キャラクター/【ルクレツィア・クレシェント】

Last-modified: 2023-03-29 (水) 13:59:56

【関連項目】
【ルクレツィアリグレット】
【ルクレツィアに関する考察】


FF7

神羅の女科学者。
ジェノバ・プロジェクトに携わった研究者の一人であり、同じ研究者の宝条博士との間に出来た子、セフィロスを実験にささげる。
しかしその結果彼女自身もジェノバ細胞に侵され、死ねない身体となり、最後は姿を消す。
本編では洞窟の奥で眠っており、我が子の命を案じていた。
 
タークス時代のヴィンセント・ヴァレンタインが想いを寄せていた人。

  • セフィロスが心配だと語ってはいたが、自らの決断の犠牲者となった我が子の為に何かしてやったのか、少なくともしてやろうとしたのか、作品中では全く描写されていない。
    (せいぜい、心配だと言うだけ)
    一方、魔晄炉に落ちた後のセフィロスは、ライフストリームから膨大な知識を得て全てを知った筈だが、「母」と看做したのはあくまでジェノバだけだった。
    • ルクレツィアではなく災厄であるジェノバのほうを母と看做したことの理由付けが
      DCでのルクレツィアのキャラ設定に繋がったのではないだろうか。
  • 本編で「一度も腕に抱けなかった」と言っており、DCで「あの子をどこにやったの」と叫んでいるシーンがあるので、生んですぐに引き離されてどこで育てられているかさえ教えてもらえなかったという設定になっている模様。ルクレツィアが本心ではセフィロスをどう思っていたかを知る人物は誰も死んでいないのでセフィロスが彼女の本心など知る由もない。
    しかしセフィロスはその後少年時代にもう超有名人になっているという設定がCCで更に増えた。
    「母親だと名乗ることも許されない」という台詞は周囲に許されないという意味でもあり、実験台にしてしまった息子への罪悪感でもあるのだろう。
  • 7本編では常に寝ているわけではなく何度も寝たり起きたりしていた模様(「最近」セフィロスのことを夢見るなどの発言がある)。尋ねた時は起きているため普通に会話も可能だが、「消えてしまいたかった」「みんなのそばにいられなかった」「死にたかった」と罪を背負うもの同士でもヴィンセント以上に悲観的。ヴィンセントが近づいた時も「こないで!!!」と拒絶している。
  • ちなみにヴィンセントによるとガスト博士の助手だった。

因みに本編のポリゴン人形では分からなかったが、DCでは美人と判明。

  • セフィロスとエアリスの兄妹設定があった名残なのか、滝裏の洞窟で眠る姿がエアリスそっくり。
    • セフィロスとエアリスは初期設定では異母兄妹なので、関係ないと思われる。
      • その初期設定の異母兄妹では、父親は誰だったのだろうか。
      • そりゃガスト博士でしょう。本編でセフィロスが尊崇の念を抱く唯一の人物として描かれてるのが名残なのでは。
    • 髪型と色が似てるのはともかく(これはシエラも似てるが)、顔は別に似てないと思う。
  • 昔のVジャンプの記事で顔を予想した事がある。セフィロスが父親に全く似ていないため
    母親似であろうという根拠からセフィロスを少し温和にした感じの美人だった。
  • 本編のヴィンセントが初登場時に美しい女性と語っているので美人なのは本編から(ヴィンセントの美化の可能性が全くのゼロだったわけでもないが)
  • 本編のポリゴンモデルでは、切り揃えられた前髪にポニーテール、赤いイヤリングが特徴的。
    口紅を塗っていることもあり、白衣とポニーテール以外DCとは全く似ていない。
    ちなみに、FF7で口紅を塗っているキャラは彼女とスカーレットのみである。
    • 当時の設定画は特に確認されていないので、デザインはDCの際に再設定されたのだろう。

一応ガスト博士の才能にコンプレックスを抱く宝条の支えになりたくてくっついたと本編で語られていた。


名前の由来は貞女と言われたルクレツィア、悪女と言われたルクレツィア・ボルジアのどちらかだろうか。
貞女ルクレツィアは、夫以外の男に強姦され、夫に仇討ちを頼んだ後に自害する。
悪女のほうは言わずもがな政略結婚やら不倫やら(実際は心優しい女性だったらしいが)。
懇意の男性が投獄された際、命を救おうとする等のエピソードから、もしかしたら後者かもしれない。


なお、本編では「ルクレッツィア」と小さい「ッ」が入る表記が混在しているが、公式ガイドや後の作品では「ルクレツィア」で統一された模様である。

  • ルクレツィアだったりルクレッツィアだったりルクレッツアだったりする

昔と変わらない研究服のままで祠に一人いるが、何故かセフィロスが五年前に行方不明になったことを知っていたりと外部との多少の交流も見受けられる(さすがに本編で起きたセフィロスの復活の事件までは知らなかったが)。ガスト博士は死亡、ヴィンセントは贖罪の眠りに付き、彼女も失踪して20年以上経ってる状況で、ルクレツィアにわざわざそのような情報を伝えられる知り合い自体限られるが…。

DCFF7

主人公がヴィンセントのためヒロイン?として登場、声優はルールーを演じた夏樹リオ


逆上した宝条に撃たれたヴィンセントを生きながらえさせるため、その身体にカオスを埋め込んだ。
 
元々「星の循環」に関する研究をしており、ヴィンセントの父グリモア・ヴァレンタインと共同研究をした過去もある。
またグリモアに好意を抱いていたらしい。
 
色々な恋愛の渦中にある人だが

  • 彼女が本当に生きてほしいと願ったのは…
  • ジェノバ細胞に侵された心と身体が限界になるまで、その研究に力を尽くした
  • 父と同じ目をしていた
  • 振った理由は父を死なせてしまった責任から
  • 子を成した宝条を呼び捨て&喧嘩

から考えると、彼女の最後の想い人は…?

  • が、無印FF7の滝裏で会った時には宝条が子供目当てであったこと、
    捨てられたことに傷つき嘆くような台詞を言っているため、
    FF7派生作品全てに言えることだが後付け設定乙である。
    • 無印FF7本編内ではルクレツィア自身からの宝条に関するような台詞は一切ない。宝条が子供目当てだった事に怒ったり、「ルクレツィアは宝条を支えたくて宝条を選んだ」などと発言したのは全てヴィンセント。
  • 「駄目なのに…愛してしまう」と言っている以上DCでルクレツィアが愛してはいけないと思っている人物は限られるのでDC内ではほぼ答えは出ているのだが。
    無印でのルクレツィアが宝条と結婚した理由はヴィンセントから語られるのみで、ルクレツィア本人から宝条に関する話は一切出ないので、
    DCの話を肯定するなら無印の話はルクレツィアがヴィンセントに語った方便かヴィンセントの思い込みともとれる。
  • DCをやってみるとヴィンセントとルクレツィアの当人達はどうも自分達の感情を分からずすれ違っていて
    横で見ていた宝条の方が二人の関係を最も分かっていた風である。
    というか、客観的に見ているとかなりバレバレなのだが。
    それで分かっていてつけ込みかっさらう宝条は色んな意味で猛者。
  • しかし、宝条嫌いな自分が「私の元に来てくれるんだね?」の回想シーンの声色でこの人誰?
    って思うほど宝条は穏やかそうな人だった。
    そんな人がセフィロス誕生関連であれだもんねw
  • ルクレツィアを否定するどの輩にも言えることだが、ルクレツィアの心情を後付け設定乙なんて一言で片付けないで、理解しようとすることをまずしないといけないだろ。
    それができないのなら自分の主観的な意見を語ってほしくない。
    • ガスト然りだが本人の人間らしい心情はともかく、
      本当に好きでもない人とくっついて子供まで作ったのに子供を実験に使って、
      好きだった男には助けるためとはいえ面倒なもの埋め込んで
      今更どうでもいいけど本当はあなたのことが好きだったのって言ったりみたいな
      目に見える行動が問題なんじゃないかと思う。
  • というか本当に息子と愛した人の子供が大事なら、さっさとヴィンセントを本物の棺にぶち込んで埋葬し、息子をおっかけるなりすれば良かったのではと思ってしまう
  • ヴィンセントのプロポーズを振って宝条と結婚して子供作った後、何もかも取り返しがつかない事態になってようやくヴィンセントに対する感情が単に罪悪感だけではなく「好き」だと気付いてしまったので仕方ない。
    現実においても夫への愛はすっかり消えても、その夫との間にできた我が子への愛情は全く別という女性は多い。

DCをやった上での見解だけど、彼女は宝条と肉体関係になったかは定かではない。
7の世界において、科学はかなり発展しているので、人工授精もありえるだろう。
物語中でも、母体を捧げた、というような表現だけなので、はっきりしない。
彼女の心理を考えれば、宝条と肉体関係を結ぶとは考えにくい。
ただ、グリモア死後、多少狂気じみているため、その混乱に宝条がつけ込んだ、とも見れる。

  • さすがにゲーム中にそういう表現は出来ないからぼかしている可能性もあるかも。
  • 宝条のキャラがあんなんだから本当に性交渉が一切ないのかもしれないw 人工受精の方が確実だと思うし。
    • 子供(セフィロス)にはジェノバ細胞を埋め込んでいるわけだし、受精卵のデータ採取とかもあるだろうから、人工授精の可能性は結構高いかもな。

出張る宝条を差し置いてフルネームが付いたが、「Crescent」には「未熟な女性、母」という意味もある。

  • 誕生日が7月22日。罪を犯し悔悛する女(主に性的な罪を指す)の日だったりする。
    開発側としてもルクレツィアが悪いという認識は持っているようだ。
  • ちなみにルクレツィアは「光」という意味の女性名。三日月の光なのだろうか。

ヴィンセント曰く思い込みの激しいタイプ。               

  • 「一方的で、思いこみも激しい」らしい。ヴィンセントとのやりとりを見ていれば頷ける。
    その性格は見事に息子に受け継がれたようだ。通常は優しいようでいて、思い込むと暴走する辺り良く似ている。
    ルクレツィアの方はその欠点も含めてヴィンセントに愛されているようだが…。
  • そりゃ息子の方は暴走の規模が違いすぎますからw

携帯版のエピソードでルクレツィア自身も
「研究してると自分を見失いそうになる。そんな時いつも貴方が来てくれる」と言っているので
研究し始めると周りが見えなくなって暴走しがちな性格を自覚していたらしい。

  • ヴィンセントの父であるグリモアも、研究を少し急ぎ過ぎているとルクレツィアを心配した。
    流石は親子だな、よく似ている。
    • 「泉は逃げなよ」
    • 「流石は双子だな、死に顔までよく似ているよ」

本編では普通に祠で蹲ったり立ったり動いているし会話も普通に出来るのだが今作では水晶漬けになって眠っている。しかも服も何故かドレスアップ。さすがヒロインである。

  • 冒頭でヴィンセントが「見つけた…ルクレツィア」と言っているのでヴィンセントはFF7本編で会話した後姿を消してしまったルクレツィアをDCまでの間ずっと探していた模様。FF7本編の頃はまだマテリア結晶の中で眠っていたわけではないんだろう。