「あ~あ、僕は馬鹿だったよ。雨でボディが駄目になるなんてどうして考えちゃったんだろう?早く此処出たいなぁ…。」
日本版タイトル | ヘンリーだいかつやく |
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英語版タイトル | Edward, Gordon and Henry/Henry to the Rescue |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1984年10月16日(英国) ・1987年4月9日(オーストラリア) ・1989年2月5日(米国) ・1990年4月24日(日本) ・1993年6月2日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年2月24日(ドイツ) ・2008年1月2日(ハンガリー) |
この話の主役 | ヘンリー |
話数 | 4 |
登場キャラクターA | ヘンリー、ゴードン、エドワード |
登場キャラクターB | 無し |
登場キャラクターC | ジェームス |
登場人物A | トップハム・ハット卿、ゴードンの機関士、乗客 |
登場人物B | 無し |
登場人物C | ジェームスの車掌、ゴードンの機関助手、トップハム・ハット卿の付き人、エドワードの機関士、エドワードの機関助手、ヘンリーの機関士、有名な小説家 |
登場スポット | ・ナップフォード駅 ・ヘンリーのトンネル ・牛の野原(未公開シーン) ・野原沿いの線路 ・ウェルズワーズ駅 ・ティッドマス機関庫 ・小さな陸橋?(未公開シーン) |
テーマ | ・ゴードン ・トップハム・ハット卿 ・エドワード ・忙しい駅 ・ヘンリー |
あらすじ | ゴードンは急行列車を牽けるのは自分だけだと、いつも威張っている。でも、ある時、故障して動けなくなってしまった。そこで、エドワードと、トンネルに閉じ込められていたヘンリーが力を合わせ、ゴードンの代わりに走る事になった。*1 |
対応原作 | ・第1巻『三だいの機関車』-4「なかよしになった三だい」 |
メモ | ・トーマスが登場しない最初の話。 ・有名な小説家が初登場。 ・ゴードン、初めて故障する。安全弁の故障は今後も起こる。 ・画面がアップしている時、ゴードンの車輪が逆回転している。 ・原作第23巻に、よく似たタイトルのエピソードが存在するが、内容は異なる。 ・ヘンリーが牛の野原を走るシーンや、ヘンリーが小さな陸橋?の下を通過するシーンもあるが、尺の都合上カットされた。 ・英語版ではトップハム・ハット卿がヘンリーにご褒美にペンキを塗り替える約束をしたという注釈がある。 ・トーマスやゴードンに続いて普段より速く走るエドワード。 ・ナップフォード駅に居るエドワードの声が聞こえたゴードン。 ・長編第10作ではヘンリーはトーマスのおかげで雨を克服したので、この話はエドワードが話しかけた所でカットされた。(長編作品ではトーマスが救う設定は必ずある為。)また、エドワードがゴードンの安全弁が壊れた事に言及している。 ・公式サイトでは写真は第2シーズン『こわれたブレーキ』になっている。 |
原作との相違点 | ・人形劇はゴードンがナップフォード駅を出る場面から始まるが、原作では前回のラストシーン*2から話が始まる。 ・トップハム・ハット卿がゴードンが安全弁のトラブルを起こした事に文句を言う場面で、原作絵本と英国版人形劇では「だからでかい奴は嫌いなんだ。いつも故障ばかり起こしおって!」と発言しているのに対し、日本語版と米国版の人形劇では「全く、こいつら大きな機関車ときたら、いつもわしに迷惑を掛けおる!」と発言している。 ・原作ではこの話の後、ヘンリーが青色に塗り替えられる。 |
台詞 | ・ナレーター「ゴードンはいつも、大きな急行列車を引っ張っている。『そんな事が出来るのは自分だけだ。』と、鼻に掛けていた。今日はトップハム・ハット卿が乗っている。」 ・ゴードン「さぁ、俺の力の見せ所だ!急げや急げ、急げや急げー!」 ・ナレーター「やがて、トンネルが見えて来た。ヘンリーが閉じ籠っている、あのトンネルだ。」 ・ヘンリー「あ~あ、僕は馬鹿だったよ。雨でボディが駄目になるなんてどうして考えちゃったんだろう?早く此処出たいなぁ…。」 ・ゴードン「いーっひっひっひ、またヘンリーをからかってやろう。」 ・ナレーター「トンネルに近づいたその時、急にゴードンのスピードが落ちた。」 ・ゴードン「あ、あれ、あれれ?一体どうしたんだ?」 ・ナレーター「機関士が、列車を止めた。」 ・ゴードン「だあああっ、急に力が抜けて来た…。一体何が起こったんだ?」 ・ゴードンの機関士「う~ん、安全弁がいかれちまったんだな。これじゃ列車を引っ張るのは無理だな。」 ・ゴードン「何てこったぁー!!今までちゃんと上手くやって来たのに…。見ろよ、ヘンリーの奴が笑ってるじゃないか。」 ・ヘンリー「へへへ!」 ・ナレーター「皆が、ゴードンの様子を見に来た。ハット卿も居る。」 ・トップハム・ハット卿「全く、こいつら大きな機関車と来たら、いつもわしに迷惑を掛けおる!すぐに他の機関車と取り換えろ!」 ・ナレーター「車掌が他の機関車を探しに行った。ゴードンは連結を外され、こそこそと脇に退いた。残っていた機関車は、エドワードだけだった。」 ・エドワード「僕が手伝ってあげよう。」 ・ゴードン「ふん、無駄だよ。エドワードになんか動かせる訳が無い!」 ・ナレーター「それでも、親切なエドワードは一生懸命押した。」 ・エドワード「よいしょ、よいしょ…。」 ・ナレーター「だけど、重い客車はびくともしなかった。」 ・エドワード「駄目だ…。」 ・ゴードン「だから言ったろ。ヘンリーにやって貰ったらどうだ?」 ・トップハム・ハット卿「おお、成程それは良い!ヘンリー…この客車を押してくれんかね。」 ・ヘンリー「うん!いいとも!」 ・ナレーター「ヘンリーは蒸気を上げると、トンネルから出て来た。真っ黒に汚れて、蜘蛛?の巣だらけだった。」 ・ヘンリー「あぁ、何か思うように体が動かないなぁ。ガクガクしてる…。」 ・トップハム・ハット卿「ひと周り走って来い。ジョイントが滑らかになるぞ。」 ・ナレーター「ひと周りすると、ヘンリーもすっかり気分が良くなっていた。ヘンリーは客車を連結した。エドワードが、後ろに着いた。」 ・エドワード「準備完了!」 ・ヘンリー「こっちもOK!」 ・ヘンリー&エドワード「よいしょ、よいしょ、力を合わせろ、頑張れぇ、よいしょ~!!…やったー!とうとう動いたぞ!!」 ・ナレーター「乗客は大喜びだ!皆、興奮して大騒ぎしている。」 ・トップハム・ハット卿「ヘンリー、エドワード、よくやった…ああ、帽子が!」 ・ナレーター「ハット卿の帽子は、山羊のおやつになってしまった。彼らは休まず走り続け、やがて終点の駅に着いた。」 ・乗客「有り難う!」「有り難う!」「有り難う…!」 ・ナレーター「乗客はヘンリー達にお礼を言った。ヘンリーとゴードンとエドワードは、今では大の仲良しだ。ヘンリーはもう、雨を怖がらなくなった。ボディを守る一番の方法は、トンネルに逃げ込む事では無くて、仕事の後に、整備員に掃除して貰う事だと分かったからだ。」 |
英国CV | ・ナレーター:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・エドワード:高戸靖広 ・ヘンリー/乗客A:堀川亮 ・ゴードン:内海賢二 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ゴードンの機関士:田中亮一 ・乗客B:里内信夫 ・乗客C:掛川裕彦 |
シリーズ前回 | でてこいヘンリー |
シリーズ次回 | トーマスのしっぱい |
原作前回 | なさけないヘンリー |
原作次回 | トーマスとゴードン |
参照画像 | ヘンリーだいかつやく/未公開シーン |