ストーリー/【バラムガーデン内紛】

Last-modified: 2018-06-26 (火) 16:21:41

FF8

DISC2で、ガルバディア大陸から貨物列車を強奪してガーデンに帰還したスコール組を待ち受けるイベント。
学生達がシド学園長派とマスター・ノーグ派に分かれて相争い、訓練施設やバラム近辺のモンスターが構内に放たれ、制服教師達が学園長とSeeDの首をあげろと煽り立てる混乱状況で、この中をスコール一行はミサイルの危機を知らせるべく学園長を捜すこととなる。
プレイヤーにとってはミサイル基地の攻略から間を置かずに臨む(一旦外に出てセーブなどは出来たはず)。

  • セーブどころかバラムへ行きカードゲームに没頭する事も可能。その間ミサイルはずっと空を飛び続けている…

カードリーダーの前でノーグに忠誠を誓うかどうか選択した後(誓うフリをした場合は戦闘回避)、学園長を捜してガーデン内を回る。
モンスターを利用するマスター派に対し、SeeDの多くが魔女との戦いに出ている学園長派は不利であるが、学園長の居場所に関する情報をあちこちでばら撒くことにより、マスター派戦力を分散させる作戦を展開し、持ち堪えている。各施設の戦況は以下のとおり。

  • 保健室・訓練施設…廊下でマスター派と学園長派が戦闘中。助太刀するか無視するかの選択が発生
  • 校庭…学園長派に押されてマスター派が撤退する途中。戦う必要はない。
  • 学生寮・食堂・駐車場・図書館…施設内部で戦闘が起こっており、マスター派が行く手を塞ぐ。倒さないと出入りできない。

ここから先に進む条件は、誰もいない学生寮を除く3箇所でイベントを発生させ、なおかつ食堂、駐車場、図書室のいずれかでシュウに関する話を聴くこととなっている。
条件を満たすとエレベーターで2階へ行くシュウを発見、追いかけて学園長の居場所を聞き出した後、疲労で足元のおぼつかない学園長に代わり、ミサイルへの対抗策を求めてガーデンのMD層へ向かうことになる。
そのため、つまりはマスター派を抜けないと先に進めないし、逆に片っ端からマスター派を倒して回っても条件を満たせる(施設内の人物から話を聞くことも必要だが)。

ちなみに戦うと言っても、相手はマスターに与する教師の連れているモンスターで、実際に生徒同士の争いに参加するわけではない。その辺は安心である。
ただし教師が連れている敵はレベルに補正がかかっており、特に食堂などでけしかけられるボムはこちらのレベルが10前後でも自爆を使えるレベルで出現する。
また保健室前ではカードに出来ないグラナルド、訓練施設前ではアルケオダイノスとぶつかることになる。
この2戦は避けることも可能ではあるが、前者はカドワキ先生からエリクサーを貰い損ね、後者は戦闘に巻き込まれた「走る少年」がしばらく行方不明になってしまう。


ゼルがスコール組に割り当てられていると、食堂でパンを食べ損なうシーンが追加されるほか、図書館で三つ編みの図書委員からもらえるアイテムが万能薬からメガフェニックスに変わる。


ガーデンネットワークを見ていない場合、ここで初めて「ノーグ」の名を聞くプレイヤーが多数だと思われる。マスター派として戦う生徒もプレイヤーと心境は似たようなもので、そこまで状況を分かっていたわけではない。
そのノーグ語るところによれば、魔女の怒りをかわし、従うフリをするために、魔女を暗殺しようとしたSeeDとそれを育てるシド学園長の首を差し出すつもりで起こしたSeeD狩りに端を発するとのこと。しかしSeeD達の頑強な抵抗とスコール達の帰還、またミサイルの飛来という事態にあっては失敗に終わった。


1階ホールには風神と雷神がいる。2人はサイファー派だとして内紛には関与せず、ミサイルが来ることを聞いた際には避難を呼びかけに走っていった(雷神が早く逃げようと言った直後に風神が蹴りつけるお約束つきで)。
しかしスコールが「そのサイファーは魔女派なんだぞ?」と心の中で呟いたとおり、次に会う時には敵同士となってしまう。


マスター派がSeeDの首を上げようと躍起になっているが、スコール達SeeDを目の前にしてもマスター派の振りをしていれば特に襲われることも無い。それで良いのかマスター派。それともSeeDの顔は一々覚えて居ないのだろうか。