OCの安定性を図る
オーバクロックの安定性を図る上で、最も重要な要素は
各デバイスへの電圧設定に他なりません。
M/BのBIOSによる電圧の初期設定は、まずAutoになっていると言って間違いないでしょう。
CPUを定格動作させる場合はこれで問題ないのですが
オーバクロックをするとなると話が違ってきます。
Autoでは電圧過多になっている場合が多いのです。
あまり高い電圧をかけすぎると、それだけでデバイスには大きな負担がかかることになります。
下手をすると、それだけでデバイスが破損してしまう可能性もあります。
そのため、自身で手動により、適正な電圧値を設定してやる必要が出てきます。
何を持って適正とするかは人それぞれです。
が、ある程度の基準・・・・というか暗黙の了解としては
出来るだけ定格電圧に近い数値で動作させる、ということです。
CPUで一般に言われる、神石や当たり石といったものは
より高いOC倍率を定格電圧で動作させられるものを指します。
逆にハズレ石と呼ばれるものは、電圧を盛ってもOC倍率が伸びなかったり
ちょっと定格電圧より低くすると、すぐにOS起動まで行かなくなったりするものです。
デバイスを活かすも殺すも貴方(ユーザー)次第
何よりも重要なのは、情報量です。
2ちゃんねるの自作PC板にOCスレがありますので
過去ログも含めて片っ端から情報収集をしましょう。
OC報告から、ある程度の適正値を事前に予測することは出来るはずです。
電圧の調整はCPUのそれだけではありません。
メモリ、ノースブリッジ、サウスブリッジ等も忘れずに。
オーバクロックへの道 - 目次
- オーバクロックとは
- OCのメリット
- OCのデメリット
- OCにおける心構え
- 基本的なOC公式
- OCの安定性を図る
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