セリフ/【いい加減 切り替えらんねえのか】

Last-modified: 2022-09-10 (土) 18:59:11

FF15

10章にて、ルーナの死から数週間経っても塞ぎ込み続けるノクトに対するグラディオラスの怒り。
そのまま激しい口論が勃発する。

以下抜粋
イグニス「傷は落ちついた… 視力だっていずれ―」
グラディオラス「おまえ何様だよ」
ノクト「あ?」
グラディオラス「テネブラエには寄らねえぞ いい加減切り替えらんねえのか」
ノクト「…切り替えたから乗ってんだろうが」
グラディオラス「切り替えたヤツが 今いちばん大変なあいつに声のひとつもかけらんねえのか」
ノクト「放せよ」
グラディオラス「指輪はどうした? 大事に持って歩くだけか?
命と引き換えに届けられたもんを眺めてるだけで責任が果たせんのか」
ノクト「んなこと わかってんだよ」
グラディオラス「わかってねえ イグニスはなんのために傷を負った」
イグニス「やめろ グラディオ」
グラディオラス「どこの世界にこんなだらしねえ王様がいる」
ノクト「てめぇ」
プロンプト「やめなよ―」
ノクト「全部わかってんだよ 全部」
グラディオラス「だったら腹くくれ この大馬鹿野郎」
 
プロンプト「ノクト」
グラディオラス「ほっとけ」
 
 
孫「黒い服のお兄ちゃんたち 怖い」

口論とは言うが、終始グラディオラスが叱りつけてノクトが「わかってんだよ!」と逆ギレ。
更に激怒するグラディオラス。
確かに王として前を向かねばならないのは事実であり、イグニスも後にそう言及している。
最後は「だったら腹くくれ!この大馬鹿野郎!」で〆ているあたり、グラディオラスなりの喝なのだろう。
しかし、ノクトの心境を考えると不器用なのは否めない。

  • タイタン戦ではまともな喝を入れてノクトを納得させている。
    イグニスが傷つき、グラディオラスにも余裕がなかったのだろうか。
  • 「エピソード・グラディオラス」では、初代王の盾であるギルガメッシュが選ばれし王、すなわち真の王となる運命にあるノクティスについて言及している。つまり、それだけ昔の人物からも強い期待がかけられているので、戦線復帰以来、グラディオラスはノクティスを正しき方へ導くことの重要性を認識している(実際最後のキャンプシーンにおいて、「それだけ期待されてるらしいぜ、選ばれし王様ってのはよ」「多少の覚悟はしてるがな」と発言しており、あの修行で彼の中の何かが変わったことが伺える)。
    それを知っているからこそ、数週間も塞ぎ込み、仲間にすら声を掛けられないノクティスに強く叱咤したのだろうか。

プレイヤー視点ではあまりいい印象を持たれない一言。
というのもルーナ死亡イベントのすぐ後にこの発言が飛び出るためである。
ルーナの死後、ノクティスが塞ぎ込んでいたと思われる数週間が一瞬の暗転で済まされているため、プレイヤーは鬱シーンを見せられた後、理不尽に怒られているような気分になる(加えてそのイベントの後、しばらくパーティ内がギクシャクする)。

  • 発言自体もノクトが奮起したり気持ちを切り替えたりする様なタイプの台詞ではなくただの罵倒に聞こえ、事実その後は四人の雰囲気が落ち込むだけで何の生産性も無かった点も、このシーンでのグラディオの印象を悪くしている。
  • このキレ方のせいで、兄貴分どころか女々しいとさえプレイヤーに言われる始末。
  • この一幕だけではなく、10章でのグラディオは最初から最後まで、まるで小姑のようにネチネチとノクトのやること言うこと全てに絡み続ける。そのせいで余計に女々しい印象を強く残すことに。
  • だが作中視点ではすでに数週間たっての出来事。そこを理解していれば言われても仕方ないことは理解できよう。
    ノクト自身にもその自覚があるからこそ言い争いにもなるし、また現にイグニスにも後に言及されることになった。
  • 「数週間後」という表示の後にこの言い争いが起きる。明らかに描写不足である。そりゃいつまでたってもウジウジするノクティスにも問題はあるのだろうし、上にもある様にグラディオなりに叱咤したかったのだろうがそれでもグラディオの印象が悪くなってしまっている。

言うまでもないが、車内で大声を出して怒鳴り散らす行為自体、他の乗客の迷惑になるばかりか、列車の遅延に繋がりかねないため、くれぐれも現実では絶対に真似しないように。


止めようとしたプロンプトは地味に押しのけられている。哀れ。

  • ぶっちゃけこの流れではプロンプトが一番まともに見える。

その汎用性の高さから、しばしばネタにされている。
ある意味、グラディオラスを代表するセリフ。

  • このセリフやこれ以降の態度のせいでプレイヤーから「家臣のくせに生意気」などと言われ嫌われている感が否めない。
  • FFファンの間ではイヤな話題が続いている際などによく使用される。
  • 他にも有名な名(迷?)言がこの一連のやり取りに凝縮されている。
    「お前何様だよ」「テネブラエには寄らねえぞ」「どこの世界にこんなだらしねえ王様がいる」など。
  • 子供の台詞でオチまでついている。

エピソードイグニスにおいて、とある力で未来を見た事や、その後の失言でノクトとギクシャクしていた事が描かれ、
ノクトよりもむしろイグニスに対してダメージが大きい事を言っていたオチまでついて、一連の流れが益々酷い話になってしまった。

  • グラディオの株がこれ以上ないレベルまで下がる結果にも。これでは口だけ達者で厳しいだけの単なる役立たずである。

2020年2月放送の全ファイナルファンタジー大投票(NHK)において本シーンが「感動の名場面」として地上波デビュー。
何と一連の口論(とつれぇわ)がテレビで放送された。

  • 確かにFF15でも特に有名なシーンではあろうが…。
    • 「やっぱつれぇわ」はともかくこのシーンは「感動の名場面」とは言い難いだろう。
      「え、何でこいついきなりキレてんの?」としか思えん。中の人がノクトに謝罪したがってたしw
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DFFAC

ノクティスの原作ネタシンボルチャットとして、この一幕の「分かってんだよ、全部!」が登場(必要レベルは12)。
絞り出すように叫んでた原作とは違い、こっちは終始イラついて怒鳴ってるような感じ。


元ネタのグラディオの台詞はよくネタにされているが、某匿名掲示板でディシディア版の改変コピペも完成していた。
無論ネタまみれだが言っていること自体は正論なのがなんとも。ものまねバッタイは本当にないと思う。

お前何歳だよ!まずは挨拶だろ!クソセットは切り替えらんねえのか!ものまねバッタイはねえだろうが!
おいおいシヴァが先だろうが!バハムートには寄らねえぞ! 構成に合わせて選べ! 当たり前だろ!
敵のHP攻撃はまず観察だろ! 上機嫌だな!チャットしてんなよ!俺も気が張ってんだ!
いきなり突っ込む気か!ラインにも気を使っとけ!一人で戦ってる訳じゃねえんだ!
俺らにチャットを出せ!同時召喚できんだろ!なんだしっかり押せよ!
情けねえブレイブタンクだな!タゲくらいきちっと自己管理しろ!お前が倒れたら意味ねーだろ!
おいおいしっかりカットしろよ!イグニスに当たったらどうすんだ冗談でも許さねえぞ!
お前ほんとにこのままプラチナ続けられんのか!どこの世界にこんな情けねえC.Lv25がいる!
だったら腹くくれ!この大馬鹿野郎!