セリフ/【おまえ　おいて　いけない】

FF2

雪原の洞窟で待ち構えていたボーゲンが、出口を目前にして最期の罠を発動した。
凍った通路全幅の巨岩は止め途なく転がり落ちてくる。
フリオはパニックで叫び、怪力ガイすら必死で逃げる中、
同行していたヨーゼフが一度は岩を押し留める。
固まる三人を叱る彼に、ガイの口を突いて出た言葉。

• パニックで「もう だめだー!」と叫んでいたのはFC版では誰が喋っているのかわからなかったのでフリオニールのセリフと思っても不思議ではないが、リメイク版ではこれがヨーゼフのセリフになっている。

言語が不自由なだけあり、普段はほぼ見ているだけしかできないガイだが、
こんな状況では歳相応というか、素直なものである。
一人だけ語尾が「！」でない辺り、絞り出すように言ったのだろう。

• リメイク版では「おまえ　おいて　いけない…！」になっている。

ちなみにこの時、FC版ではヨーゼフ以外が全滅していてると、シリアスなイベントが少々シュールになる。
ヨーゼフがパーティーから抜けた後もバグらずに進める事が出来るが、フリオニールだけHP0で復活する。

ガイの仲間想いの優しさが伝わってくるセリフである。