ストーリー/【アーヴァインの古雑誌】

Last-modified: 2021-04-18 (日) 17:13:10

FF8

アーヴァイン「(ふたりの思い出づくりの夜にぴったりの場所があるんだ)」
スコール(思い出づくり……)
アーヴァイン「(ステージ横に、いい場所キープしてある)」
「(目印に古雑誌おいといたから。あんたたち使いなよ)」
「(礼なんていらないって)」
「(我らのリーダーの役にたてば、うれしいぜ~)」
スコール(おまえ、気を使ってるのか?)
「機会があれば使わせてもらう」
中略
スコール(アーヴァインが言ってたのはここだな)
リノア「あ……えっちい本が落ちてる」
スコール(アーヴァイン……なに考えてるんだ)

アーヴァインの所持していたHな雑誌のこと。
ゾーンが愛読しているとなりのカノジョなのかまではわからない。
 
Disc2のF.H.で行われるコンサート(セルフィバンド)の時、リノアには、
スコールにみんなの提案を受け入れてくれるよう説得する役が与えられており、
そこで、誰にも邪魔され無さそうなステージ裏に連れ出すことになったわけだが、
その際に、そこの場所の目印として使用された。
 
この後、二人は会話することになるが、何故か途中まで雑誌をはさんで会話していた。


えっちい本は少年マガジンみたいに表紙にグラビアがあるものだと補完出来なくもない。


「あんたたち使いなよ」というのが単に目印にしろというだけなのか、
それともそういうムードに持って行け的な意味も込められているのか。
 
アーヴァインの性格だと後者の可能性もゼロだとは言いきれない。
例の曲を演奏した場合は特に。

  • スコールが「機会があれば使わせてもらう」と発言した直後に、
    アーヴァインが「僕らがいったら交代してよね~」「(せまる決戦のときだ……)」
    という台詞を口にしているからムードの方だと思われる。
    • 更にその後スコールが「ふるえてないみたいだな」とジョークをぶつける。
      これはDisc1クライマックスでの魔女暗殺作戦の際、
      魔女を凱旋門に閉じ込めていざ狙撃ってところでワナワナ震えて弱音を吐いた挙句
      撃てないんだッ!」とブチ切れたことをネタにしたものと思われる。
      よくDisc3から豹変したと言われるスコールだが、
      思えば他人に対して常に無関心を貫き、他人との関わり方も事務的だったスコールが、
      任務を共にした仲間に向かってジョークを言えるようになったのも大きな変化だと言えよう。
      ちなみにアーヴァインは「忘れてくれよ~」と返している。
      個人的にはささやかながら微笑ましいやりとりだと思う。

このエロ本、なんと開いた状態で置いてある。カメラアングルのせいでプレイヤーからはページの内容は見えないのだが、リノアが一目見ただけで「えっちい本」と認識していることから、そういう用途のページがおっぴろげられていたのだろう。アーヴァインの、同世代のティーンエイジャーへの優しい気配りが垣間見える青春の一幕である。

  • そしてその横に座り「話があると言ったな、ここでいいか?」とリノアに話し掛ける強者スコール。いいわけないだろと突っ込みたくなるが、そこは人と打ち解けるのが得意なリノアさん。広い心でスルーしてくれるのであった