松ヤニキ

Last-modified: 2021-04-09 (金) 11:08:55

マリナーズ菊池雄星の蔑称。
またこれが転じて金本知憲(元広島→阪神)の蔑称の一つになる。

概要

2019年5月9日のヤンキース戦に登板した菊池は7回途中3安打1失点で2勝目を得るも、帽子のつば裏に松ヤニ*1のようなものが付着した写真を撮られてしまう。
当然なんJでもスレが立ち、松ヤニとヤニキを掛けた松ヤニキという蔑称が誕生した。

画像

余談

MLBでは程度の差こそあれほとんどの投手が松ヤニを使用している*2、野手は頭部への失投が減るので使っても悪く思わないといった擁護の声*3も存在する。

松ヤニを使用した著名な例として現ミネソタ・ツインズのマイケル・ピネダ投手が存在している。ピネダはヤンキース時代の2014年、4月23日のレッドソックス戦で首に松ヤニがたっぷりと塗られた状態で先発。あまりにも松ヤニの存在が分かり易かったことから、レッドソックス監督のジョン・ファレルが球審にその旨を抗議。球審がピネダの首を触り松ヤニの存在を確かめると、そのままピネダは退場となった。

また、現ヤンキースのゲリット・コール投手が松ヤニと言われることがある。コールは2017年オフにパイレーツからアストロズに移籍。移籍後、フォーシームの平均スピンレートが200rpmほど急激に上昇。この件に対し、インディアンズのトレバー・バウアー投手*4が「アストロズの投手は松ヤニを使用している」と推察・公言したことから急激に広まった。しかし、コールのフォーシームのスピンレートが上がった理由として、ツーシームの使用割合が2018年減少し、PITCHf/x上でフォーシームと誤認されていたツーシームの割合が減ったためという説がある。

その指摘したバウアーは、2020年サイ・ヤング賞を獲得した。この年フォーシームの平均スピンレートが前年と比べて360rpmほど上がっており、前述のコールへの松ヤニ指摘の際本人が「スピンレートを上げるには粘着物を使うしかない」と発言していたことから、バウアーにも松ヤニ疑惑が浮上した。そして2021年4月に試合中の粘着物の使用した疑いが指摘されている。

逆・松ヤニキ

埼玉西武で菊池とチームメイトだった長田秀一郎は松ヤニアレルギー持ちでロジンバッグを使えない不運の投手で、正反対の存在と言えた。
そのため降雨の状況下で苦戦を強いられ「雨が降ると熱烈歓迎長者となるフラグ」とされた。

関連項目


*1 強力な粘着力を持つ粘性の物質。ボールの回転数を増やし大きな変化を生むことができる。MLB、NPBともに、投手の使用は禁止されているが、打者が滑り止めとして使うことは認められている(打者のバットやヘルメットが汚れている原因)。固形状に加工されたものは、ロジンバッグの原料として利用される。ちなみに、ロジンバッグの「ロジン」とは松ヤニのことである。
*2 MLB公式球はボールが滑りやすいため、松ヤニのほか唾などの粘着物をつけることにより投げやすくすることも目的の1つとしてあり、また不正投球は現行犯でなければ摘発できないため「バレなければ良い」という向きがある。不正投球批判派からは滑りやすいボールを製造しているローリングス社とMLB機構との癒着を何とかしろという声が少なからず上がることがある。
*3 上記のツイートもこのような趣旨。また対戦相手であったヤンキースの選手達も気にしていない模様。
*4 コールとバウアーは大学時代のチームメイトだったが、犬猿の仲といわれている。