【女王アリの復讐】

RS2

【最終皇帝】限定イベントの一つ。【地下墓地】にすみついた【ターム】の新たな親玉【リアルクィーン】を倒すのが目的。
発生条件を満たすことで、その後はいつの間にかイベントが進行し、一定段階まで進行すると強制イベントに巻き込まれるのが最大の特徴。
　
イベント開始後、地下墓地の深部に存在する墓石の一つが動かせるようになる。
中はタームの巣穴になっており、奥にはかつてサバンナの【白アリの巣】の深部にあったような巨大な繭が見え、最深部にてリアルクィーンと戦闘することになる。
　
「最終皇帝が出現すること」と、「【サバンナ】の【クィーン】を撃破すること」の両方を満たして「【玉座】に座る」とイベント開始。
あまりないケースだが、最終皇帝出現後にクィーンを撃破した場合は、撃破後に玉座に座るとイベントが開始する。
　
なお、最終皇帝が登場した直後は玉座には座っていない*1が、【皇帝継承】後に玉座に座る癖があるプレイヤーであれば、即位直後に玉座に座ってイベントが開始することが多い。
【字幕イベント】が発生した場合は、強制的に玉座に座らされるので、これをトリガーとしてイベント開始することが多い。

イベント開始後、戦闘回数をトリガーとして徐々に事態が悪化していき、徐々にアバロン内が侵食されていく。
最初は一見すると何の変化もないことから、このイベントに気付く切っ掛けはそうそうない。
ただ、中には【シーフギルド】や【万屋】で異常事態を察知したプレイヤーはいるだろう。

初期段階ならば、タームがリアルクィーンの周辺にしか存在しないため攻略は簡単。
だが侵攻状況が進むほど、イベント開始後の道中がタームだらけになって難易度が上がっていく。
住民がタームとなって襲ってきた場合は【退却】さえできない。
　
最悪なのは戦闘回数が24回以上で玉座に座った場合。初見であればほぼ確実にこうなって慌てさせられることになる。
【参謀】が【タームバトラー】に変化するイベントが発生し、こうなったが最後街中及び宮殿内をタームが闊歩するようになる。
そのうえ、嘗ての【ゴブリン襲来】発生時と同様、イベントクリアまで【アバロン】から出られないし、タームの発生源さえそうそうわからない。
（リマスターでは参謀が「地下から‥」というメッセージを残すので、割とわかりやすくはなった。）
街が占領されているので、通常の場所では宿泊さえできないが、シーフギルドイベントの際に【キャット】が寝泊りしていた部屋のベッドなら可能。宮殿内なので【魔石のLP吸収回避】の対象。
　
施設は上記ベッドと、倉庫と【冥術研究所】しか利用出来なくなる。ほとんど全ての人物は話しかけるとタームに変化して襲ってくる。
【新市街地区】がなければ仲間さえ一切加入不能。新市街地区があっても【ネレイド】と【モール】しか加入できない。

情報なしの初見プレイで陥りがちなのは、字幕イベントによって強制的に玉座に座らされるパターン。
普通に最終皇帝を出現させた場合、【ラストダンジョン】に挑むまでに【七英雄】を2体倒すことになるため、字幕イベントが最低2回は発生することが多く、1回目でイベント開始、2回目で襲撃という流れになりがち。
従って、本イベントを意識した立ち回りをしない限り、イベント発生はおろか、最終段階を回避することもまず不可能といっていい。
メンバーを集めていない状況でこのイベントが発生すると詰む可能性がある。
ただ、最終皇帝即位後最低でも24回戦闘をしなければ最終段階にならないため、狙ってやらない限りは心配しなくて良い。

なお、【技道場】がまだ出現していない状態で本イベントが最終段階になった場合、イベントクリアー後に技道場が出現する。