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台湾の高山

Last-modified: 2019-10-15 (火) 08:15:04

北海道日本ハムファイターズ・王柏融(ワン・ボーロン)の蔑称。

概要 Edit

王は台湾のプロ野球リーグ・CPBL(中華職業棒球大聯盟)にて打率4割を2度・2016年にはCPBL歴代最高となる打率.414を記録・2017年には三冠王と圧倒的な成績を残し、2018年シーズン終了後に海外移籍を前提としたCPBL史上初のポスティングシステムで北海道日本ハムファイターズに入団。

 

序盤は長打こそ少ないものの、3割近い打率で善戦。しかし夏場に入ると肩の負傷離脱もありNPBの投手の変化球に苦戦し打率もOPSも急降下してしまう。最初の頃は「台湾のイチロー」を捩って「台湾の角中」「台湾の銀次」などと言われていたが、

  • 脚力はあるものの守備難、盗塁も狙わない
  • あへ単傾向
  • 右投左打の外野手
  • 1993年生まれ

という点ばかりか実際の成績まで似ていた点から高山俊(阪神)が想起されてしまったためこのような蔑称が付いてしまった。最終的には王の打率が高山を下回ってしまったため、「台湾の乙坂*1」という蔑称も付いた。

獲得前から現在までの評価 Edit

王はCPBLで2年連続の打率4割の成績を残し、日本代表との試合で則本昂大から本塁打を放つなど結果を残していたことは評価されていた。しかしレベルが低く打高傾向が極端なCPBLで残した成績*2であったこと、元から守備の評価は高くなかった事から日ハム移籍前から評価は二分されていた。近年NPBのチームが獲得した台湾人選手は日本に留学した学生のドラフト指名*3や現地の高校や大学に所属するアマチュア選手の育成契約による獲得に限られており、CPBL所属の選手がNPBに直接移籍することは例がなかった*4こともあり、入団前から「台湾のロサリオ」の懸念があったほどであった。
実際に来日してみると守備があまり良くなく*5主に指名打者・左翼手としての起用となった。しかし日ハムには外野手、指名打者として起用される選手が飽和状態であったが故に、内野守備では送球に難がある近藤健介を三塁手として起用させざるを得ない事態にもなり守備崩壊を招く一因にもなっている。
この体たらくに加えて「貴重な外国人枠を消費した上に、1億円以上もの大金を支払ってまで獲得する意味があったのか」という嘲りもその蔑称の理由ともなっている。なお王のポスティング落札額は約2億円、年俸は3年契約4億円もしくは5年契約6億円と推定されている。

 

王の2019年の成績は.255(306-78) 3本 35打点 OPS.647であり、大型契約の割に活躍ができているとは言えない。

以下2019年開幕後からシーズン終了までの打率を記す。


影響 Edit

打撃不振で外野手が飽和気味であるにも関わらずなぜか王は故障時以外スタメン落ち・登録抹消はなされなかったために起用している監督の栗山英樹にも批判が集まるようになった。しかし監督の意向ではなく、故障時以外は本人の同意なしにスタメン落ちや二軍降格はできないという契約があるのではないかと噂されている*6

 

日ハムは2018年シーズン終了後、主軸のブランドン・レアードがロッテに移籍してしまったため内野手の長距離砲が補強ポイントとされていた。しかし実際には外野手で長距離砲タイプではない王を獲得。王の他に獲得した外国人選手も使い物になっていないにも関わらずシーズン途中での補強もせずにチームの低迷を招いたことからGMの吉村浩も激しく批判されてしまった。

 

高山も「和製王柏融」という蔑称が付いたが、前年が前年ゆえに元々低かった期待値からすればそれなりの活躍をしていることや、他の蔑称の方が強いインパクトを持っていることもありさほど浸透していない。また、逆説的に「王の日本での成績が高山に似てるのであれば、高山が台湾に行けば4割打てるのでは?」と言われている。

母国台湾の反応 Edit

近年皆無であったCPBL出身者のNPB移籍となった王のケースは台湾の野球ファンの間でも注目されており、NPBでどの程度通用するかと注目されていたが、打撃で苦戦していることや守備難であることが台湾にも伝わると現地のファンは王に失望、早々に叩きのネタとされており、台湾時代の別称である「大王」を捩った蔑称が付けられるなど、日本におけるヤニキや韓国の金別名のような扱いを受け台湾でもなんJ顔負けの蔑称を量産されてしまう。
例)


関連項目 Edit






*1 1994年生まれだが1月生まれのため高山と同学年。
*2 野手平均のOPSが概ね.700前後で落ち着いているNPBに対し2016年のCPBLのそれは.851、リーグ打率に至っては.308で3割を超えていた。なお同年のCPBLの防御率1位は3.98と4点近かった。
*3 日本の高校や大学に一定年数在学していれば外国人枠の適用も受けなくて済む。
*4 台湾人ではない外国人選手についてはバルビーノ・ガルベス(元巨人)など複数の例がある。また「二郭一荘」こと郭源治(元中日)・郭泰源(元西武)・荘勝雄(元ロッテ)らがNPBで活躍していた1980年代はまだ台湾にプロ野球が存在していなかった。
*5 実際はUZR自体はそこまで悪くなく、大田泰示・西川遥輝・杉谷拳士などといった守備の良い選手が揃っていたことで相対的に悪く見えるという点が大きい。
*6 2019年には他にも清宮幸太郎・万波中正・吉田輝星など二軍で結果を出していない選手の不可解な一軍昇格やスタメンでの出場が目立ち、特に清宮や万波(本人すらも昇格は試合前まで気づかなかったと言及している)に関しては栗山やコーチ陣すらも昇格やスタメン出場に驚くほどであり、選手の人事権やスタメンの選出権などをGMの吉村浩に剥奪されていた可能性が高い
*7 王柏融の応援歌の歌詞の一節「最強金牌(最後の切り札、程度の意味)」を捩ったもの。