兵法に学ぶ軍略-前線での立ち回り-

Last-modified: 2008-11-14 (金) 21:51:04

敵が同等であれば上手く工夫して戦う事 戦いに巧みな人は相手を思うままにし、相手の思い通りにされない。(孫子)

 敵味方の兵士数がほぼ同数であれば、職構成に着目して、得意な敵を狙い、苦手な敵を避けるという工夫をすることができます。

 (ウォリアー > スカウト、スカウト > ソーサラー、ソーサラー > ウォリアー)

 また、敵の頭数を減らすことも重要なので、弱った敵を優先的に叩いたり、一人に攻撃を集中させることによって、確実に戦場からご退場いただくのも一手です。

戦ってよい時と戦ってはいけない時をわきまえる事 大軍と小勢の戦いの用い方を知っている事 (孫子)

 敵が明らかにこちらの数よりも多い場合、よほどLvと腕に差があるか、周辺環境(ATや召喚)が有利でない限り、こちらが全滅する可能性が高いです。

 こういう場合は正面決戦を挑まずに、徐々に戦列を後退しながら味方の増援を要請するなど、死なずに有利な状況を作り出す方がよいでしょう。

敵を知り己を知れば百戦しても危うからず、敵を知らず己を知れば一戦一敗する、敵を知らず己を知らなければ戦う毎に必ず敗れる。(孫子)

 敵の職の行動特性、スキル特性などは、時間があるときに学んでおくと、自分たちが全滅させられる危険を避けることができるはずです。

敵を誘い出し裏をかいて攻撃する(孫子)

 前線でこちらが不利になった場合、タイミングを合わせて前線を後退させながら、敵を誘い出すことにより、後ろからやってくる味方と合流して、少数の敵に攻撃を集中できることがあります。

偽りの誘いを追ってはいけない 餌の兵士に食いついてはいけない(孫子)

 ただし、敵もこれをやってくることがあるので、自分の進退は周りの味方と呼吸を合わせましょう。

調虎離山「虎を調って山を離れしむ(とらをあしらって、やまをはなれしむ)」(三十六計)

 虎は山を住処とすることから、虎は敵、山は敵の城を比喩しています。

 つまり、敵を不利にするために、敵の城などの有利な地点から敵を引き離すことによって、相対的に味方を有利にさせよ、という意味です。

 FEにおいては、敵にとって有利な地点とは、例えばAT近辺などがあげられるでしょう。

 こうした地形から敵をおびき出して叩く一方で、こちらもAT近辺からおびき出されないようにする工夫をすることによって、味方を有利にできます。

走為上「走ぐるを上と為す(にぐるをじょうとなす)」(三十六計)

 どうしても勝算が立たなければ、戦わずに逃げろ、ということです。

 FEにおいては兵士が死ぬとその分だけ味方全体のダメージとなります。

 死ななければ、HPを回復して巻き返すこともでき、味方を不利にすることなく戦いを続けることができるわけです。