キャラクター/【グラム】

Last-modified: 2022-05-21 (土) 20:35:53

「グラム」は北欧神話における名称であり、これを元にした中世ドイツの「ニーベルンゲンの歌」という作品ではバルムンクと呼ばれる。

FFL

闇の章2『暗黒騎士編』に登場するゲストキャラ。
序章の始めに墓の前にいたのもこいつ。暗黒騎士編では「黒騎士」という名称で初登場する。
亡霊であるかのような雰囲気をかもし出し、全身を漆黒の甲冑で覆っている。
ファルガバードの最後の暗黒騎士として、祖国を滅ぼしたアヴァロン帝国と対峙する。
シグルドという「ファルガバードの裏切り者」のことを気にかけており、
また何故かナハトのことを知っているようだが……?
シナリオの前半以降、闇の戦士に同行することになる。


固有アビリティ「盟約の武具」により、装備の変更は装飾を除いて不可能。
装備品は全て「????」と記され、それぞれの説明文では「漆黒の剣/兜/鎧」となっている。
盾を装備していないため回避率が0で防御力が低めであり、
自らを犠牲にする暗黒騎士にしては少々打たれ弱い。
その他、「暗黒剣」の技を四種類と「ひきつける」のアビリティを習得している。


亡霊疑惑・前述の固有アビリティ・「グラム」という名前の由来
(北欧神話においてシグルドという人間が用いた「剣」。オーディンから授けられた)
を考えれば、彼の正体は自ずと推測できよう。
ファルガバードを滅ぼしたバウガウヴェンを「奥義・斬鉄閃」で葬り去ったあと彼はその役割を終え、
ナハト達は暗黒騎士の力と彼の使っていたを受け継ぐことになる。

  • クリアデータをロードすると、前述の武具とグラムが同時に使えるという面白い状況になる。

本当に亡霊だったとは…。
ただしアンデッド属性は無い。
まぁポーションやケアルでダメージを受けたり、レイズで即死されても困るが…。


ちなみに、復活するモンスターを「たたかう」で倒せる。
黒魔法や、暗黒のみでしか消滅しないモンスターを物理攻撃で倒せるのは、
剣にグラムの念が宿っているからなのか?

  • グラム以外のキャラが暗黒剣で攻撃しても、トドメは刺せない。これが仕様なのかバグなのかは不明。

暗黒騎士編のラストで成仏したかに思われたが、踊り子編で初っ端から登場。
どうやら共に旅を続けていた様子。
設定上、グラムの意思がに乗り移っているため、当然といえば当然か。

  • 踊り子編のイメージイラストにも、剣としてのグラムが描かれているようだ。
  • 以降は闇の戦士の知識担当的な役割として、イベントなどでちょくちょく出てきてしゃべる。
    終章では飛空艇で壁にもたれかかるナハトの隣にいて、まるでパートナーの様な雰囲気である。

終章・後編で「魔剣グラム」にクラスチェンジする。
攻撃力が大幅上昇するが、グレイのしっぽの武器には及ばない…。


こういうキャラはエンディングでようやく成仏するイメージが自分にはあるのだが、
グラムはエンディング後もナハトのパートナーとして健在である。