各種戦闘指南/SR

Last-modified: 2015-02-17 (火) 19:21:48

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スナイパーライフル(以下SR)とは?

SRとは遠距離戦に特化した銃器です。
当たり前ですが、遠距離からの敵の狙撃が第一の役割になります。
加えて、スコープによる敵の動きの把握、敵スナイパーの引きつけ役など、
あらゆる面での味方への後方支援が主な役割となりますが、上手に射角をとらなければ
ロクに相手を捉える事も出来ないタダのお荷物になってしまうので注意が必要です。

 

銃の特性としては、AR、SMGの様な高速連射が出来ず*1
総弾数も多くないので、一発一発を非常に丁寧に撃たなければなりません。
加えて、高倍率のスコープを備えている代わりに
ノンスコープ(スコープを覗いていない)状態ではレティクルが表示されず、近距離での戦闘を極端に苦手としています。
敵を画面の中央に置いて撃つようにすれば、近距離かつノンスコープでも当たることには当たりますが、
相当な慣れと高度な技術、加えて運も絡む為、基本的に圧倒的不利な状況と思っていいでしょう。*2
逆に遠距離から的確に狙撃できれば、相手の近距離系にとっては相当な脅威となり得ます。

 

的確な狙撃力と、近距離まで近づかれない立ち回り、状況によって場所を移動する臨機応変さを兼ね備え、
味方との連携や敵の動向の把握ができて、初めて真価を発揮する銃器と言えるでしょう。
特にアサルトライフルで、遠距離の敵に対する知識や能力を磨いてから初めて実戦級の活躍ができる上級者向けです。

基本的な立ち回り方

  • 其の一。「狙いやすい場所とは?」
    スナイパーの理想的な攻撃位置は、「敵から距離が遠く」「物陰がある」「高台」です。
    まず「敵から距離が遠い」事は上述の通り、銃の性格からして言わずもがなです。
    「物陰がある」場所である事は、狙撃銃の立ち回り以前に自分を守る方法の基本ですね。
    壁や物から半身を出して狙うことが多くなりますが、この時意識したいのは「右壁」と呼ばれるものです。
    これは、自分の隠れる壁が右にあるか左にあるかで、敵から見える自分の体の面積が変わってくるというものです。
    結論は、自分の右に壁があるほうが、敵から見える自分の体の面積は小さくなります。
    詳しくはこちらでも説明されています。
    SRに限ったことではありませんが、仮想敵が対SRとなりやすいSRでは、時にそれが命取りになることもあります。
    最後に「高台」であるという事は他の地上の障害物を見越して撃てる、
    つまり射角が広く取れる(色々な場所の敵を狙える)場所であると良いと言う事です。
    但しここで注意しなければならないのは、「広い範囲を狙える場所」ということは、
    「敵から見えやすい場所」であるという点です。
    敵も手慣れならば狙撃ポイントもある程度把握しているので、容易に発見されてしまいます。
    そのため油断していると、いざ狙撃をしようと体を晒した途端に倒されてしまうことも・・・
    狙撃を行う前に、敵の居場所*3と周囲の安全を確認すると良いでしょう。
    またきちんと退路も確認しておくと、生存率のアップに繋がるでしょう。
     
    以上のように、狙撃ポイントの設定や移動経路を考えるためにはMAPの地形や構造を覚える
    ことが大切になります。その上で敵がどのような動きをしてくるのかを考えて動いてみましょう。
     
  • 其の二。「スナイパーの狙撃以外の仕事」
    スナイパーは他の武器と比べると遠い距離から攻撃することができるため、
    相手スナイパーとのガチンコ勝負中以外は、常に緊張下に置かれている訳ではありません。
    また遠距離の様子をスコープをを利用して他の武器よりも早く知ることができます。
    なのでラジオメッセージやチャットで前線の味方に状況を報告するようにしましょう。
    「右が手薄」「裏とられた」「無敵注意」
    この様な文章だけでも状況を知ることができるので有利に試合を運ぶ事が出来ます。

基本的な立ち回りを覚えたら

実際の試合では相手の動向もあり、中々上手く狙撃は成功しません。
その場合、狙撃ポイントを変更することでうまく状況を打開できることもあるので
移動して、良い狙撃ポイントにどんどんポジションを変化させていきましょう。
相手も人間である以上、常に同じ動きをするとは限らず戦闘地域もいつも同じわけでは
ありません。
そのためスナイパーだからと言って「一箇所にずっと留まって撃っていればいい」なんて
考えは通用せず、状況の変化を考えずに定点から一切動かないスナイパーというのは、
チームにとってのお荷物以外の何ものでもありません。
前線が押しているなら前進、押されているなら後退、最悪の場合は武器の変更、
状況に応じた狙撃ポイントへの移動・・・といったように、状況に応じて臨機応変に対処することも大切です。
味方との連携こそが勝利への近道です。

 

狙撃ポイントを変更する際も、基本其の一の場所を満たすようなポイントを選ぶように心がけてください。
もっと言うなら、別ルートの監視もできるポイントであればなお良しです。
しかし、スコープをあまり動かさずに*4監視できないぐらい
監視するルート同士の距離が空いている場合、片方のルートを見た時に別ルートから敵に狙撃される恐れも。
視野を広げ、状況を読んで臨機応変に立ち回っていきましょう。

 

以上の様な煩雑な作業を全て出来る、または気になる、と言う方はスナイパーへの転向を一考しては如何でしょうか?


*1 最近はDRAGUNOVやPSG-1の実装で連射することはできます
*2 ノンスコープ状態では大抵のSRは精度が悪い
*3 特に相手スナイパー
*4 クイックショットを使って狙撃するなら別