技・魔法/【トリニティリミット】

Last-modified: 2023-11-05 (日) 23:05:14

【関連項目】
システム/【トリニティ】
技・魔法/【トリニティコンボ】
技・魔法/【トリニティ】


戦闘メンバー3人の力を合わせた合体技。作品によっては技名に反して1人や2人で行うこともできる。
技の演出や効果は作品によって多少異なるが、総じて「眩しい光を放つ強力な広範囲攻撃」といった内容である。
トリニティを戦闘に転用させたものと解釈できる。

  • 「リミット」を必殺技のシステム名に据えるのはFFVIIの「リミット技」からのFFシリーズの伝統。

KH

ソラ特殊技
オリンポスコロシアムハデスカップで優勝すると習得できる。必要APは5。
ソラがキーブレードを地面に突き立て、その上で曲芸のように回転しつつ地面に魔法陣を、上空に光の球体を出現させ、ソラが着地すると同時に光の球を大爆発させ、戦場にいる全ての敵に大ダメージを与える。
発動にはパーティーメンバー3人のMPすべて(ソラは最低3)を消費する必要がある。
キーブレードを地面に突き立ててくるくる回るソラは見物。


マップ全体の敵に「最大MP×5+600%」の割合ダメージを与える。
雑魚相手には極めて強力だが割合攻撃なのでボスには効果が薄い。
使いどころはエンド・オブ・ザ・ワールドやハデスカップ終盤で出てくる大量のインビジブルエンジェルスターを一掃する時など。
ハデスカップ攻略が習得条件なので初回プレイでは活用できないが、時間付きチャレンジを狙う時には大いに使える。


コマンドの「?」が変化した「トリニティ」コマンドを選択することで発動する。
マップ上で発動する協力アクショントリニティの、戦闘版とも言える。

KHFM

必要APが1に激減。集団戦の切り札として忍ばせやすくなった。

COM

ソラのストック技として登場。
ソラ編13階、忘却の城の開始イベントで入手。
攻撃方法は前作と同様。
発動条件は「アタックカード」+「ドナルド」+「グーフィー」。カードのストック順番を問わず発動可能。
ドナルドとグーフィーはフレンドカードのため発動できるかは運任せ。


前作では入手条件がストーリー上絶対入手ではなく条件も厳しかったので、本作で初めて見た人もいるだろう。
前作では使い勝手も悪く威力も決して高くは無かったが、今回は終盤に覚えるアビリティに相応しい絶大な威力を誇る。
特に忘却の城は敵がかなり強く硬いのでこの技で一掃した時はまさに気分爽快。

  • そして攻撃判定成立直前にネオシャドウに潜られて殲滅に失敗するのは誰もが通る道。

忘却の城に入ってからというものの記憶を次々に失っていった3人だが、それでも自分たちの友情は変わらない、という約束の表れである。後のマールーシャ戦前のイベントでもその友情の程がうかがえる。

Re:COM

カードの組み合わせがかぶっている技の追加に伴い、グーフィーを一枚目にストックしてしまうと発動できなくなった。
アタックカードはもったいないのでドナルドを最初にもってくるようにしよう。
据え置きの威力・範囲が3D化により、そのまま凄まじい殲滅力へと変貌している屈指の強力技。
メガフレアと同じように攻撃判定の長さが伸びており、後続にも当たる。
難点は発動が遅いことぐらいだが、カードの数字が極端に低くなければまずブレイクはされない。

  • 敵の無敵時間によって回避されてしまうのは相変わらずだが…。

KHII

ソラが習得する連携技。必要APは5。
トリニティ」を発動コマンドとし、パーティーメンバーがソラ、ドナルド、グーフィーの時は3人版、それ以外の時は1人版が発動する。
ドナルドとグーフィーのどちらか一方でも戦闘不能の場合は、3人版も1人版も発動できない。

  • そのためパーティーメンバーがソラ、ドナルド、グーフィーの3人に固定されるバトルでは1人版を使うことが出来ない。

また、ソラはオートれんけいを覚えられないため、この連携技はリアクションコマンドでの発動は出来ない。
 

3人版

ソラ、ドナルド、グーフィーの3人で行う、本作で唯一のパーティーメンバー3人による連携技。
上昇しながら武器を振って突進する「ブレイク」、花火で攻撃する「ラストガ」、無数の球を飛ばす「プライスレス」の使用後、とどめに3人の武器を合わせるフィニッシュ技の「コンボスタート」を行う。

「コンボスタート」はKHIのトリニティディテクトのように武器をかざし、光を放出するフィニッシュ。
3種類の技のどれかを使った後に使用可能。「ブレイク」「ラストガ」「プライスレス」に威力はないが、当てた数だけ「コンボスタート」のヒット数が上がる。
最初に「ブレイク」で敵を浮かすよりかは「ラストガ」「プライスレス」「ブレイク」「コンボスタート」と使った方が敵を逃がさず命中させることができる。
このあたりは敵にもよるため、何度か使って技の癖を覚えておこう。


コンボスタートは最後の大ダメージ以外は、1ヒット当たり1体の敵にのみ当たる。
例えば、敵が10体いる状態でヒット数が101の場合、それぞれの敵に合計10回ずつの小ダメージ→全ての敵に1回の大ダメージという流れになる。
また最後の大ダメージは離れた敵には当たらない点には注意が必要。
コンボスタート発動時にはマップ中の敵を引き寄せるが、この効果は一部の敵には通用しないため、場合によっては最後の大ダメージが空振りに終わる事がある。


使うたびに次回以降のヒット数が1増える(=威力が上がる)という仕様がある。
何度も使いまくっていれば、いずれは大体どんなボスでも一発で倒してしまう文字通りの必殺技になる。

  • ある程度最大ヒット数を稼いでしまうとブレイク、ラストガ、プライスレスが実ダメージに全く影響しないただの演出と化してしまう。一応マグネ系魔法の多段ヒット誘発、デミックス分身の処理などには使えるが…。

北米版では「ラストガ」は「Ultima」(アルテマ)という名前になっている。
ラストガというのもよく分からないネーミングだが、アルテマという感じでもない。
スタッフもネーミングに困ったのではないだろうか?
 

1人版

ソラがキーブレードによる連続攻撃と突進でダメージを与える「ブレイク」のみ行う。通称「ヒトリニティ」。
発動中はゲージが消えるまで無敵。こちらは単体でも威力が高く、リアクションやリミット技同様反撃値を増やさないため、攻め継続に役立つ。1人で戦うボス敵などには無傷でダメージを稼ぐのに有効。
また、ロックオンしている相手の近くに自動でワープするため強引に攻めていくこともできる。
ゲージが残っている状態でモーションが終了すると、もう1度ブレイクを繰り出す事ができる。通常は最大2セット。
ダメージ判定中ののけぞり時にも出せる数少ない行動なので、緊急回避に使えるようにコマンドを即座に合わせる練習をしておくと、高難易度プレイ時に助けられることも。


コンビブーストを装備していればブレイクを3回発動させることができるようになる。
単純計算で無敵時間及び威力が1.5倍にまで跳ね上がるため、ヒトリニティを前提にするならば必須。

KHIIFM

三人版使用時、過去の最大ヒット数が今回ヒット数に影響しなくなった。


オリジナル版の仕様が異常すぎただけであり、素の性能自体は変わっていないため十分強力。
入手直後のヒュドラ戦でかなりの活躍が見込める他、道中でも雑魚処理に大活躍できる。

BbS

フレンドコマンドとして登場。ミラージュアリーナメダルショップでメダルを3000枚支払えば購入できる。
その場で魔法陣を作り上げ、キーブレードを掲げて閃光を放つ、というKHIとKHIIの「コンボスタート」の折衷モーション。
ただし攻撃前に○ボタンをタイミングよく入力する操作を要求され、これに失敗すると攻撃そのものが発生しない。
アリーナモードの通信プレイやテラヴェンアクアの3人での戦闘となるトリニティアーマー戦では、他の味方も発動に参加することができる。
その際は参加者全員の魔法力を合算して威力を算出するが、通信プレイ時は全員がタイミング入力に成功しないと攻撃に失敗する。
通信プレイができないHD版ではトリニティアーマー戦でしかこれを拝む機会は無い。

  • 操作キャラクターのみ「光よ!」というセリフを発する。

ラストエピソードにてテラ=ゼアノート(2回目)戦の専用コマンドとして「デュアルリミット」が登場している。
この際は「デュアル」リミット、すなわちアクアとテラの二人だけが参加している。

BbSFM

ミラージュアリーナで入手するために必要なメダルの数が大幅減少(オリジナル版:3000→FM版:1400)。
さらにBbSでトリニティトロフィー(全ての物語をプラウドモードでクリアした証)を入手したデータがあると特典として最初からトリニティリミットのコマンドを所持している。
FM版になって初めてトリニティアーマー戦で使用したプレイヤーも多いのでは。
 
トリニティアーマーとのバトルがあるレイディアントガーデン攻略の段階でメダルで買って入手しようと思った場合、周回プレイでランブルレーシング4種類+コマンドボード7種類をそれぞれ1回づつ優勝するぐらいプレイすればアリーナモードに手を出さなくてもギリギリでメダルが足りる。

3D

ソラのデュアルリンクアタックとして登場。
生み出した光の珠をキーブレードで叩き切り、爆発させてダメージを与える。
威力はコメットと同じなので属性を気にして使い分けるといい。

  • トリニティリミットはホーリー属性、コメットはファイア属性。雑魚敵に関してはファイア耐性の方が多いため、こちらのほうが使いやすいかもしれない。
  • 威力倍率は圧巻の14.8。もちろん単発威力では本作最強の攻撃である。
    あのメガフレアでさえ8.0なのだからその破壊力は語るに及ばず。
    まあリンクゲージ消費という明確なコストがある技なので、これで強くなかったら存在価値が無いのだが。

特筆すべきは広範囲な攻撃射程と攻撃時間の長さ。
画面が光っている間は攻撃判定が続くらしく、フィールドの敵を一掃して後続の敵も巻き込むことが多い。
威力も申し分ないが、コメット同様単発技なのでHPが多く一撃で倒せないボス敵などにはやや向いていない。