FF9
スタイナー:レッドローズ!? まさか……ベアトリクスか!?
ジタン:へっ! とんでもない女にホレちまったもんだな!!
スタイナー:貴様に言われたくないのである!
ダガー:ちょっとスタイナー! それどういう意味!?
イーファの樹の上空で、ジタンにからかわれたスタイナーが思わず言ってしまったセリフ。
冒険中、ダガーに迷惑を掛けられっぱなしだったスタイナーの本音なのかもしれない。
- ダガーに怒鳴られた直後、スタイナーは「あ、ヤベ」と言わんばかりに隅っこに逃走する。
別に告白されたわけでもないのに
「ジタンに惚れられている」と確信しているダガーさんがステキ。
- むしろダガーがジタンに惚れていて、
「えっ、ジタンに想い人か!?詳しく聞かせなさいよ!!」的な意味だと推測してみる(笑)
この一件がベアトリクスに知られたら、ひと悶着起こるかも。
決戦前の一幕ではあるが、最初は快く思っていなかったジタンをスタイナーが認めたことを表していること、お互いに自分の好きな人のためなら命を掛けられる女性に好意を持ち持たれたこと(ダガーはパンデモニウムでの3連戦ラストで単身ジタンを援護し、ベアトリクスは生死不明と見られていたが生き残り突入の手助けをしてくれた)、そして惚れた女のために生きて帰る事の誓い(死んで惚れた女を泣かせるより、生きて惚れた女を腕の中に抱く方が余程良い事)など、様々な想いが篭められたセリフである。
ダガーの性格は抜きに、「一国の姫君に惚れるような平民には言われたくねーよw」程度のものだったのかもしれない。が、裏を返せば、そういう軽口を叩けるほどにジタンを認めたともいえる。