FF8
かつてエスタを支配し、第二次魔女戦争を引き起こした悪しき魔女。
自分の後継者を探すために、各地にエスタ兵を送りこみ、女の子狩りを行った。
その中でも特殊能力を有するエルオーネに、興味を抱いていたようだ。
一度はラグナ達の作戦によって封印後、ラグナロクで宇宙に移送され、ルナサイドベースの監視下にあった。
だが、アルティミシアとサイファーによって封印を解かれる。
その後リノアを吸収しようとしたが、追ってきたスコールたちに倒される。
なぜか魔女なのにマッチョである。まず全体的にでかい。
ラグナ曰く、完全に目覚めていたら危なかったようだが、作中のセリフがラグナの回想での一言とノイズしかないためどのようなキャラなのかわからないまま退場してしまう。結果的に完全な出落ちになってしまった。
- ルナティックパンドラ突入前、ラグナの回想の中では2m強ほどのサイズ(目測)だったが、スコール達と戦うときはかなり巨大化している。
アングルの問題か、アデルセメタリーで何かがあったのか。- 胸から腹にかけての身長でリノアの頭から膝が納まるくらいのサイズがある。
魔女というより男っぽい。 - こうなると魔女というより魔神だな。
- 胸から腹にかけての身長でリノアの頭から膝が納まるくらいのサイズがある。
- 設定画によると前が開いてるコルセットのようなもので一応胸を隠しているようだ。
- 異様な巨躯や灰色の肌など、男にしか見えない以前に人間かどうかも怪しい。
が、ラグナの回想にて「元は人間」と明言されている。
アデル以上に人外な魔女もいるので、肉体改造が可能、あるいは力に溺れることで肉体が変質するなどといったことがあるのかもしれない。 - 父の代から続く因縁の相手ではあるのだが、上記の通りセリフがほとんどないため、そうとは思えないほど(外見以外の)印象が薄いキャラになってしまった。
witchは魔女と和訳されるが、元来witchに性別の意味は含まれていない。
- WITCHとして異端審問にかけられた男もいるし、別に女性にこだわるつもりは無いんだが…。
- ああ、ロビン…。
- まあそもそも女の子狩りを行ったように8の魔女能力は女でなければ継承できない
- 女であることを否定したかった、という説を読んだことがある。
- ところが魔女は英語版ではSorceressという明確に女性のみを指す単語に訳されている。
(男性ならSorcerer)
彼女には「魔女の騎士」がいなかったようだ。
イデア曰く、魔女は騎士がいないと力を悪しき道に使ってしまう、とのこと。
後継者探しのために女の子狩りをしていたということは、もしかしたら魔女の力を捨てて普通の人間に戻りたかったのだろうか?
- アデル本人には申し訳ないが、ハッキリ言って、外見からして既に「普通」ではない。
どうしてこうなった。
戦闘中には魔法しか使ってこないので、折角のマッチョな肉体の意味がなさそう。
騎士のいないアルティミシアが(DFFでだけど)騎士の名を冠した技を使うように、彼女も見た目だけでも騎士っぽくしたんだろう。
めちゃくちゃ強引だが。
騎士と言う名の理解者もおらず、(他に方法が無かったとは言えど)宇宙空間に封じられ、魔女の力を持つゆえに死ぬこともできず、世界中に向かって叫び続けるしかなかった。
極めつけはこれ見よがしに主人公たちの目的の人柱にされる始末。
そう考えると彼女は孤独かつ哀れな人物だったとも言える。
だからといって彼女のしたことは擁護できるものではないが。
アデルが各国に攻め込んだ理由は自らの後継者を探すための「女の子狩り」のためであり、アデル自身は魔女の力を放棄したがっていたのが示唆されている。
世界中から恨みを買い、無理やり誘拐した女の子に魔女の力を継がせたりすれば、その後に殺されてしまう可能性が高いため、自らの死を望んでいた節もある。
またアデル打倒後に判明することだが、彼女は若い頃、エルオーネの力で未来から意識だけを飛ばされてきたリノアとアルティミシアにジャンクションされており、その時にアルティミシアによって『時間圧縮』が行われた。その際にアデルも時間圧縮という魔法とアルティミシアの存在を知り、アルティミシアの野望を防ぐために魔女の力を手放そうとした可能性もある。
エルオーネの力に興味を抱いたのも自らへのジャンクションと時間圧縮を防ぐためかもしれない。
FFTA2
FFTA2のヒロイン(?)。種族はヒュム。
「優れし者」だがそのことにコンプレックスを持っていて常に独りで行動しようとする。
そのため性格は大分捻くれていてルッソとは対称的。
ドット絵では尻尾があるように見えるが、あれはベルトである。
インタビューによるとリボンと合わせて猫をイメージしたものらしい。
物語を進めていくとエアレスという強力なジョブにチェンジ出来るようになる。
- 物語中でも、猫みたいにちゃっかりしている、と言う意味でキャット・アデルと呼ばれているらしい。
- 元々は利害関係でルッソ達と行動していたが、段々ルッソ自身や、ガリークランそのものに惹かれてゆく。
物語途中でコンプレックスが再発しクランを離脱、そこをイルーアにつけこまれるも、ルッソの説得により再びガリークランに戻った。
所謂ツンデレキャラだが、主人公と殴り合いを演じるほどにツンツンしている珍しいキャラ。
- ツンツンしているが結構やる事も言う事も実は子供っぽく(と言うか青臭い)、少年のルッソと張り合うさまは見ていてどこか微笑ましい。
物語の序盤で出会った時からルッソとは悪友のような間柄であったが、敵に洗脳をされた自分を正気に戻した事で、ハッキリと思いを寄せるようになったのか、最終決戦を目前に控え、ルッソと別れる時が迫った事を悟って泣くシーンがある。
- これらのイベントのおかげで顔グラが三種類も存在する。
初期ジョブはシーフ。
だが割と早い段階で仲間になるので成長させるジョブの選択もしやすいだろう。
専用ジョブを持ち、女性ゆえリボンを装備できるため実質的にルッソの上位互換ともいえる。
- 加入時点でシーフのアビリティを3つ習得しており、もう1つだけ追加で習得させれば忍者になれる。
彼女に二刀流を習得させ、最終的にエアレスの5マス移動+二刀流で、無双キャラに育てた人も多いのでは。
ついでにマジックバーストも習得させると完璧。- 忍び足袋もお忘れなく。
EDでは、シドにマントをプレゼントしたらしく、シドがマントを羽織っている。
- その後のサイドストーリーや、エンディングから、ガリークラン全員で再びルッソが来るのを待っているのだと思われる。
さて、その日は来るのであろうか……?
- ちなみに非常に浪費家である。
高額で売れるアルラウネドリルを掠め取った後、次のメインイベントの時にはそのギルを全てブランド物のグッズで使い切ってしまった。
また、ストーリーの所々にもブランド物を欲しがるシーンがある。
自分が優れし者と言う事に気付いたのは、自分の村が疫病で全滅した時だったらしい。
家族も誰も死んだのに、自分だけ生き残ったため、コンプレックスというよりは一種のトラウマに近いんじゃないだろうか…。
- 一部の設定はルッソの初期設定と近い。
攻略本の表紙絵ではルッソを見る目が物凄く穏やか。
そのヒロイン力といったら、これだけ見ると本編での性格が想像できないくらい。
PFF
FFTA2のアデルが登場。
2015/09/08に実装されたプレミアムメモリア。
あいにく、宵越しのギルは持たない主義なのよ。
武器は短剣。白魔法がそこそこ得意。
素早さがとても高く、知性もあるシーフ系メモリア。
白魔法が使えるがオーラを付けても本職に比べれば弱く、盗む要員でケアルラ・プロテアを使わせるかというところ。
プレミアムスキルで状態異常回復ができるが、代わりに3ターン行動不能になってしまう。戦力というよりは回復役として使うのがベター。
PFFNE
エリア15-3でFFTA2のアデルが手に入る。
短剣装備、専用は「ティプタップトウ」。氷属性。
アビリティはプロテス(プロテアまで)・ケアル(ケアルラまで)、スキルは「オーラ」、プレミアムスキルは「エクリプス」。
余談
FF関連作だが「FFではない」という事が重要とされたブレイブリーデフォルトには「イデア」という仲間キャラがいた。
そしてその新作ブレイブリーデフォルトIIにおける似た立ち位置のキャラの名前は「アデル」だった。
偶然の一致にしてはちょっと出来過ぎてるような…。