「Absolute Virtue(絶対の美徳)」という意味。
FF11
プロマシアミッション時代のエンドコンテンツ「七元徳」の頂点に位置するノートリアスモンスター。通称「AV(「Absolute Virtue」の頭文字)」。
戦うためには「キリスト教の七元徳」の名を冠したモンスターを全て倒さなければならないため一苦労だが、その分得られるアイテムもまた高性能の品ばかりであった。
Lv75キャップ時代のAVは「ネトゲも含めていいなら、FFシリーズ中最強ボス…どころか、既存の全てのRPGを見渡してもこれほどの超強敵はそうそういない」と言われる程の強さを誇っていた。
このモンスターの名前で検索してみれば、当時のAVがどれ程狂った強さであったのか、その一端が垣間見えるだろう。
- 「ネトゲも含めていいなら」という枕詞が付くのは、ネトゲはバージョンアップで様々な方面からバランス修正が入り(レベルキャップ解放、新装備・新アビリティの追加等)、その難易度が一定ではないため。AV自身も最大HPが実装時の約3分の1に落とされている。
- Lv75キャップ時代は「開発者でも倒すのに18時間もかかった」が、アイテムレベル制の現在では、「赤魔道士などソロの強いジョブがフェイス込みで適当に戦っても数分で倒せる」程度の強さに落ちている。
詳細はこちら→アブソリュートヴァーチュー
FF14
禁断の地 エウレカの全エリアのシナリオクリア後に挑める、高難易度ダンジョン「バルデシオンアーセナル」の3ボス。
腕輪を装着しての強化やコールワイバーンによる雑魚敵召喚など、FF11を意識したギミックが存在。
また、そのままではまともに戦えないほど強力だが特定手順で弱体化できる点も踏襲されている。
- ……が、この条件がかなり複雑。ダンジョン内の6つの部屋にある床を全て踏むことでダンジョン外に発生するFATEのクリアが必要。
ダンジョン攻略をしていないプレイヤーの協力が不可欠となるが、外部プレイヤーの旨味は薄く、事前に要請するか善意に頼ることとなる。- なおこのFATEで戦う敵もFF11での弱体化ギミックを意識した種族だったりする。
しかし弱体化させてもなおエウレカ特有の防御手段を駆使することが求められる強敵となっている。
FFRK
「FF11 15周年キャンペーン」の一環で、2017年11月11日~24日の間登場。
「曜日に対応した属性の攻撃を当て続けることでリジェネ解除」「HPが減ると赤い腕輪を装着してパワーアップ」といったギミックを再現している一方で、強さに関しては「きちんと倒せるように」とてもとても有情な設定となっている。さすがにLv75キャップ時代の強さの再現とはいかなかったようだ。
ただし、それでも他のボスよりも倒すのに時間がかかりがちな点は、「たまにはこの位の強さの敵がいてもいい」「スマホで遊ぶRPGとしては時間がかかりすぎる」と賛否両論であった。