目覚め / Awakening
- このクエストは「帰郷 / Homecoming」終了後に自動的発生します。
- 同時に「復讐 / Vengeance」と呼ばれる2番目のメインクエストも開始されます。
しかし「復讐」は、フレーバー的なもので、ヘンリー自身の抽象的な大目標をメモしてくれていますが、ゲームプレイ中の具体的な指針としてはあまり役に立ちません。エピローグまでプレイしても消えないので、気にしなくても良いです。
悪夢
- チュートリアル終了後、ようやくのオープニングムービーが流れた後で、ヘンリー君は例の悪夢を再び見ることになります。
画面が真っ赤で見づらく、方向がすこぶるわかりにくいですが、ここはスカリッツ村の中で、基本的に地形も襲撃後の村と同じつくりです。
ただし、建物が崩れて通れなかったり、明らかに不親切な光源で道が見えなかったりするため、何をすればいいのかわかりにくい面があります。
- ここでヘンリー君が求められているのは何かというと、
スカリッツ襲撃中のムービーで、ヘンリーの父・マーティンがやっていたように、村の中で暴れるクマン人達を切り捨てて、丘の上の城まで駆け上がることです。
マーティンがやろうとしてできなかったこと、ヘンリー君が足がすくんでできなかったことを、ここで再現してください。
- 現実の世界でのヘンリー君は剣を奪われてしまいましたが、夢の中限定でまだ所持しています。インベントリが開けないのでアイテムは使えません。
クマン人と戦闘することでステータスのレベルが上ったりはしますが、敵の落としたアイテムなどは拾っても現実世界には持ち出せません。
ver.1.9.6現在、所持している武器が「強盗の剣」に変更されています(夢の中にあるチェストを開くと確認できます。)。
- 夢の中のクマン人は現実より弱く、攻撃が一回クリーンヒットすると煙のように消えます。ただ、モタモタしていて負けてしまったり、道に迷って村の範囲から見当違いの方向へ離れてしまったりすると、その時点でこの夢は終了になります。
- 光の方向が進むべき道を示してくれないのでわかりにくいですが、城の門に向かう坂を登っていくと、
ちょうどヘンリーパパが斬り倒されてしまった辺り、そして、ヘンリー君自身が瀕死の傷を負って倒れた辺りで、ラントの声が聞こえます。
- 悪夢にうなされるヘンリーですが、そこに彼を起こそうとする母親の声が聞こえます。いつもの朝と同じ様に。
「起きなさい、ヘンリー。やることがあるでしょ!」
目覚め
- そして、ヘンリーの耳に届いていた母親の声と思っていたものは、重症のヘンリーに呼びかける幼馴染のテレーザのものだったことがわかります。
- 枕元にいるテレーザ(スカリッツの製粉所の娘)から、ヘンリーは今まで2週間もの間意識を失っていたこと、ここは南部のラッタイの街であること、そして彼女の叔父である粉屋のペシェク (Miller Peshek) がヘンリーが回復するまで面倒をみてくれた事を教えてもらい。
- ベット近くにチェストがあるので、自分の荷物を取りましょう。
- このトランクは、以降四次元スタッシュとしてヘンリーが自由に荷物を置けるようになります。同じ四次元スタッシュが各町の宿屋、及びストーリー中にヘンリー君に提供される個室に置かれ、その中に入れたアイテムは他のどのチェストからでも取り出せるようになります。ただし、宿屋のチェストを利用するにはお金を払って部屋を借りる必要があります。
- また、ヘンリーの寝ていた粉屋のベッドは、いつでも無料で使える専用の寝床になります。家の中の他のベッドにはペシェクやテレーザが寝るため、勝手に使うと怒られるので、カーソルをあわせた時に「セーブ&睡眠」と表示されるものを使いましょう。
- 自分のベッドを使用して一時間以上睡眠を取ることで、起床時にオートセーブが行われます。これは、ハードコア・モードでも同じです。この睡眠セーブは、シュナップスによるセーブと並んで、能動的にセーブを行う主な方法の一つです。貴重なシュナップスを無駄遣いしないために、定期的に睡眠を取りましょう。
- シュナップスによる飲酒セーブと、睡眠セーブ、そしてメニューによる中断セーブは、全て別枠で行われます。中断セーブは(1)つのみ。飲酒セーブは(10)コほど。そして、睡眠セーブは他のクエスト進行におけるオートセーブと同じ扱いで、数は未確認ですがかなり多くのデータが保存され、規定数にデータ数が達していた場合は、一番古いものから上書きしていきます。飲酒セーブは手軽で状況を選ばず便利ですが、この通り10回ほどすると古いものから消えていってしまうので、あまり頼り切ると、行き詰まった頃に古いセーブが残っていないということになりえます。休養は大事です。(オートセーブも無限ではなく、あまりにも数が増えると古い方から消えていきます。全てのサイドクエストを満遍なく遊びつくそうとすると、最初の方のセーブは上書きされるかもしれません)
粉屋のペシェクと話す
- ペシェクは目を覚ました家の周りをぶらぶら歩いています。主に水車の石臼から、表の荷車の裏まで小麦袋を持って往復しているばかりですが、時折建物の壁にもたれかかって休んでいることもあります。
- ヘンリーは意識不明の間、このペシェク叔父さんが呼んだラッタイの薬屋から治療を受けていました。そのための治療費と薬代の一部はペシェク立て替えてくれていますが、全部は払いきれていません。
つまり、ヘンリーはペシェクと街の薬屋「両方に」借金があるということになります。そのため、それぞれに対してお金を返済しなければなりません。
街の薬屋コニアシュへの返済分は、もう少し待ってくれと言えば聞いてもらえます。
しかし、ペシェクへの借金を返済せず放置していると「粉屋の借金取り」というNPCの荒くれ者を差し向けてきます。お金を返せず説得にも失敗すると殴り合いになりますが、2人がかりで襲ってくるため序盤は普通に負けて数時間気絶させられる上に、目が覚めても低HPという洒落にならない状態になるため、ペシェクへの返済を優先しましょう。
- ペシェクと話をするとサイドクエスト「義賊 / The Good Thief」が始まります。
これは、ヘンリー君のペシェクに対する借金を、違法性の高い雑用を引き受けることでチャラにするというものです。
ゲーム中に提供されるサイドクエストの中には、この様にあからさまに法に触れる泥棒クエストがいくつかあります。
クエストが始まったからと言って、必ずしも全てを完遂しなければならないということはありませんので、よく考えて受注してください。
- ペシェク相手には、すでに現金の持ち合わせがある場合、現金で支払ってしまうことも可能。
ただしこのペシェク、かなり裏の世界と繋がりの多い人で、ここでペシェクに取り入っておくことで、かなりその手のクエストを展開することが可能です。
また、金も払わず仕事もせずだと、この製粉所から追い出され、粉屋の借金取りを差し向けられるようになります。また、浴場など近隣の施設にも手を回してサービスを受けられなくされてしまいます。世話になった人は怒らせないようにしましょう。
- 一旦仕事を引き受けたら、仕事の遂行が多少遅れてもペシェクは大目に見てくれます。プレイヤーのスタイル次第ですが、最初期からサブクエストに振り回されるよりは、ある程度メインクエストを進めて地盤を固めたほうが楽ではあります。序盤のメインクエストを一通りこなすと、街の案内やシステムの解説、最低限の装備の提供などを受けられます。
- クエスト「義賊」を引き受けた段階で、ペシェクから「ロックピックのチュートリアル」「スリのチュートリアル」「盗品の買取」をしてもらえるようになります。詳細は(サイドクエスト「義賊 / The Good Thief」)
※冒険の道中、各地にシャベルで掘り返せる場所があるが、スカリッツで苦労して手に入れたシャベルは置いてきてしまっているため、ここで「義賊」を受注してシャベルを入手しておこう。
ラジク・コビラ卿に会うためにピルクシュタインに行く
- 到着した街、ラッタイには城が2つあります。
北東側の丘の上にあるのをラッタイの上層城、南西側の坂側にせり出しているのをピルクシュタインの下層城と呼んでいます。
スカリッツから逃げてきたラジク・コビラ卿は、この街の領主である若君ハンス・カポン卿と、その保護者である叔父のハヌシュ卿から、下層のピルクシュタイン城を貸与され、避難してきた村民たちも城の周辺にキャンプを建てて生活しています。
- ヘンリー君は父マーティンに、領主であるラジク卿に剣を渡すよう命じられているため、ラジク卿に会いに行かなければなりません。
- ラッタイへの丘を上る道を移動します。
この先何度往復するかわからない坂を登ることになります。この特徴的な景観を覚えておきましょう。 - 坂のふもとには浴場があり、街の男たちは時々坂を降りて、サービスを受けに来ています。成人男性向けの風俗的なサービスだけではなく、洗濯や散髪や治療のような、一般向けのサービスも行っているので、お世話になるプレイヤーも多いでしょう。
- 街の外門には門番の兵士が立っています。今はもう修正されていますが、昔のバージョンではこの門の前には大量のハルバードが投げ捨てられることで有名でした。
門を通り抜けようとすると、兵士はよそ者のヘンリーを呼び止め、目的を尋ねてきます。説得は特に難しいものではないですが、下手に街の兵士に喧嘩を売ると、今後兵士に追い回されて街の機能が利用できなくなるので注意してください。
スカリッツと違い、ラッタイにはバーナード隊長及び“夜啼鳥(ナイチンゲール)”ヤロスラフという不死身属性を持った最強の兵士が駐屯しています。殺せないのでこちらが死ぬまで殴るのをやめてくれません。怒らせてしまった場合は素直に逮捕されて罪を償うのが得策です。チュートリアル中とは違って、牢に入れられてもゲームオーバーにはなりません。
- ピルクシュタインに上る階段前で兵士が見張りをしていますが、こちらはヘンリーも見覚えのあるスカリッツの城の門番だったヤネクとヤロスラフです。(ただしスカリッツで殺してしまっていた場合は現れません)
ヘンリーの飲み仲間なだけあって、適当な説明でもすんなりと通してもらえます。
- 場内は部屋と廊下が圧縮されたような細かい間取りになっていますが、要所要所に見張りの兵士が立っています。警備が厳重な方へ向かっていきましょう。
階段を3階まで上がって本館に入ると、続く扉が見えるはずです。
- 1階は兵士や使用人の詰め所。2階はフェイファー技師のような富裕層の平民や客人用の部屋や食堂。3階が貴族エリアで、カポン君や、客将であるラジク卿の部屋、そして賓客を歓待する「騎士の間」と呼ばれる大食堂となっています。元は衛兵隊長のバーナード卿もここに住んでいたようですが、今は上層城に追いやられて、広間に衝立を置いて寝泊まりしているので怒っています。
貴族集団と面会
- 饗宴が催されている騎士の間(3階奥)に続く廊下に踏み込んだ辺りでムービーが始まります。
- ここで、このゲームの開発者ダニエル・ヴァヴラ…ではなく、その顔をモデルにした大物貴族ライパ(リーパ)のハヌシュ卿が初登場します。
ライパというのはチェコの大貴族の血筋です。徳川御三家か藤原家か源氏平氏くらいに思うといいです。ハヌシュ卿自身は傍系なのですが、ハンス・カポン卿がまだ幼少の頃に、父親が死亡後、後見人としてラッタイの街を管理することが決められていました。中継ぎとしての施政者ではありますが、民衆からの支持は厚いです。口が悪いのは御愛嬌。史実でもハヌシュ卿は逃げてきたラジク卿を匿っています。
- 甥のハンス・カポン卿は、このラッタイの街の正式な後継者です。国王が拉致されて手続きが滞ってるため、(あとまだ頼りないため)ハヌシュ卿が後見人となっていますが、本来のラッタイの領主はカポン君です。
彼もライパの血縁ではあるのですが、父親がこの街の領主として独立して城を構えているために、対外的には城の名前を取ってピルクシュタインのハンス・カポンと呼ばれます。ライパの分家筋ですね。分家の当主が子供なので本家の三男坊辺りがヘルプに来ているわけです。
- あとはラジク卿と、名前が不明なラッタイの教区司祭と、衛兵隊長のバーナード卿が同席しています。

- このラッタイの街には、教会も2つあり、西側の聖マシュー教会と、東側の聖ニコラス教会に分かれています。
これだけ大きな街の司祭ですから、おそらくこの神父も貴族の出ですが、建前上は聖職者は俗世の身分にとらわれないことになっています。
ムービー中でもそうですが、この司祭、自領の人だけでなく他の街の人々からもものすごく評判が悪く、蛇蝎のごとく嫌われています。味方をする人が誰もいないキャラというのは、むしろ珍しいくらいです。昔はワカメみたいな髪型ですごく味があったのですが、バージョンアップでなぜかサラサラヘアにイメチェンして、とても残念です。 - 西の聖マシュー教会の方が大きく、下町よりなので、民衆が気軽に集う場所になっており、クエストでヘンリーの待ち合わせ場所になっていたりします。対して東の聖ニコラス教会は、規模は小さいものの上層城の膝下にあるので、貴族が落ち着いて参拝できるようです。教区司祭も基本的にここに居住しており、もしゲーム中で必須のイベントアイテム、いわゆる「だいじなもの」を、敵NPCに持たせたままデスポーンして紛失してしまったような場合、彼が死体からネコババして回収し、この聖ニコラス教会に保管することになります。
- また、各地の教会には寄付箱と言うか募金箱と言うか贖宥状(しょくゆうじょう、いわゆる免罪符)の販売所が設置してあり、寄付をすることで犯罪の指名手配を即時解除することが出来ます。ただし、それ以上の評判の低下を食い止めることは出来ますが、既に下がってしまった評判を高かった状態まで戻すことは出来ません。
- バーナード隊長は、プレーヤーに戦闘のイロハを叩き込んでくれる教官です。今後絶対にお世話になるので顔をよく覚えてください。
ゲーム中に戦闘で勝てない! と思った場合は、この街に戻ってきて彼に会いましょう。タダで鍛え上げてくれます。
彼も下級貴族の一員で、オレシュナのミロタという地方領主がいとこです。詳しくは彼の関連クエストで。
- ヘンリー君は、成り行き上このバーナード隊長の部下となり、訓練を受けることになります。
これで「目覚め / Awakening」は終了です。
次のメインクエストは「精進する者、敵を制す / Train Hard, Fight Easy」
