻撃呪文耐性も含め、【スライムナイト】など一部の仲間モンスターたちが異常に打たれ強いこともあり、相対的にかなり脆く感じる。
序盤から中盤にかけては人間キャラが主人公だけという時期が長いことも、この欠点が目立ちやすい理由だろう。
高めのHPでなんとかカバーはしているが、人間キャラにはダメージ系の素の耐性もないためブレスや攻撃呪文でも大ダメージを受けやすく、回復呪文の負担が増える。
 
ただし、SFC版では序盤に簡単に勧誘できて主人公よりも明らかに耐久が上なのは上記スライムナイトぐらいのもので、さすがに【スライム】【ブラウニー】よりは頑丈なので過度に心配する必要はない。
上記の通り、装備品は豊富なので普通にスタメンに耐えうる程度の耐久はある。
ほぼ同等の装備ができるスライムナイトあたりが加入して数値を並べて見るまで、身の守りの低さに気づかなかったという人もいるだろう。
 
また、幼年時代はパパス不在時に主人公が気絶すると即全滅というシステムがあるが、普通程度にレベルを上げていればこの仕様がネックになることもない。
というより、幼年時代の面子ではパパスを除けばなんだかんだで一番耐久力がある。
ブーメランやチェーンクロスを装備させれば敵に先攻して高い攻撃力でバシバシ数を減らしていけるので、ダメージもさほど受けない。
道具欄にやくそうを積んで早めの回復をしながら行軍するとより確実。
リメイク版では多くの序盤モンスターの素早さが適正レベルの主人公では先攻しづらい程度に調整された関係で、ややダメージがかさみやすくなっているので注意。
 
パーティーメンバーの自由度が上がってくる青年時代からは、身の守りや耐性に優れた仲間モンスターも勧誘できるようになってくるので、中盤は彼等に守ってもらうように戦うと安全。
やはり魔物使いは魔物使いらしく戦うべし、ということだろうか。
強力な仲間モンスターがそろっているならば、主人公をスタメンから外して、仲間モンスター達に前線で戦ってもらうという選択肢もある。
ただし、【ニセたいこう】、ジャミ、ラマダ、ブオーンのボス戦は主人公を外すことはできない。
 
隊列の並び替えは可能なので、主人公より打たれ強いメンバーがいるなら自身は後列に下がるといいだろう。
また仕様上、主人公を始めとする人間キャラが強制出撃になるダンジョンもいくつか存在する。
町や城などの施設に入るたびに強制的に先頭に配置される点にも注意(リメイク版では並び替えが起きない町や施設が増えた)。
そもそも本作では【リレミト】の使い手が主人公のみという期間が割と多いので、馬車から切り離されるようなダンジョンでは連れて行ったほうが無難。
 
ダメージがかさんで回復呪文の負担が増えると言っても、その回復呪文の主な担い手は他でもない主人公自身なので、連れていかなければ回復役自体が足りなくなる。
従来作の僧侶が前衛並みに肉弾戦もこなせてリレミトも使えるとなればダンジョン探索のメンバー入りするのは当然だろう。
仲間モンスター勧誘には主人公のレベルの下限値が設定されており、ちゃんとレベルを上げておく必要があるのでなおさらである。
 
なお、主人公と男の子は無料で手に入る専用防具で固めてやれば、物語後半~クリアレベル帯では多くの仲間モンスターを抜き去ってパーティトップクラスの耐久力に躍り出る。
特に青年時代後半は市販防具の価格が急騰して慢性的な金欠に陥る時期なので、身の守りの低さを差し引いても無料で強力な防具が揃うのは大きなメリットとなる。

クリア後も最大レベルまで成長が止まらずにジワジワとほんの少しずつ伸び続けるため、強力な魔界モンスターには及ばないものの、最終的な耐久力はまずまずのレベルに落ち着く。
専用装備もなく、終始脆弱なサンチョ・【ピピン】に比べればはるかにマシである。
 
また、【ほのおのリング】を装備できるため、リメイク版では人間キャラで唯一イオ系に耐性を付ける事も可能である。
パーティに常駐する割には、限界Lv99のメンバーの中ではその上限に達するのが最も早い。
パーティの平均より強くなりやすいため、弱いメンバーの引率役としても活躍する。
 
また、レベル11まで【うんのよさ】一切成長しない。
これは、幼年時代をクリアするときの平均的なレベルであり、今後の彼に待ち受ける運命を反映した形になっている。
まさに細部にこだわった演出と言える。
実はこの演出は前作の主人公と全く同じだったりする。
レベル15以降はレベルアップごとに4~5ポイントと怒涛の伸びを見せ始め、他の人間キャラと遜色なくなっていく。
 
SFC版はうんのよさが状態異常のかかりやすさに影響するため、幼年時代は【すなけむり】【ラリホー】などの特殊攻撃に特にかかりやすい。できるだけ速攻で敵を倒すようにしたほうが良いだろう。
特殊攻撃をしてくるボス敵がいないのが不幸中の幸いか。
PS2版では【呪い】以外には影響しなくなり、DS版以降では呪いが必中となった為、完全に死にステ化。
ただの演出上の数値となった。
 
ちなみに主人公が死亡している状態で町・城などに入ると、「仲間たちが主人公を教会まで運んで蘇生させた」旨のメッセージが出て復活する。
本作では主人公の生涯が重点的にクローズアップされており、主人公抜きでは成り立たないイベントシーンが多いことを考えてのものか。
 
なおこの時、主人公の蘇生費用はしっかり引かれるのだが、所持金がそれより少なくても復活させてくれる(所持金はゼロになる)。
なので先に【預かり所】(リメイク版では【ゴールド銀行】)に行ってお金を減らしておくと節約になる……と言いたいところだが、そもそも預かり所自体町の中にあるので活用するのは難しい。

習得呪文

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さ運のよさ最大HP最大MP経験値
初期11153642400
途中1038211121476283268
2065552245311566249594
3010575345261236120226109
4013493416583305153694517
最大992552001301802425105006376016

耐性

無効(なし)
強耐性ザキ・麻痺、ラリホー、マヌーサ、マホトーン、メダパニ、毒、休み
弱耐性(なし)
無耐性メラ、ギラ・炎、イオ、ヒャド・吹雪、バギ、デイン、マホトラ、ルカニ、メガンテ・体当たり

ユア・ストーリー

CV:佐藤健、大西利空(幼少時)
名前は「リュカ」(英語表記はLuca)。本名は「リュカ・エル・ケル・グランバニア」(ビアンカにプロポーズするシーンで確認可能)。
容姿は原作をベースに、ターバンには赤い線が入り、マントは短め。
ズボンの裾の部分にはパパスやサンチョと共通のグランバニアの紋章が刺繍されている。
杖を持っていた原作に対し、本映画では激戦にも耐えられるイメージにするという理由で【パパスのつるぎ】を背負っており、実際にもそれを装備して戦う。
 
スペックはゲーム版のDQ5主人公に基づいており、ちゃんとストーリーが進むにつれて本家主人公が得意とするバギ系のランクを上げて使っている。
サンタローズを拠点として冒険するため、自身の出産時以外王族設定は見られない。
 
この作品では【天空人】ということになっており、パパスもサンチョもリュカが天空の勇者であると信じて疑わなかった。
サラボナで手に入れたてんくうのつるぎを鞘から抜けなかったことで、ようやく自分が天空の勇者ではないことに気づく。
 
また、青年時代になった当初は意気地なしであり、サンチョに促されて「行けばいいんだろー!」と投げ遣りな言葉とともに仕方なく旅に出たり、ブオーンに対しては尻込み、フローラへのプロポーズする際もガチガチに緊張して結局ビアンカに助けてもらう、という典型的なヘタレ主人公であった。
しかし本心に気付いてビアンカと結婚してからはヘタレ感がなくなり勇ましくなっていく。
 
終盤の核心部分では本作での冒険がVRゲームであったことが明かされる。
この主人公リュカの「中の人」―すなわちプレイヤーは中年くらいのサラリーマンで、少年時代には母からの誕生日プレゼントに買ってもらったSFC版DQ5を、さらに青年期にはPS2版DQ5をプレイした経験を持つ。
VRゲームの開始前には、「いつもDQ5ではビアンカを選ぶから今回はフローラを選ぶ」と自己暗示をかけ、それが「じこあんじプログラム」としてセットされるも、結局最終的にはNPCの【占いババ】に影響されてビアンカを選ぶことになった。

DQ6(リメイク版)

【デスコッド】を「遠い未来の世界」にすると登場。
名前は「アベル」。
ちなみにビアンカ・フローラ・デボラもおり、ビアンカとフローラは息子や娘と一緒の時間を過ごしており、デボラ親子も同じ建物の中にいる。もしかして三人全員娶ったのだろうか
 
彼が主人公に話しかけた時の「あなたのご両親はお元気ですか?」、「元気なのでしたらどうかご両親を大切にしてあげてください」という発言は、本編でのゴールドオーブイベントを彷彿とさせる。
 
また【サンマリーノ】に、名前こそ公式名と違えど、彼の人生と酷似した手記が置いてある。
天空三部作の時系列は6→4→5なので、偶然同じような境遇の男性がいたということだろうか。

DQ9

再登場した【ミルドラース】を倒す事で、彼のコスプレ装備が手に入る(期間限定でWi-Fiショッピングでも入手できた)。
コンプリートすると、キラーパンサーを従えた伝説の魔物使いにちなんで「【天空の花むこ】」の称号がもらえる。
【ひかりのたて】以外の装備品も手に入るので、王らしい姿にすることもできる。

バトルロード2

【スペシャルカード】の「ドラゴンオーブ」、「王者のマント」で登場。
【とどめの一撃】【モンスター呼び】
 
また、4章以降こちらの魔物使いのレベルが99の時に、上級職である【モンスターマスター】になるためのダーマの神殿チャレンジバトルの対戦相手として登場する。このときの名は「伝説の魔物使い」。
お供に【スライムナイト】の「ピエール」と【キラーパンサー】の「ゲレゲレ」を連れている。
彼らのHP以外の能力値や技は各モンスター達の当該項目を参照。
 
伝説の魔物使い個人のステータスはHP:755 ちから:28 かしこさ:80 みのまもり:50 すばやさ:18。ここに相性補正でHPが+150、すばやさ以外の能力値が+25される。
チーム全体のHPは2777。これは相性適用後の数値である。
技は「ドラゴンの息」と「まものならし」。
前者はマスタードラゴンを呼び出し、上空から敵全体に灼熱属性のブレス攻撃をさせる。
後者は敵1体をなだめて行動不能にさせる。何故か魔物ではない人間にまで効いてしまう。また、個別の状態異常なので、専用の耐性が影響する。
 
普通のライバルチーム同様に【SPカード】【とどめの一撃】を容赦無く使ってくるので、それぞれ対策が必要になる。特にとどめの一撃に関しては、こちらは魔物使いなので【つばぜりあい】を仕掛けられないので注意。
逆に言えば相手からつばぜり合いで【ゆうき】を減らされることがないため、3ターン目に【光の玉】or【進化の秘法】を使えばあっさり終わってしまったりもする。
 
なお、ジョーカー2の初回特典版にレジェンドヒーローカードとして付属しており、こちらも使用可能となった。

スキャンバトラーズ

「伝説のまもの使い」の名前で【スペシャルチケット】ドラゴンオーブ、グランホーリーブレードの使用者として登場する他、【まじんのかなづち】でもデボラとともに登場。

シアトリズム

プレイヤーキャラクターのひとりとして「伝説の魔物使い」の名前で登場。
公式イラスト同様にかしのつえを持っており、初期職業は「まもの使い」。
 
基本的に全てのステータスが安定して高いが、うんのよさが34人中最低なのが泣かせる。
また、原作での設定に則って勇者への転職適正を持たない。

ヒーローズ1

彼本人は登場しないが、ダウンロードコンテンツのサブストーリーでビアンカとフローラが彼の事をアクトとメーアに話すシーンがある。

トレジャーズ

お宝に【主人公の像(V)】が登場。

いたストSP

プレイヤー専用キャラとして登場。
スフィアバトルでのデフォルト職業は商人。
DQ主人公キャラの中では唯一勇者ではない。
 
本編の時と服装が異なっており、上半身は裸で下半身に【かわのこしまき】の、パパスを彷彿とさせる衣装を身につけ、紫のマントをまとっているのが大きな特徴。

クロスブレイド

「伝説のまもの使い」名義で【ギガレア】として第5弾に登場。
 
必殺技は「スカイブレード」(必殺技時に装備しているのはパパスのつるぎ?)。
スキルは2~4R中は百獣属性が付加される「魔物たちの友」と
1~2R自分ターンに百獣属性が多いほど百獣の攻撃力を上げる「不思議な瞳」。
 
一時的とはいえ他の属性を付加できる、つまり仲間の百獣属性の強化効果を受けられるユニット。
特にマイ勇者アクセの獣王のかんむりや百獣魔団長クロコダインなどの恩恵に預かれるのが大きい。
なので光属性で固めるよりは百獣属性で固めた方がいいかもしれない。

星ドラ

オープニングムービーにて、DQ10までの主人公達や息子・娘とともに登場。
また、天空シリーズ常設イベント「天を翔ける黄金竜」内でプサンからは勇者の父として言及されている。
DQ5イベント等では彼のコスプレ装備一式を入手可能。
 
後にユアストーリーの上映が決まった際は、映画公開を記念して「映画主人公」名義のコスプレ装備が配布された。
こちらはユアストーリー独自のデザインをしており、ゲーム版と区別されている。

ウォーク

2021年9月12日開始のDQ5イベントに登場。
ログインボーナスで、彼のコスプレ装備を入手できる。
 
…登場というよりは、DQ5の世界に来るにあたってプレイヤーが幼少期の彼の姿・立場になった、といったほうが正しいか。
プレイヤー達は彼の壮絶人生を体験することとなる。
 
役目を果たしたプレイヤーはエンディングでようやく元の姿に戻る。
ではこれまで姿・立場を借りていた「彼」のその後はというと…なんと、いま産まれようという場面
両親に名をさずかり、彼の人生はこれから始まることとなる。

ドラけし!

「パパスの息子」

DQ5イベント「父パパスとの旅路」で幼少期の彼が「パパスの息子」名義で登場。
ドラけしは期間限定のパパスピックアップドラポンから排出される星4紫属性で、スキルは横長の長方形範囲を攻撃する【クロスカッター】
イベントストーリーの最後は原作通りゲマに拉致及び奴隷にされ、10年の月日を経て成長するのだが「この先はラクガキで記録が読み取れない」という形でイベントが終わる。

「伝説のまもの使い」

その後のDQ5イベント「天空の花嫁と魔界の王」では成人版が登場。ログインボーナスで入手できる。登場しているナンバリング主人公では唯一の非ガチャ産。
星4の黄属性で、スキルは起点周囲と動かした向きか上向きの離れた長方形範囲を物理攻撃する「まものよび」。
編成に入れてブオーンとけしコン!すると50アピールポイント獲得。

「伝説のまもの使い+」

12月8日には錬金素材である「太陽王の装束」がけしコン!大魔王ミルドラースの報酬として追加され、それと錬金すると太陽の冠、王者のマント、ドラゴンの杖を装備した「伝説のまもの使い+」になる。
星5の黄属性で、HPと攻撃力が大幅に向上。
スキルも「まものよび+」になって威力が上がるのだが、花嫁と息子には敵わない。
それでもけしコン!大魔王ミルドラースで編成に入れていると300ptを獲得できる。
属性では等倍なので、半減の嫁二人よりは勝る。
スライド方向とはいえ、位置が起点よりかなり遠いので通常ステージではやや当てにくくて使いにくいが、巨大敵相手では非常に有利。黄色故に半減もされないので、低レベルでの周回にうってつけ。

「幼馴染のふたり」

上記イベントの復刻版で実装。
幼少期の主人公とビアンカのペア。
イベント限定ドラポンから排出される星6緑属性で、スキルは広い×字の範囲を3回呪文攻撃する「おばけ退治」。
その攻撃数からギミック破壊と連鎖がしやすい。
けしコン!悪漢コンビ戦では250pt、邪教の使徒ゲマ戦では750pt獲得。
強敵邪教の使徒ゲマ戦では効果大。

「謎の青年」

上記イベントの復刻版で実装。
ひかるオーブとゴールドオーブをすり変えた未来の主人公で、ドラけしには杖とゴールドオーブが付いている。
強敵邪教の使徒ゲマLv.90の報酬である星5緑属性で、スキルはブレス防御を下げつつ少し広い円形範囲をブレス攻撃する「黄金竜のしゃくねつ」。
けしコン!邪教の使徒ゲマ戦では250pt獲得。

タクト

「伝説のまもの使い」名義(名前変更可能)。
3周年記念キャラクターとして真・DQ5イベントで登場。
SPスカウトも開催された。
英雄系Sランク。
 
プレイヤーキャラクターとしては初の増援召喚持ちであり、英雄系としては初にして今でもなお希少な息特化アタッカーと初物づくしなキャラクター。
 
まもの使いの名に恥じない特技「なかまよび」でスライムナイトの「ピエール」、【ゴーレム】の「ゴレムス」、【キメラ】の「メッキー」の中から1体だけ召喚できる。
ピエールはヒャド系の物理アタッカー、ゴレムスは仲間を庇う壁役、メッキーは回復技とバギ系呪文を使うサポート役で、いずれもAランク相当のステータスを持つ。
その他特技はいずれも息技で、必殺技もマスタードラゴンを召喚して放つバギ系の息技「マスターブレス」となっている。
 
ストーリーイベントでは死んだはずの父パパスとの共闘が実現。セリフこそないが、生存を知った時は盛大に驚いていた。

スマブラSP

最後のきりふだ【ギガスラッシュ】に歴代主人公のひとりとして登場する。
また【主人公(DQ3)】の6Pカラーは彼を模したものと思われる。
 
ドラゴンクエスト11S公式生放送によるとまず最新作の11主人公を出すことから始まり、桜井政博がどうしても出したかった3主人公、欧米でもヒットして海外知名度が高い8主人公まで出すことが決まって、人気の高さから考えると5主人公の出演も考えたが、杖のイメージが強い彼に剣を持たせるのはどうなのか、ということで没になり、最終的に4主人公に譲ったとのこと。

ドラゴンクエスト4コママンガ劇場

質問の初出自体はガンガン本誌だが、単行本での読者への4コマ募集要項にて、「Vの主人公は勇者ではないが、マンガの中でどう呼ばせれば良いか?」というQ&Aがわざわざ設けられていた。
 
それに対して出された回答は、子供なら「お父さん」、妻なら「あなた」、サンチョなら「ぼっちゃん」というように、主人公に話しかける相手によって、呼び方を変えましょう、というものだった。それにより、息子に対して名前ではなく「息子」と呼びかける父パパスの姿が、4コママンガ劇場の定番となった。
 
呼び方は他の例だとヘンリーなら「お前」、ルドマンなら「ムコ殿」(例えフローラと結婚する以前だとしても)、仲間モンスターだと「ご主人」もあり、初めて「勇者」と呼ばない主人公であるがための漫画家たちの苦労が見て取れる。

勇者ヨシヒコシリーズ

主人公である「勇者」ヨシヒコの服装が紫のマントにターバン、白い服と、まるっきり5の主人公のもの。
 
スクエニ公認とはいえヨシヒコシリーズにはドラクエの本編と関係性がない上、劇中よく出るドットではいざないの剣を持っているなど、キャラクター再現という訳ではない。
 
むしろ同ドラマシリーズは分かりやすいパロディーから発生する珍妙なシーンや突っ込みどころをやけに豪華なキャストに演らせるのが売りなので、
「勇者の父となる5主人公」そのまんまな格好をしているヨシヒコ当人が「父の行方を探す勇者」なのも、
ドラクエに詳しい人ほど「逆だよ!!」と分かりやすい突っ込みどころとなっている(演者がユアストーリーでパパスを演じていたので尚更)。