フィアードダンジョン

Last-modified: 2020-12-25 (金) 12:06:04

フィアードダンジョン【ふぃあーどだんじょん】

概要

  • ガイレフ北西に位置するダンジョン。1階構成で、なんと地下ではなく地上にあるという設定。
  • かつては精霊の住む森であったが、第二次モイトゥラ戦争後人間たちは森の精霊と交わした禁を破ってフィアードの森を"母の木"ごと切り倒してしまった。
    その報告を聞いたルーは精霊の言葉を叫びながら森の奥へと消え、精霊の呪詛と怨嗟により森は閉ざされてしまった。
    トレボーがこのダンジョンを「精霊たちの呪いによるもの」と評しているが、実際は人間たちが自分で森に撒いた種なのである。
  • 森の小径に花が咲くいかにもほのぼのファンタジーライフといった風情のダンジョンだが、生い茂る藪と林立する木の枝のせいで激しく見づらく、重い。
    あらゆる意味で外界と繋がっており、雨や雷雨はダンジョン内に降り注ぎ、夜には暗くなる。特に、夜の森に突っ込むと暗さと藪の深さが相まっていかにそれが危険な行為であるかよく分かるだろう。

ダンジョン概要

  • 一般・中級・上級の3種類の難易度がある。ハードモードは対応していない。全難易度とも3層構造。
    (ウルラダンジョン再編後、唯一下級ダンジョンがない)
  • 1層ごとの部屋数は多く、長い通路などもあり全体的に広い作りとなっている。宝箱部屋とスイッチ部屋はどちらも設置されているが基本的には多段湧きが多く、どの難易度でも長丁場になることは避けられない。おおむね認識速度が速い傾向にあるため敵を次々に倒していく火力と判断力が要求される。各地のダンジョンの中では難易度が高い部類に入る。
  • 実装直後からそこそこいいものが出現するダンジョンではあるが、高めの難易度と環境の悪さからあまり足を運んでもらえない不遇なダンジョン(設定から考えれば足を運んでもらいたくないところではあるが)。

一般

  • 一般の時点でベアウルフゴルゴンといったパッシブディフェンス持ちが頻出し、奥に行けば緑グレムリンまで出てくるバリダンジョンに似た傾向がある。。混合沸きがないのが救い。ないと言っても三段湧きが中心なので位置取りが大切になる。
  • どのタイミングでもベアウルフと対面することがあるため、ソロで宝箱を開けるときは常に心構えをしておこう。
  • ゴルゴンも序盤から現れる可能性がある。あの重戦車のような突進の連打を体で覚えれば、一般のボスであるゴーレムフライングソードがぬるく感じられるほどである。
  • タフネスに自信のあるモンスター達ではあるが、一方火力自体はタフネスを盾にしたごり押しが中心のため防御30で盾を持てば大体はダメージ1に抑えることが可能。丁寧に敵を処理しつつ着実に進めていけるプレイヤーほど向いているダンジョンと言えるだろう。
  • ボスはゴーレム(巨大化するタイプ)と取り巻きのフライングソード。他のエリアで出現するものと大差ないが、どちらも認識範囲が広く、移動速度が速い。そのためゴーレムに手こずっているうちにフライングソードの手出しでリズムを狂わされたり、フライングソードの処理にもたついている間にゴーレムが・・・という危険なパターンは避けたい。また、どちらも魔法に対して強力なアドバンテージを持っていることは忘れないようにしよう。
  • 基本的には手早く片付けていくことを心がけていればそう難しいダンジョンではない。しかし前述の通り長丁場になるため集中力を切らしてしまわないように注意。特に夜の真っ暗な中では非常にストレスになるし、草むらの敵を見落としたりミスし易い環境になることにはくれぐれも気をつけよう。
    • 夜になったら休憩を取ったり、ガンマ値を変更して明るくするなどの処置を取ると良いかもしれない。

中級

  • 中級では多くの敵と同時に戦闘を強いられる。反応速度が早く索敵範囲も広い。また、攻撃力が高いモンスターも複数で襲ってくるため、中級ダンジョンではトップクラスの難易度。ここを難なくクリアできれば中級ダンジョン卒業とも言える。
  • 強固な防御と保護を持っていれば、複数に襲われても安心出来るレベルにまで落とせる。もちろん相応の装備やスキルによる強化が求められるため、このダンジョンが一つの目安になる。ここをさしたる被害もなく踏破できるようならもう一人前。
    • 防御に一家言あるジャイアント達はここを全裸でダメージ1にすることが一つのボーダーラインとされているとかいないとか。
  • 中ボスとしてアルゴスが出現する。アルゴスはバオル最終以外ではここでしか出現しないレアモンスターでもある。
    • 報酬よりもドロップアイテムに価値があるものが多い。その代表例としてボスであるジャイアントインプのみが「FBLの10ページ」を落とす。
  • ペットハンドリング用の素材集めに適したダンジョン。魔法の粉の素材となる各種を入手できるほか、それほど高くない難易度にも関わらずA級ジェムであるベアウルフのフィニージェムを大量に入手できて美味しい上に探検経験値も稼げる。D~B級のジェムも入手できるため関連スキル修練にも悪くないダンジョン。
    • 鍛えたキャラなら同じくペットハンドリング用の素材が大量に手に入る上に経験値や報酬も美味しいアルビ上級HDダンジョンの方が良いが、こちらは難易度がフィア中からいきなり跳ね上がるためキャラが育つまではフィアード中級を周回すると良い。

上級

  • 上級ダンジョンは他の上級ダンジョンに比べて比較的楽。
    • だからといって簡単というわけでもない。道中のモンスターは中級に比べれば攻撃力が高く、タフになっている。
      しかも一斉に襲いかかってくる要素は中級と変わりないため、ソロで挑むには相応の頑丈さが求められる。
    • 特に巨大ウッドジャッカルの認識速度とフェイントを織り交ぜた多タゲはフィアード上級屈指の難関。幸い打たれ弱いため素早く処理できれば良いのだが、カウンターやディフェンスを使い分け、目の前まで走ってきてから他の個体がスマッシュを仕掛けてくるなど連携が巧み。これをどのように切り抜けるかでプレイヤーの腕が試されていると言っても過言ではないだろう。
    • ボスはアーマーベア。絶大な火力と膨大なHPを持つ難敵。正面切って戦うのであれば相当の自力が求められる。しかもペットを強制帰還させる咆哮を持っているためディヴァインリンクペットミサイルで戦う場合は特に注意が必要になる。といってもフレイマーで凍結できるし、子守唄サンドバーストが効くため対処法を知ってさえいればただのクマ。
  • ウルラ再編でもあまり大きな難易度変更が行われず、割りと美味しい報酬があるためチャンスがあれば行きたいと思っているプレイヤーは少なくないのだが、難易度に比べて(どこも似たようなものではあるが)ハズレの報酬がかなり寂しいものであったり、何より通行証の入手が非常に困難(ある意味ではダンジョン攻略より大変)というところから依然として不人気ダンジョンである。