セリフ/【普通じゃない？　人と違う？　それがどうしたってんだ。】

FFTA2

クエスト「その目は何を見る」で、ルッソがアデルに言い放つ名言。
以下イベントよりセリフ抜粋。若干うろ覚えですので間違ってたら訂正よろ。そして長くてごめんなさい。

(アデルが正気に戻ってから)
　
ルッソ「帰ろう。みんな待ってる。」
アデル「何言ってんの？誰が帰るって決めたのよ？」
ルッソ「帰んないのか？」
アデル「あ、あたしはね。一人でやっていくの。仲間なんていらないの。
　　　　そんなの面倒だし、どうせあたしの足手まといになるだけなんだから」
ルッソ「だったら、何で今までクランにいたんだよ？
　　　　もっと早く出ていけただろ？」
アデル「それは…」
ルッソ「クランにいて、楽しかったからだろ？
　　　　だったら、出ていく必要なんかないじゃんか。」
アデル「うるさいわねっ！
　　　　さっきのエンゲージで見たでしょ？　あたしの持ってる力を！
　　　　カミュジャが使おうとするほどの力！
　　　　あたしは普通じゃないの。
　　　　あんたとは住む世界がちがうの。
　　　　いっしょになんてやっていけないのよ！
ルッソ「なんだよソレ、くっだらね！おまえ、そんなことでスネてたわけ？」
アデル「くだらない！？あんたに何が分かるのよ！？」
ルッソ「ああ、なにもわかんないね！　当たり前だろっ？
　　　　オレ、おまえじゃないんだから！
　
　　　　普通じゃない？　人と違う？　それがどうしたってんだ。
　
　　　　んなこといったら異世界からきたオレはなんだよ？」　
　　　　それに、誰もそんなの気にしてないし！　シドだって、ハーディだって。
　　　　おまえひとりでカリカリしてるだけだろ。
　　　　なんていうんだっけ、そういうの。ああ、ジイシキカジョー？」
アデル「分かったような口きかないでよ、世間知らずのお子様のくせに！」
ルッソ「おまえだってガキだろ！
　　　　オトナぶって、シリアスぶって、結局グダグダしてるだけのくせにさ。
　　　　ああ、かっこわりー！」
アデル「なんですって！？」

ルッソのフランクな仲間意識、人間的な懐の深さを感じさせる台詞である。
またこの場面では今までどこか余所余所しかったアデルが
本当の意味で心を許せる「仲間」になる分岐点でもあり、個人的には
フリメルダ復活やバウエン一家のイベントと並ぶ名シーンだと思っている。
ここまで基本ツンで通してきたアデルの、このイベント後のデレっぷりは異常。

ヒロイン殴る主人公も珍しいよなあ。
いや、見ていてすごいほほえましいと思ったけどさ。

後に続くルッソのセリフも、ティーダのこのセリフを思わせる名言だと思う。

• 年齢層がやや高めのプレイヤーにしてみれば、アデルの方も言ってる事ややってる事は
  相当「ガキっぽい」のでルッソのように「かっこわりー！」と思うかどうかはともかくとしても、
  言ってる事には相当納得できるんじゃないだろうか。