セリフ/【きみには仲間がいる！命を賭して戦ってくれる仲間がいる！】

FFT

オーラン最大の名台詞。
　
グローグの丘にて南天騎士団脱走兵との望まぬ戦いを終えた後、一人慟哭するラムザの元に脱走兵を追ってきたオーランが現れる。
彼が南天騎士団所属の人間と知ってラムザは驚き、異端者である自分を討つのかと問うが、オーランはおどけて見せるだけだった。
ラムザはオーランが信用に値する相手だと悟り、彼へ南天騎士団の長にして父バルバネスの親友でもあったオルランドゥへの伝言――この戦争を裏で操るものがいること――を託す。
オーランもオルランドゥが自身の義父であることを告げてその伝言を必ず伝えると誓う。
会話も終わり、それぞれの道に向けて別れる二人。
その時オーランが振り向いて、ラムザの背中に向けて告げる。
　
「ラムザ、きみは独りじゃない！
　きみには仲間がいる！命を賭して戦ってくれる仲間がいる！
　僕もその仲間の一人だッ！」
　
異端者として孤独な戦いを続けていた（と思っていた）ラムザにとってこの台詞はまさに救いであり、こちらもまた去っていったオーランに向けて「ありがとう」と素直に返す。
　
……そして、全てが終わった後。
オーランは宣言通り、ラムザたちのために本当に命を賭して戦い続けてくれたのだった。