FF10
グアドサラムでユウナ一行は異界参りをするが、アーロンとリュックはそこに加わらない。
ティーダがそれはどうして?と尋ねた際にリュックがこのように言い返した。
恐らくアルベド族の精神的な立ち位置を暗喩するセリフ。
彼女ははっきり死んだ人=思い出と定義し、思い出は心の中にしまっておくという立場をとる。
この考えはアルベド族の長を務めるシド由来だと思われる。
シドは根っからエボンの差し出す希望は信じず、どちらかといえば自らの力で希望を作り出す立場なので
エボンの本質であるまやかしの希望に対するアンチテーゼとも取れる。
普段からエボンとアルベドは相容れない関係だったのかもしれない。
- アルベド族全員の考えが↑のようだというのは言い過ぎだろうが、作中にシドのやり方に疑問を呈するアルベド族は全くいない。
- X-2でワッカがアルベドがよく使う言葉として似たようなことを言う。アルベド族の思想として定着してるらしい。
アルベド族はグアド族と壊滅的に仲が悪い。
恐らく(グアドサラム内にあるため)異界に接すること自体数少なかったのだろう。
もっと近しくある環境下であれば、また違ったかも知れない。