序盤の流れ

Last-modified: 2024-02-07 (水) 12:44:28

はじめに

Quasimorphは非常にシビアなゲームであり、初心者は訳も分からぬまま死んでしまう事も多々あるでしょう
初期物資を全て失い、手元には緊急コンテナから回収した最低限の装備のみという方も多いのではないでしょうか?
そこで本ガイドでは初心者の為の序盤の効率的な動きの一例を紹介したいと思います。
動きを理解し、注意深く危険を避ければ緊急コンテナ一つから素寒貧のマグナムを立て直すことはそう難しくありません。

Ver0.5*1よりデータ作成時にオペレーターのジェーンからチュートリアルを受けることが出来ます。まずはチュートリアルでマグナムを襲撃してきた市民レジスタンスを返り討ちにし、操作を覚えましょう。

チュートリアル2「復習の味」がクリアできない

おすすめキャラはパーシー・フォーセット、クラスはハデスの偵察隊を選択します。
ジェーンから階段ルートとエレベータールートの二つを提案されますが、おとなしく階段ルートを選びましょう。*2

ターンの進みを理解する

画面左下に現在の歩行タイプが示されています。
歩行タイプはzとxで切り替えることが出来ます。人がしゃがんでいるアイコンの「ステルス」、立っているアイコンの「ノーマル」、走っているアイコンの「走行」の3種類があります。
アイコンの下にあるメモリが残りのアクションポイントです。アクションポイントは移動や行動で消費し、消費しきると敵のターンが始まります。

ノーマル状態ではアクションポイントを2つ持っているため、敵のターンが来るまでに、常時2回行動ができる計算になります。基本的にはこの2回行動を上手く利用し、敵のターンに攻撃させないことを維持し続ける事が攻略の鍵となります。
スペースキーを押すことで、その場で足踏みをしアクションポイントを消費できます。アクションポイントが1のときに足踏みを行うことで、敵のターンを1つ消費させる事が出来ます。
足踏みや1マス逃げるなど安全な場所でターンを消費し、敵が行動するターンとそうでないターンをよく見極めることで、被弾する回数を大きく減らせることが出来ます。

ステルス移動を使いこなす

歩行状態をステルスにすると、敵が壁の向こうにいたとしても、その場所を赤くハイライト表示することができます。これにより、出会い頭に攻撃を貰うリスクを大きく下げることができます。
しかし、ステルス状態のアクションポントは1しかないため、こちらから仕掛けようとすると反撃を貰ってしまいます。そのため、こちらから攻撃する際は、ノーマルに切り替えてから行動を起こしましょう。

相手の衣類を分解する

倒した相手の死体を調べ、衣類を右クリックで分解することで布切れが手に入ることがあります。
布切れは包帯の下位互換アイテムで、多発しがちな出血を治療することが出来ます。
倒した相手の衣類を片っ端から布切れに変えることで、治療に困ることはなくなるでしょう。



チュートリアル1に加え、以上の知識が揃っていれば、ひとまず復習の味はなんとかなることでしょう。
ここからは序盤の進め方について解説していきます。

物資の生産

宇宙船>製造ウィンドウ内の+ボタンを押すことで、持っている素材からアイテムをクラフトすることができます。
Ver0.5現在、ほとんどのアイテムにクラフトに素材が必要ですが、医療用アイテムである吸着剤はなんと素材を使わずクラフトすることができます。
しばらくははタダで作れる吸着剤を作っておきましょう。
吸着剤は厄介な感染症の発症を防ぐことができます。どうせタダな上、重い物でもないので任務には持ち込めるだけ持ち込みましょう。
素材やアイテムチップによるレシピ解放が揃ってきたら、他の物のクラフトにもチャレンジしてみましょう。

火星の軌道で活動する

本作にはミッション中の時間経過上昇するクアージモーフォーシス値というものがあり、これが高くなるほど異界の化物(クアージモーフ)が出現する確率が上がり敵も強化されていく、というシステムが存在します。
ですが火星の軌道(火星・フォボス・デイモス)はクアージモーフォーシス値が存在せず*3、ミッションに時間をかけるリスクが低くなっています
他より格段に安全なので、先ずはここでミッションをこなして物資を集めたり企業の評価をあげたりするとよいでしょう

比較的安全な任務を選ぶ

任務のうち、指定のアイテムを持ち帰る「偵察」、マップ内のオブジェクトを破壊する「妨害」は他に比べ、少ない戦闘回数で達成することが出来ます。序盤はこれらの依頼を狙いましょう。
火星の軌道で偵察と妨害が発生していなかったら、適当に惑星間を移動するなどして適当に時間を潰しましょう。

逆に、選ぶべきでないミッションとして、「排除」と「防衛」が挙げられます。
「排除」は対象となる相手が高性能な装備で固めていることが多く、「防衛」は四方八方から敵が大量に襲ってくる為、装備の揃わないうちはまず太刀打ちできません。

各種チップを集める

マインドチップ・クラスチップ・アイテムチップを宇宙船で使用することで傭兵・クラス・アイテム生産の解放が出来ます。
ミッション中に見つけた場合、拾った時点で撤退可能(既に解放済みのチップでも可)となるため安全を期すならさっさと撤退してしまいましょう。
撤退するまでの間に、できるだけ有用な物資を拾い集めて帰ることで、マグナムの倉庫を潤すことができます。
こちらで撤退してもミッションが消えたり、企業評価が下がったりはしないので安心して撤退しましょう

企業との取引

物資に余裕が出来てきたら、[平時]のステーションに降り立ち、アイテムの交換をしてみましょう。
各惑星の拠点はその拠点を支配する企業との関係がマイナスでない限り拠点に入って取引をする事が出来ます
拠点によって必要なアイテムは変わり、また取引レートも同じアイテムでも拠点ごとに異なります
各拠点には集積所がありそこをクリックして必要なアイテムをそこに移し交換を押す事で取引が出来ます
取引で引き渡したアイテムと数によってポイントが決まり、凡そ100ポイント毎に各企業の交換品からランダムで1つ入手出来ます
→詳しくは交易品

序盤のお勧め装備等

傭兵

  • パーシー・フォーセット
    非常に頑強なキャラで、他のキャラなら即死するような攻撃も耐えることがあるため安定感がとても高いのが特徴です
    特に防具にインパクターを揃えることで序盤の脅威の一つである火炎放射をほぼ無効化可能です
    キャラ選択に困ったらパーシーでよいでしょう

クラス

  • ハデスの偵察隊
    射撃が大きく強化され、体力上限も上がるクラスです
    射撃戦が主体となる本作で射撃強化はシンプルに強く、ほぼどんなミッションでも腐らない強さを持ちます。
  • トンネルネズミ
    チップ解放が必要ですがショットガン強化を主体にしたタフなクラスです
    Ver0.5環境はショットガンがきわめて強力なため相性が良く、更にアイテムドロップ強化で物資集めが目に見えて良くなります
    パーシーとの相性が良好なのも良い点です

武器

  • ヒドラ12
    死亡時に支給されるケースから入手可能な実質初期装備でありながらピストル系でも上位の性能を持ちます
    2連射可能で性能バランスが非常に良い上に9mm弾はそこら中から入手可能なため弾切れもあまり起きません
    耐久はやや低めですがミッション中に敵の銃器を分解→入手した「武器パーツ」で修理とすることで長持ちさせることが出来ます。
    欠点は打撃耐性が高いロボット系に弱いことで、初期の9mm弾ではダメージがロクに通りません。ロボット相手にはショットガン系や近接武器、他属性の9mm弾に切り替える等で対処しましょう
  • タイガM、ジェフハマー
    単射と連射を切り替えられるバランスの良いショットガンです
    Ver0.5環境はショットガンのバックショット弾(通常弾)が異常に強く、それらを強く使えるこの2種は非常に強力です
    連射運用はオーバーキル気味で弾持ちも悪くなるので単射運用を基本に、危険な敵に連射を使うと良いでしょう
  • 7.97mm系アサルトライフル
    威力・射程・精度・貫通を併せ持った強力な銃です
    連射による火力は非常に強力ですが序盤は弾丸が入手しづらいため、危険な敵へのピンポイント起用がお勧めです

*1 初期のverではニューデータ開始直後、何の説明も無く宇宙に放り出され、数多のボスが困惑に晒されました
*2 エレベータールートには危険なタレット二つにプラズマライフル持ちが3人もいるため、とてもじゃないが敵いません
*3 火星の軌道は世界観設定上でもクアージモーフが存在しない地域ということになっています