鏡について

Last-modified: 2012-09-10 (月) 17:56:17
 
 

鏡について

 

通常、配信を視聴できる人数は、配信者の上り回線帯域によって決定します。

回線帯域を上回る視聴者枠を用意してしまうと、データがパンクしてしまいます。
つまり、全ての視聴者に対して、動画が途切れ途切れ(通称バッファッファ)になります。
これではとても見れたものではありません。


配信者の枠には限界がある。では視聴者で枠を増やせばいい。
それがミラーリングと呼ばれる方法で、通称と呼ばれています。

これは、配信者からの配信動画データを自分のPCに取り込み
それをそのまま他の視聴者からも見られるようにする手法です。
※ もちろん自分でも視聴することが出来ます


簡単に言えば、配信者の動画を中継しているってことですね。

 

枠を増やすことの重要性

 

例えば配信者の上り回線帯域的に、視聴者枠は10が限界だったとしましょう。
これでは最大で10人までしか視聴できません。

しかし、視聴者の誰かがミラーリングによってさらに10枠用意してくれれば
最大で合計20人まで視聴枠を増やせる計算になります。

もちろんミラーのミラーリング(中継2つ)といったようなこともでき
枠が足りなければ、視聴者でいくらでも増やすことが出来ます。

【ミラーリングリレー構成例】 合計:30枠
 配信者 @10
   ├ 鏡1 @5 ─ 鏡3 @5
   └ 鏡2 @10



ただし、当然ながら視聴者の中に鏡が出来る人がいなければ枠は増やせません
枠が足りなければ、配信を見られずに悔しい思いをする人も出てくるでしょう。

必須とは言えませんが、視聴者である限りはいつかは必ず
ミラーリングが出来るようにならなければなりません。

上り回線帯域の仕様上、どうしても鏡にはなれないと言うのであれば話は別ですが。
(枠上限1でもミラーリングをしてくださる方もいらっしゃいます)

 

ミラーリングの仕方

 

鏡、つまりミラーリングをするには専用のツールを使用します。

早速ですがそのツールとは【 こちら 】です。
そのまま kagami というツール名です。

kagami.exeの設定、使用方法は【 こちら 】で詳細に解説されています。
以上になります。

 

ミラーリング挑戦へ向けて

 

「今まで口うるさく説明してた割に、今回はやけにあっさりしてるな」と思った方・・・・
す、鋭いですね。

今回はあえてツールの存在を知ってもらうためだけに留めています。
このツールを使いこなせというわけではありません。

と言うのも、ここからはツールの知識だけではなく
ネットワークの知識が多少必要になってきます。


ネットワークに関する説明は中級編の2.から6.でなるべく分かり易く
詳細に解説するので、頑張ってついてきてください。


今回はミラーリングは kagami.exe というツールを使うことで可能である。
ということだけ押さえておけばOKです。

 
 
 

中級編 - 目次

 
  1. 鏡について
  2. TCP/IPについて
  3. IPアドレスの種類
  4. NATとポート
  5. IPアドレスの固定
  6. ポートの開放
  7. 鏡始動
 
 
 

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