ガスト

Last-modified: 2019-11-24 (日) 21:48:56

ガスト【がすと】

  • ペッカ中級や上級などの後半で出現する、強靭なザコモンスター。
    • 尋常ではない生命力と、極めて高い攻撃力・極端に高い防御力を持つ。
    • 加えて、非仰け反り・非ダウン特性をも持っている。また移動速度もかなり速い。
  • 同時期に実装された各種の強力な武具をドロップする。
    • ハイランダーロングボウハイランダークレイモアフランキスカファルカタタージシールドの5種。
      盾は一般的な性能だが、武器は既存の武器より二回り程強力なスペックを持つ。
      • ガスト以外では、ペッカ中級ボスのマスターリッチによるドロップしか無く、高性能・低確率ドロップ・ペッカ中級産という三拍子揃ったマニア垂涎の一品であった。
    • 現在では一部は千年物からドロップしたり、細工ランク付きの高性能品がランダムボックスでばら撒かれたりし、性能の方も大部分は型落ちしてしまった感はある。ただし千年物ドロップはすべて通常性能であり、ドロップ補正がかかっていないので性能に関して妥協したくない人はドロップ品にこだわってペッカへと足を運んでいた。
      • 昨今では鍛冶X級や細工ランク1のものがランダムボックスから出現していたため下火になってしまったが、それでもエンドコンテンツに挑む層でもなければ充分すぎるスペックを持っている。

強さの変遷

  • あまりの凶悪さに、実装当時は「マビノギ最強の雑魚」とまで呼ばれていた。
当時の評判
  • ペッカ中級の後半で出現する、開発が生み出した最大最凶最悪のザコモンスター。
    そんじょそこらのボスなんて目じゃないほどのスペックを誇り、PTメンバーの協力無しでは撃破法など無に等しい。
    決してダウンしない非ダウン特性をも持つ。
    • 何をしても怯まないが、ミルマグなどの強制ダウン攻撃を受けるとタゲ変更を起こす。
      コレを利用してタゲ逸らしを誘発しつつダメージを与えるのが、唯一の必勝法。
  • 尋常じゃない生命力、一撃でデッドリーを誘発する攻撃力を持つのは勿論だが、最も注目したいのは上記にもある非ダウンと異常な防御力にある。
    最大ダメージ300クラスであっても、クリティカルが発生しない限り「今、何かしたか?」レベルの被害しか与えれない。
    クルメナソロ撃破の方が100倍はマシと思えるほどのバケモノである。
    さらにタゲ数無制限(レッドガストのみ。
    ガスト、ブルーガストは最大2タゲまで)という追い討ちがある。
    下手をすれば、部屋に出現したガスト全員に襲い掛かられることも…。
  • 幸いにも(救済?)保護ゴーストに比べると半分程度しかないので、頑張ればスマやマグでもクリが出せる。
    また、厄介な特性を持ってはいるが強力な攻撃スキル(範囲攻撃等)は持っていない。
    フローズンブラストで凍らせる事も可能(2~3割程度)なので、動きを封じてフルボッコしてもいい。
    • 3種が存在し、ガストはヘビースタンダーのみ、レッドガストは接近無効、ブルーガストは魔法無効の特性を持つ。
      弓に対しての防御能力はないので、数人が火矢によるマグ担当をすると非常に有効。
      弓に優れているプレイヤーはこちらでアシストしよう。
      スペックにもよるが、クリティカルが出れば相当な威力になる。
    • 尋常でない防御力と、ペッカにしては低めの保護を設定されているあたり、
      「クリティカルが出ない限りはダメージを受けない敵≒一定の割合でダメージを無視する敵」として設定されたものと考えられる。
    • 登場時は魔法防御?と防御が同一だったため、魔法や錬金術もクリティカルが出ない限りほぼダメージを与えられなかった。
  • 脅威的な認識速度・移動速度を誇る。
    ペッカ中級の4Fから出現するので、4Fからは宝箱トラップを開ける場合は部屋の外にペットを待機させターゲットを分散させることが推奨される。
    • 防御や非ダウンの特性も目を引くがこちらも相当な脅威となる特性である。
      出現と同時に!!を出し、位置次第ではそのまま即攻撃。油断をしているとなにが沸いたか認識する前に地面を舐めることになる。
      サーバ状態にもよるがサラブレットなどによるスイッチ部屋駆け抜けにも反応しアタックを仕掛けてくるほど。
      努々油断せぬよう・・・
  • アクションゲームにおいて非ダウンの特性はアクション性を損なうのではないかという声がちらほら…
    ボスならともかくザコモンスターでこれはやりすぎ感がある。
  • 「こんなバケモノ、本当に倒せるの?」と思うかもしれないが、しっかりと対処法を整えて連携すれば、撃破は容易なモンスターである。
    • そもそも倒すのにしっかりした対処法や連携が必要なモンスターなど中々いないのであるが…。
    • 必勝法が構築されて危機が去った今だと、その保護の低さ(といってもゴーストに比べればだが)が目立ってくる。
      熟練者の中にはガストの頻出する4F後半~5Fのほうが精神的に楽に感じる者もいるとか。
      • 登場直後はクリティカル出さない限りはまともにダメージを与えられなかったが、
        いまやインフレのご時勢、クリティカルが出なくてもなんとかなる。
  • …と、当時は阿鼻叫喚だったが、現在はそれ程でもない。
    • ダンジョン改変の際に大幅に弱体化。それなりに育ったキャラなら1発殴られても1ダメージ食らうくらい、こちらが殴ればすぐ倒れるというあんまりなザコになってしまった。もはや中級魔法でリンクペットを殺しにくるゴーストの方が強い…。
      • そして何よりヒュドラ錬成の前には色もへったくれもない。極まった錬金術師からすれば子守唄なりなんなりで足さえ止めてしまえば弱体前だろうと後だろうと文字通りのイチコロである。
    • 実はマスターリッチが召喚するものや、深淵のペッカで登場するものは弱体化前のままなので注意。
    • インフレしまくりな現在では、弱体化前の個体であっても1人のプレイヤーに一瞬で殲滅されることが多い。
      「マビノギ最強の雑魚」の名は廃れて久しい。

由来

  • 元ネタはクトゥルフ神話やD&Dに登場する同名のクリーチャー(ghast)である。
    • 特に後者の設定では、グールのバリエーションで、さらに強力なアンデッドである。
    • 間違っても突風(gust)ではないし、某ファミレス(gusto)でも某アトリエシリーズ製作元(GUST)でもない。
    • 容貌が東北地方の某お祭りに登場する鬼に似ているが全く関係ない。悪い子はいねがー!