セリフ/【彼女が、幸せなら私は……かまわない】

Last-modified: 2020-06-08 (月) 17:49:08

FF7

FF7のヴィンセントのセリフ。
ルクレツィアのほこらタークス時代の過去を回想中、
愛しのルクレツィアに、実質振られた時に彼がつぶやく。
大人な吹っ切りなのか、負け惜しみなのかは不明。
なお、実社会生活にも応用が可能。
話のわかる女先輩と一杯ひっかけながらならなおよし、である。

  • しかし、この後ルクレツィアのお腹の赤ん坊を実験に使う事が彼女にとって幸せなのかと考えて本人たちに聞くところから、拒絶されてもなおルクレツィアの心配をしているので、負け惜しみなどではなく、純粋に幸せを願っているヴィンセントの優しさが出した言葉なのだと思うのだが。
  • 恐らく負け惜しみ程度の言葉ならば彼は30年間引きこもりをしていない。

コンプレックスに塗れた宝条を支えたいからという「宝条を選んだ理由」がこれまで語られていたのだが
のちにDCFF7で「ヴィンセントを選べなかった理由」が付けられたので、
ここでヴィンセントが引き下がらずに食い下がっていたら良かったのではないかという雰囲気になっている。

DCFF7

ルクレツィアはかつてヴィンセントの父親と共に仕事をしていた事があったのだが、その時事故でヴィンセントの父親はルクレツィアを庇い死んでしまった。
その事故は神羅が揉み消したのか、遺族には真相を伝えられなかったらしく、ルクレツィアだけが事実を知る事故となった。
その後偶然にも息子のヴィンセントと共に仕事をすることになり、ルクレツィアは過去の出来事を隠していたのだが、
日常付き合ううちに父親の死の真相がばれてしまう。
事実を知ってもヴィンセントの方は、父親がルクレツィアを庇って死んだのはルクレツィアの責任ではないと考えたが、
ルクレツィアはヴィンセントの父親を殺したのは自分だと感じていたため、罪悪感からヴィンセントの求愛を受け入れられず宝条の手を取ってしまう。
ヴィンセントは愛する女性が自分とは顔を会わせる度に良心の呵責に苦しみ、
宝条とは笑顔で付き合っていられる姿を見て
「彼女が幸せなら私は構わない」と身を引いた。
…という話になっている。
自分が殺してしまった被害者の遺族とお付き合いするのは良識的に無理というのは分かるが、
ここでヴィンセントに強引さがあれば、ルクレツィアのその後の行動は回避可能だったように見える。
まさかヴィンセントも自分の押しが足りなかったために世界が滅びかけるとは思わなかっただろう。