地名・地形/【ファルガバード】

Last-modified: 2023-07-10 (月) 23:35:19

設定/【ファルガバード】(FFTA)


FF3

魔剣士たちの隠れ里。サロニアの南西に位置し、訪れるにはインビンシブルが必要。
武器屋・防具屋で売られているのはやはり魔剣士用の武具が多い。草むらに装備品が落ちていたりもする。
村の北側には洞窟があり、中には宝箱が置かれているが、ここには分裂モンスターが出現する。
それとは別に滝にも洞窟が隠されており、中の老人に話しかけて忍びを倒せば菊一文字を貰える。
ちなみにFC版でその老人は、目が不自由としか思えないセリフを吐く。

  • 村で流れる曲はダスターやレプリトと同じだが、一番後に訪れるはずのこの村が曲名になっている。
  • 装備品が落ちている、というより石碑とお供え物にも見えるが…ここはありがたく活用して供養としよう。

FC版では魔剣士はここで装備が手に入るまで正真正銘何も装備できないため、ここからやっと魔剣士が戦力として使えるようになる。
ただし頭と腕防具に限ってはこの先の暗黒の洞窟で入手するまで何も装備できないままのため、あくまで戦力として使えるレベルになっただけで少々頼りない。


魔法屋にはクラス3の白黒魔法が売られている。
魔剣士用としての白魔法はともかく黒魔法の売れ行きはかなり良くないであろう。


洞窟内の宝箱からは阿修羅虎徹デモンズメイルが手に入る。
魔剣士を二人以上使うのなら回収しておくといいだろう。
あとなぜかトールハンマーも置いてある。


サロニア王室直属の魔剣士だったレオンハルトが追放されて居を移した地。
この地で暗黒剣を極め、年々サロニアから追放されていった魔剣士一族の隠れ里になった。
現在、魔剣士と呼ばれる者は僅かに数名しかおらず、その内の大部分が高齢のために、後継者となる人材を待ち続けている。


人口:203人、主要産業:特になし、面積:460C/M


村人の中には「聖剣と暗黒剣を使いこなし、全ての武器防具を身に付けられる」伝説のジョブ・忍者について語る者がいる。
かつては忍者になるための試練として、この地を訪れ修業を積んだ者が多かった名残なのか。


狩人にとっても与一の弓が売られているので重要な場所。
矢の方はFC版ではインビンシブルでも買えるが、弓の方はFC版でもファルガバードの限定品である。
3Dリメイク版・ピクセルリマスター版でも購入できるのはここ限定。
販売されている白魔法もFC版なら狩人が使用可能。FC版で狩人と魔剣士が同じ魔法を使えたのは偶然の一致だろうか?


インドの古代からの地名として「ファルーカバード」なるものが存在する。アショーカ王時代の仏教遺跡等がある

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

DS版の没イベントでは、この村にイングズが強い既視感を感じていた。
あくまでも没イベントなので公式設定ではないが、彼の育ちは本当にここだったのか、非常に気になるところである。

  • 育ちというよりは出身? 物心がつく頃にはサスーンにいたはずだから。

魔剣士の装備できるものが増えたDS版以降でも、ここに辿り着くまではさほど良い装備品がないのはFC版と同様のため、魔剣士を使う場合にはここが重要な場所であるのは変わりない。


DS版では魔剣士が魔法を使えなくなったのに相変わらずクラス3の魔法が売られている。


DS版ではトールハンマーの代わりに追加武器のブレスドハンマーが入手できる(トールハンマーはDS版では存在自体が消滅)。


村人の中には「暗黒剣を使い、武器を投げる力を持つ」伝説のジョブ・忍者について語る者がいる。
(装備の弱体化が原因とはいえ)暗黒剣を使う事が強調されているあたり、魔剣士の中で武器の投擲技能に特化した者が忍者として分化したのだろう。
この村がいかにも忍者や剣士の隠れ里、というイメージを抱くのもそう感じる原因だろうが。

FFT

儲け話秘境として登場する。

魔剣士の隠れ村として伝えられている。
魔剣はその絶大な威力と引き換えに使用者の生命を削ることから、
次第に魔剣士の数も減少していった。いまは無人の家屋が並んでいるだけである・・・。

何だか里の結末かと思うような内容だ。


原作にも魔剣士は高齢者ばかりで若い継承者がいない事によって過疎化が深刻な状態だった。
この秘境としてのファルガバードは、原作のファルガバードの末を表していたのかもしれない。


実は原作FF3には魔剣(暗黒剣)が使用者の生命を削るという設定は無い。
その設定が付加されたのはFF4からである。
本作の秘境・財宝の類は、違うナンバリング同士の設定が融合されているものが多いので、
このファルガバードもFF3の魔剣とFF4の暗黒剣の設定を融合させたものだと見て取れる。


ビジュアルはマチュピチュに似てるとも言われている。

FFL

闇の章・暗黒騎士編にて山の奥深くに囲まれた天険要害の城として登場。
だがその天険も飛空艇の前には役に立たなかったらしく、訪れたときには既にアヴァロン帝国に滅ぼされており、城内には亡霊と盗賊たちしかいない。


シグルドナハト親子とグラムの故郷。
亡霊兵たちのほとんどはシグルドがファルガバードを滅ぼす原因を作ったと思い込んでおり、シグルドに対して怨み言を吐きかけている。

  • 実際ファルガバードを滅ぼしたのは帝国なのだが、何故帝国には何も言わない?
  • 無の世界に入った時に、あの人達も心を抜かれてたのか!と思ったが違った‥

終章・前編ではほぼ全て次元のほころびに飲み込まれている。
ほころびの奥では獣化兵となって復活したバウガウヴェンと戦うことになる。過去2戦と違い、ここでは完全にガチ戦。

  • マップ上では城があるのに入ると城痕すらなく、次元のほころびの入り口がポツンとあるのみ。
    初回訪問時には会話イベントが発生する。

終章・後編では次元のはざまにて訪れることになる。
城内には復興作業に来たドワーフ達がいるが、心を抜き取られており、やる気ナシ状態。
玉座からは未の世界へ通じる道がある。


未の世界クリア後、シグルドの墓へ行くとイベント発生。グラムが魔剣グラムへとパワーアップする。

ファルガバードの山

ファルガバード城に通じる山。基本的に一本道。
暗黒の洞窟と違い、再生するモンスターは出てこない。


終章・後編では城と共に登場。登山中にナハトとグラムのイベント発生。