「はははっ!ゴードンったら。「ちゃんとした機関車はやたらに汽笛を鳴らさないもんだ!!」なーんて言ってたのに!」
日本版タイトル | きてきとクシャミ |
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英語版タイトル | Whistles and Sneezes |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1984年12月11日(英国) ・1987年5月1日(オーストラリア) ・1990年8月14日(日本) ・1991年11月25日(米国) ・1998年3月17日(ドイツ) ・2008年1月10日(ハンガリー) |
話数 | 20 |
この話の主役 | ゴードン(前半) ヘンリー(後半) |
登場キャラクターA | エドワード、ヘンリー、ゴードン、パーシー、緑の急行客車 |
登場キャラクターB | 無し |
登場キャラクターC | トーマス、ジェームス |
登場人物A | トップハム・ハット卿、ヘンリーの機関士、乗客 |
登場人物B | ウェルズワーズ駅長、ヘンリーに石を投げた子供達、作業員、ゴードンの整備員 |
登場人物C | ロアー・ティッドマス駅長、ヘンリーの機関助手、ゴードンの機関士、ゴードンの機関助手、ジェームスの機関士、ジェームスの機関助手 |
登場人物D | 警察官(言及のみ) |
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・ウェルズワーズ駅 ・クロスビー湖(未公開シーン) ・ゴードンの丘 ・ナップフォード駅 ・ヴィカーズタウン機関庫 ・線路の上の橋と道路と信号所 ・ロアー・ティッドマス駅 |
テーマ | ・ゴードン ・ヘンリー |
対応原作 | ・第6巻『みどりの機関車ヘンリー』 (第3話『ゴードンのきてき』&第5話『ヘンリーのくしゃみ』 |
あらすじ | ・ゴードンはヘンリーの汽笛を不定した挙句汽笛が鳴り止まず、皆に笑われた。その翌日、ヘンリーは石を投げた子供達にクシャミをして懲らしめる。 |
メモ | ・前半と後半で主役が分かれる回。 ・冒頭でゴードンがヘンリーにケチを付ける。 ・この話のゴードンは『きかんこのもめごと』に続いて終始笑わなかった。 ・あの時のエドワードとジェームスに続いてヘンリーをボロクソに言うゴードン。 ・ヘンリーを慰めるパーシー。 ・ここの子供達は前回でカメオ出演していた*1。 ・この回から塩屋浩三さんも機関士の声を担当する。*2。 ・あの時のゴードンに続いて恐ろしい仕返しを決行するヘンリー。 ・未公開シーンではゴードンがクロスビー湖を通過するシーンがある*3。 ・ゴードンの鳴りっぱなしの汽笛が可也煩い上、音が異なっている。 ・『ヘンリーのせきたん』の使い回し映像有り。 ・トーマスとジェームスは今回は台詞無しと同時にキャラクター紹介からカットされている。 ・子供達がヘンリーに石を投げたのは立派な犯罪行為である。 ・この出来事から数年後、ヘンリーは再びクシャミをする。 ・リンゴ・スターが米国版のナレーションを担当しない最初の回*4。 ・公式サイトでは写真は第2シーズン『きかんしゃたちのクリスマス・キャロル』になっている。 |
原作との相違点 | ・原作ではゴードンの汽笛が煩過ぎて、消防隊がサイレンの音と勘違いして出動するシーンがある*5。 ・原作では子供達が石を投げる場面が描かれている*6。 ・原作では真っ黒になった子供達は灰を掛けられた直後に逃げているが、TV版では模型の都合の為かその場で呆然と留まっている。 ・子供がヘンリーに石を投げた際、原作では子供に投げられた石が原因でヘンリーの塗装が剥れて、ヘンリーの機関助手は怪我をしたが、TV版ではヘンリーとヘンリーの機関助手は無傷である。 |
台詞 | ・ナレーター「ゴードンが怒っている。ヘンリーが新しいスタイルになって帰って来たからだ。」 ・ゴードン「俺は古いままで我慢してるのに、何で彼奴だけ新しくなったんだ!俺達に仕事押し付けてはかっこつけて出て行く!全く良い気なもんだ・・・、頭に来るぜ・・・!!それにもう一つ気に食わん事がある!彼奴は汽笛を鳴らし過ぎるんだ!ちゃんとした機関車は、矢鱈に汽笛を鳴らしたりはしない!鳴らさないのが嗜みってもんだ。」 ・ナレーター「ヘンリーは可哀想にしょげてしまった。」 ・パーシー「気にする事無いよ。」 ・ナレーター「パーシーが囁いた。」 ・パーシー「僕は君の汽笛が好きさ。」 ・ゴードン「あばよ、ヘンリー。お前が帰って来たのは嬉しいが、俺の言った事も忘れるなよぉ!」 ・ナレーター「暫くして、ヘンリーはエドワードの駅に来た。」 ・エドワード「やあ、ヘンリー。凄くかっこいいね、昨日、君の楽しそうな汽笛を聞いて、僕も嬉しかったよ!」 ・ヘンリー「有り難う、エドワード。」 ・ゴードンの汽笛「PEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!」 ・ヘンリー「…しーっ、ねぇ、何か聞こえない?」 ・エドワード「ゴードンみたいだな、きっとそうだよ。だけど彼のあんな汽笛、聞いた事無いぞ。」 ・ナレーター「やっぱりゴードンだった。彼は物凄いスピードで丘を駆け下りて来た。汽笛を鳴らし続け、ヘンリー達の事等、まるで無視して駅を走り抜けて行った。」 ・エドワード「凄いなぁ....!」 ・ヘンリー「はははっ!ゴードンったら。「ちゃんとした機関車は矢鱈に汽笛を鳴らさないもんだ!!」なーんて言ってたのに。」 ・エドワード「へぇー、ははははは…。」 ・ナレーター「ゴードンは汽笛をけたたましく鳴らしながら走り続けた。兎に角酷い音だ。駅では、皆が耳を塞いでいた。トップハム・ハット卿も同じだ。」 ・トップハム・ハット卿「ぐわあああ!此奴を連れてけ!その喧しい音を止めさせるんだ!」 ・ナレーター「ゴードンは悲しげに走り去ったがそれでも汽笛は鳴り続ける。整備員がゴードンの上に登り、汽笛のバルブを叩くと漸く音が止まった。その夜ゴードンは機関庫にコソコソと戻った。誰もいないのでホッとした。ヘンリーが戻って来てゴードンをからかった。」 ・ヘンリー「矢鱈に汽笛を鳴らさないのが嗜みだよ。」 ・ナレーター「ゴードンは答えなかった。次の朝、ヘンリーはとてもご機嫌だった。」 ・ヘンリー「楽しいや楽しい♪ララランラ~ン♪」 ・緑の急行客車「ガッタンゴットン♪ララランラ~ン♪」 ・ナレーター「客車もハミングする。軈て橋の上に子供達が見えた。」 ・ヘンリー「やあ!こんにちは!」 《ガシャーン...!》<ガラスが割れる音> ・ヘンリー「…あぁーっ!?」 ・ナレーター「子供達はヘンリーに手を振るどころか石を投げて来たのだ。」 ・緑の急行客車「硝子が割れた! 硝子が割れたよぉー!!」 ・ナレーター「客車が泣いた。乗客に怪我は無かったが、皆カンカンだ。」 ・乗客「け、警察を呼べ!!!!」 ・ヘンリーの機関士「いや、私とヘンリーに任せて下さい!!」 ・ナレーター「機関士が言った。」 ・乗客「どうする気だ!!?」 ・ヘンリーの機関士「秘密にしてくれますか。」 ・乗客「えっ!?もっ、勿論・・・。」 ・ヘンリーの機関士「では、お話しましょう。子供達目掛けて、ヘンリーが大きなクシャミをします。あの子達はきっと吃驚して、石投げを止めます!」 ・ナレーター「大勢の人が橋の近くの駅に集まっていた。何が起こるのか見物に来たのだ。」 ・ヘンリーの機関士「ヘンリーは沢山の灰を被っていますので、橋を過ぎる迄窓を閉めておいて下さい。ヘンリーも大変興奮しています。そうだろ?ヘンリー!」 ・ナレーター「ヘンリーは興奮するよりも鼻が詰まっていた。間も無く子供達が見えた。手に石を持っている。」 ・ヘンリーの機関士「用意は良いかヘンリー?。合図をしたら、大きなクシャミをするんだぞ!!・・・今だ!!」 ・ヘンリー「ヘ、ヘ、ヘー―――ックション!!!」 ・ヘンリーの機関士「ははははははっ!よくやったヘンリー!」 ・ナレーター「ヘンリーは帰りながら考えた。「あんな真似をするのがどんなに馬鹿な事か、子供達が分かってくれるといいんだけどな」と。」 |
英国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター/他:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・エドワード:高戸靖広 ・ヘンリー:堀川亮 ・ゴードン:内海賢二 ・パーシー:中島千里 ・緑色の急行客車:増谷康紀 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ヘンリーの機関士:塩屋浩三 ・ノース・ウェスタン鉄道の乗客:里内信夫 |
シリーズ前回 | フライング・キッパー |
シリーズ次回 | トビーとハットきょう |
原作前回 | フライング・キッパー号/パーシーのマフラー |
原作次回 | パーシーのマフラー/トビーとふとっちょのしんし |
参照画像 | ・参照はきてきとクシャミ/画像? |