【関連項目】
→システム/【トリニティ】
→技・魔法/【トリニティリミット】
→技・魔法/【トリニティコンボ】
KHIII
KHIIIのラスボス、マスター・ゼアノート戦で発生する、本作で一番最後に発動することとなるシチュエーションコマンド。
「ラストレイ」を弾かれ、逆にゼアノートが放った光線を防ぎきれず、敗北演出と共にゲームオーバー画面に移行。
…ただし、まだ完全に負けたわけでは無い。
この状態でボタンを入力すると、その度ソラから心音のような反応が返り、2回目でコントローラのスピーカーからグーフィーの、4回目でドナルドの呼び声が聞こえてくる。
- 初見プレイではこの時操作可能なことに気づくまでに時間がかかる人も。
- いきなり手元から声がしたことに驚いたプレイヤーもいるだろう。
- コントローラの音声を切っていた場合、ディスプレイの方から呼びかけてくれる。
5回目の入力でコマンド欄の復活と共に、Info『仲間との絆の力を呼び覚ませ!』とシチュエーションコマンド「トリニティ」が表示される。
青と緑の光がソラに飛び込み、ソラが目を開けると光に撃ち抜かれる直前に戻っており、ソラは光線に押されかけるも、今度はその背をグーフィーとドナルドが支えた。
- この時、BGMが「Link to All」に変化する。
- 心の光が色付きで表現されるのは珍しい。
3人は光線を弾き、3人の絆を光にしてゼアノートに放つ。3人の光線はゼアノートの闇の光線を押し返し、ゼアノートを撃った。
- ソラが単独で放ったラストレイは青白い光線だったが、3人の力で放った光線には加えて赤・緑・青の光を螺旋状に纏っている。また、床にはKHIIのゲートの鍵穴を開く際のようにソラの王冠マークが浮かぶ。
- なぜ時間が戻っていたのかは不明。ドナルドとグーフィーとの繋がりを辿り、無意識に時間移動した?
- 終わりの世界から戻った時にも全滅直前に時間が少し戻っていたので、同様の事が起こっていたのかもしれない。
- 考えてみれば、通常のゲームオーバー時も「リトライ」で毎回バトル最初に時間が戻っていることになる(これは他ゲームのコンティニューでも同じことがいえるが)。
- トリニティ発動時に今作のロード時の音が鳴ることも関連性を示唆しているかもしれない。
- 何よりもプレイヤーやソラと共にした時間が長い仲間のドナルド、グーフィーとの絆の力でゼアノートの野望を打ち砕くという展開は感慨深い。
- ちなみにトリニティリミットなどで散々使われている「トリニティ」という語だが、この語は「3人組」、あるいは「三位一体」という意味で使われる。KH「III」のラストバトルの締めくくりが「3」人の力を合わせるという展開も併せ、アツいものがある。