「ああ、良いとも。さぁ、お乗り。」
日本版タイトル | トビーとハットきょう |
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英語版タイトル | Toby and the Stout Gentleman/Toby the Tram Engine |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1984年12月8日(英国) ・1987年5月4日(オーストラリア) ・1989年4月9日(米国) ・1990年8月21日(日本) ・1991年6月11日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年3月19日(ドイツ) ・2008年1月11日(ハンガリー) |
話数 | 21 |
この話の主役 | トビー |
登場キャラクターA | トビー、ヘンリエッタ |
登場キャラクターB | 無し |
登場キャラクターC | 無し |
登場人物A | トップハム・ハット卿、スティーブン・ハット、ブリジット・ハット、トビーの機関士、乗客 |
登場人物B | ハット卿夫人、有名な小説家、トビーの機関助手 |
登場人物C | アールズデール・エンド駅長 |
登場人物D | トビーの車掌(言及のみ) |
登場スポット | ・アールズデール湖と山沿いの線路 ・クリフ・サイド線路? ・アールズデール城 ・アールズデール・エンド駅 ・ロアー・アールズバーグ駅 ・箱型風車 ・トビーの機関庫 |
テーマ | ・トビー |
対応原作 | ・第7巻『機関車トビーのかつやく』 (第1話『トービーとでっぷりしたしんし/トビーとふとっちょのしんし』) |
あらすじ | ・トビーはとある田舎の支線を走る路面機関車だ。彼はトップハム・ハット卿の家族を乗せて楽しませたが、そんなある日、不景気が続き、とうとう路線は閉鎖になってしまい…。 |
メモ | ・トビーとヘンリエッタ初登場。 ・あの時のジェームスとトーマスに続いて涙を流すトビー。 ・中谷ゆみさんのヘンリエッタの声はこの話だけとなる*1。 ・原作共にこの話でトップハム・ハット卿が既婚者だと言う事が判明する。 ・この話は次回の『トーマスとけいさつかん』に続く。 ・トビーを怒らせるブリジット。 ・今年時点で唯一、主役以外の機関車やカメオ出演の機関車が一切登場しない回。また、模型時代に場面転換で一度暗転するのもこの話のみである。 ・未公開シーンが多く、本編ではトビーのラストランではヘンリエッタを牽いて走っていくが、未公開シーンではヘンリエッタを置いて走って行くシーン等多数存在する(未公開シーンのほとんどは楽曲『トビーのうた』で使われている)。 ・トビーの機関庫を撮影機材と共に写したメイキング画像が存在する。 ・後に登場するメイビスもトビーと会話する。 ・アニメ絵本と英米版ではトップハム・ハット卿が車掌を呼び止める台詞があるが、日本語版では当該部分はスティーブンとブリジットに早く乗るように促す台詞になっている。 ・公式サイトでは写真は第2シーズン『けむしになったパーシー』になっている。 |
原作との相違点 | ・原作ではトップハム・ハット卿の名前は伏せられている*2。 ・田舎の支線を訪れたのはTV版ではトップハム・ハット卿とその家族のみだったが、原作では家政婦も同行している。 ・原作では車掌がトップハム・ハット卿の呼び止める声に驚いて笛を落として拾う場面がある。 ・原作では住民がトビーに「おかしな奴」とからかう場面がある。 |
台詞 | ・ナレーター「トビーは田舎を走る路面機関車だ。でも正面には牛除けの板が付いているし、車輪にはカバーが掛かっているので、とても蒸気機関車には見えない。彼は村や農場や本線迄貨車を運ぶ。誰に対してでも、いつも明るく元気が良い。トビーの後ろにはヘンリエッタと言う客車が付いている。昔人気が有った客車だ。でもヘンリエッタは物々言っている。」 ・ヘンリエッタ「昔は良かったわ。9台もの貨車を引っ張っていたんだもの。全く人生は分からない物ね。」(初台詞) ・ナレーター「今は貨車はたったの3台か4台になっている。と言うのも、鉄道に代ってトラックが物を運ぶ様になったからだ。トビーは注意深くて此処何年も事故等起こした事も無いのだが、お客は皆トラックやバスに行ってしまって、今ではヘンリエッタに乗る人が居ない。トビーが駅着くと、ホームに太った紳士と女の人が立っていた。紳士は勿論トップハム・ハット卿だが、トビーはこの時はまだ知らなかった。」 ・スティーブン・ハット「ねぇ、お爺ちゃま。見て見て、あの機関車!」(初台詞) ・トップハム・ハット卿「うん。あれは路面機関車って言うんだよ、スティーブン。」 ・ブリジット・ハット「電気で動くの?」(初台詞) ・トビー「ん~!」(初台詞) ・スティーブン・ハット「しーっ!彼を怒らしちゃだめだよ、ブリジット!」 ・ブリジット・ハット「でも、路面車は電気で動くんでしょ?」 ・トップハム・ハット卿「殆どはね。でもこれは蒸気で動くんだ。」 ・スティーブン・ハット「乗っても良い?お爺ちゃま。」 ・トップハム・ハット卿「ああ、良いとも。さぁ、お乗り。」 ・ナレーター「彼らはヘンリエッタの中に乗り込んだ。」 ・ヘンリエッタ「トビー、急いでね!」 ・ナレーター「ヘンリエッタは楽しそうに歌い出したが、トビーは歌わなかった。」 ・トビー「ふん!電車ね!全くもう!」 ・ナレーター「トビーは自分が蒸気機関車である事に誇りを思っているのだ。」 ・トップハム・ハット卿「名前は何て言うのかね?」 ・ナレーター「ハット卿がトビーに聞いた。」 ・トビー「トビーです。」 ・トップハム・ハット卿「乗り心地が良かったよ。ありがとう、トビー。」 ・トビー「え、どういたしまして!…あの太った紳士はどう言えば機関車が喜ぶかって事を良く知っているよ!」 ・ナレーター「子供達は休暇の間、毎日やって来ては、車掌と一緒に客車に乗ったり、空の貨車に乗ったりした。1番最後の日には、機関士が子供達をトビーの機関室に乗せてやった。ハット卿と子供達が帰る日が来た。」 ・トップハム・ハット卿「トビー、もう私たちは帰らねばならん。でもとっても楽しかったよ、本当にありがとう。」 ・トビー「またおいでよー!」 ・スティーブン&ブリジット「きっとまた来るよ!」 ・ナレーター「子供達はトビーが見えなくなるまで手を振り続けた。1カ月が過ぎ、トビーの貨車が減り、乗客も減っていった。ある朝、機関士がトビーに言った。」 ・トビーの機関士「トビー、俺達も明日で最後だ…。この線は無くなってしまうんだ…」(初台詞) ・ナレーター「翌日、大勢の人がトビーに乗れる最後のチャンスだとやって来た。人々は冗談を言ったり歌を歌ったりしたけど、トビーはとてもそんな気になれなかった。」 ・乗客A「さよなら、トビー…。」 ・ナレーター「乗客はそう言って客車を降りた。」 ・乗客B「この線が無くなるのは残念だ。」 ・トビー「僕もそう思います…。…誰も僕に用がなくなったんだ…。」 ・ナレーター「トビーは悲しい気持ちで眠りについた…。翌朝、機関庫の扉が威勢よく開いた。」 ・トビーの機関士「起きろぉー!トビー‼」 ・ナレーター「機関士が紙切れをひらひらさせて興奮している。」 ・トビーの機関士「あの太った紳士からお手紙だ!良いニュースだぞー‼」 ・ナレーター「トビーがハット卿に使って貰える事になったのだ。」 |
英国CV | ・ナレーター:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トビー:川津泰彦 ・ヘンリエッタ:中谷ゆみ ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・トビーの機関士:掛川裕彦 ・スティーブン・ハット:中友子 ・ブリジット・ハット:中島千里 ・乗客:高戸靖広、塩屋浩三 |
シリーズ前回 | きてきとクシャミ |
シリーズ次回 | トーマスとけいさつかん |
原作前回 | ヘンリーのくしゃみ |
原作次回 | トーマスとおまわりさん |
参照画像 | ・トビーとハットきょう/画像? |