概要
ドイツ軍戦車研究ツリー上で5番目に手に入る戦車。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | 1 |
BR | I |
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード |
〇 | - | - | - | - |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
乗員(人) | 5 |
最高速度(km/h) | 70.83 |
砲塔旋回速度(°/C) | 5.5 / C |
俯角/仰角(°) | -10 /+20 |
リロード速度(秒) | 2.9 |
車体装甲厚 (前/側/後/底)(mm) | 30/30/20/17 |
砲塔装甲厚 (前/側/後/上)(mm) | 35/30/32/26 |
エンジン出力(rpm/hp) | 3000/255⇒△△ |
重量(t) | 19.5 |
視界(%) | △△ |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 貫徹力 (前/側/後)(mm) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 37mm KwK36砲(APHE66,HE65) | 1 | 131 | △△ / △△ / △△ |
機銃 | 7.92mm MG34 機関銃 | 2 | 3600 | △△ / △△ / △△ |
スモークランチャー | 発煙弾 | 5 | △△ / △△ / △△ |
解説
特徴
B型との見分け方は転輪の数で、あちらが8に対してこちらは6。
ここに来てようやくT-60の主砲を完封できるようになる。
1枚目が指揮官がハッチから乗り出した時の視界図、2枚目がハッチから乗り出す前の照準、3枚目が砲手の照準全体図、4枚目が照準時の見え方、5枚目が運転手席の視界となっている。
【火力】
主砲、機銃共に前身のⅢ号B型から一切変わらない。強いて言えば主砲弾数が10発増えたが、元から十分なので結局同じ。
やはりソ連の45mm砲と比べて榴弾火力が足りないので、対歩兵は2丁の機銃をうまく活用したい。
B型でネックだった砲塔旋回速度はさらに悪化する。Ⅳ号戦車まで我慢するしかない。
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【装甲】
ここに来て、ようやく、T-60の機関砲を完封できる装甲30mmを前面から側面にかけて車体砲塔共に備えている。対面した敵戦車がT-60であれば安心して弱点狙撃に集中できる。
しかしT-26以降が相手であれば装甲は依然として無いようなもので、攻撃を食らえば確実に誰かが死傷するか、何かが壊れる。反撃できない場合は即座に身を隠すべきである。
【機動性】
B型から装甲分の重量が上がるが、馬力も上がるのであまり変わらない。流石にBT-7やBA-11には追いつけないが。
【総論】
とにかくソ連の初期戦車、T-60に対して強気に出られるようになったことがとても大きい。T-26以上が出てきた場合は先手を打たないといけないが、それは敵方も同様である。火力や砲塔旋回速度がB型から改善していないが、そちらはⅣ号戦車を待たねばならない。
史実
ナチス・ドイツが再軍備宣言をした際に保有してた戦車はⅠ.Ⅱ号戦車のみで、他国戦車とは比べ物にならない程貧弱であった。そのため陸軍上級大将のハインツ・グデーリアンらの意見によって15t級の主力戦車(Ⅲ号戦車)、20t級の支援戦車(Ⅳ号戦車)の製造が決められた。
Ⅲ号戦車の初期型は兵器局の取り決めにより37mm砲を装備していたが、フランス戦でイギリスのマチルダⅡ歩兵戦車とフランスのシャールB1Bis重戦車に歯が立たなかった。
ターレットリング径は5cm砲まで積めるように設計されたのでフランス戦の後、5cm砲を積んだが独ソ戦ではT-34の傾斜装甲により遠距離で弾かれ、至近距離まで接近しないと撃破が出来なかったため主力戦車の座をⅣ号戦車と新型のⅤ号戦車パンターに譲り、Ⅲ号戦車の生産は同じ車体を使ったⅢ号突撃砲に全て割り当てられることになった。
余ったⅢ号戦車はⅣ号戦車の短砲身7.5cm砲を積んだN型に改装・再生産され、ティーガーで編成された重戦車大隊に補助戦力として配備されることになった。
生産台数計約6000輌*1
小ネタ
ーー加筆求むーー
出典/参考文献
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