クラフトを始める前に

Last-modified: 2021-02-12 (金) 15:19:29

wikiのクラフトガイドはあくまでも一例にすぎません。他にも様々な可能性があります。

カスタムモードから始めよう

stormworksのゲームモードは3種類ありますが、デフォルトで選択されているCareerは非常に難易度の高い設定がされており、初心者にはおすすめできません。
まずはCustomを選択し、資金等の制約のない状態で自由にビークルを作ってみましょう。
初回プレイ時はモード選択画面が省略されてCareerモードでゲームが始まってしまうため、チュートリアルミッションを終わらせたらタイトルに戻ってニューゲームしなおしてください。

簡単な条件でのビークル開発(ノーマルモードの再現)

normalmode _emulate.jpg

ビークルは配管や電力といった複雑な要素を組み合わせて動かすため、慣れていないうちは動かすことすらままならないかもしれません。
難しいと思った時は以下の設定を試してみてください。
(Customモードのみオプションを変更できます。)
・Infinite Electricを”ON”
・Infinite Fuelを”ON”
・Engine Overheatingを”OFF”
これらの設定をすると配管作業は動力部分のみとなり、電力管理もしなくて済むようになるため開発の難易度が大きく下がります。
特にモーター系のパーツは簡単に正回転/逆回転を切り替えることができ、欠点である電力消費がなくなるためとても優秀なパーツになります。

アーリーアクセスのver.0.10以前はビークル開発の難易度をノーマル/アドバンスドに分けゲームモードとして切り替えていましたが、現在ではこのようにゲーム内のオプションとして切り替えています。(要追加説明 *1)

ここまで準備できたら、クリエイティブモードに行こう!のページで実際に船を作ってみましょう。

クラフトの注意点/特記事項

港、航空基地、列車基地がある。

港のドックでは船を、航空基地のハンガーでは航空機とヘリコプターを、列車基地の鉄道車庫では鉄道をクラフトすることができます。
しかしそれに縛られる必要はありません。線路に移動させる手段を用意すればハンガーで鉄道車両を作ってもよいですし、同様にハンガーでの船の建造も海まで移動できるなら実用になります。
水面に浮く構造なら、ドックでヘリコプターを作るのも問題ありません。

港、航空基地によってクラフトサイズの制限が違う

港には大小があり、作れるビークルのサイズの制限が違います。当然大は小を兼ねます。
ネタバレかもしれませんが、詳しい一覧もあります。

「お椀型」は浮かない

Wiki_floatingboxes.png

一般的な物理と違って密閉されていない空間はお椀型にしても浮力を与えません。水に浮く船を作る場合は必ず密閉された空間を作りましょう。
細かいことを言うと、立方体ブロックは水より軽い(比重が0.32)ので、立方体ブロックだけで作った船はどんな形だろうと水に浮きます。
右図のオレンジの箱は外壁が1ブロックの厚さで中は空洞、緑の箱は底だけ2ブロック、四方は1ブロックの厚さで見ての通り天井がありません。青色の「何か」はx,y,z平面全ての厚さが2ブロックで、3個とも同じブロック数、同じ重さ、同じ寸法です。どんな形でも浮いてはいますが、水に沈んでいる深さを見ると明らかにオレンジの箱が高く浮いています。
船を作る場合は、これらのようなブロックで作った船体にエンジン、燃料タンク、電池、発電機など非常に重いパーツを積むので、相対的に緑の箱のような密閉されていない形状は「浮かない」と言えるでしょう。
Stormworksではオレンジの箱のように完全に密閉された空間だけが、退けた水の量による浮力の恩恵を受けられます。緑の箱のように蓋のないお椀の形の場合は、青色の何かと同じそれを構成するブロック自体の浮力しか得られないでしょう。

ヘリではカウンタートルクの考慮が必要になりました

ver.1.0.33のアップデートから、ローターは強力なカウンタートルクを発生するようになりました。
一方でこのアップデートでは二重反転ローターを作るのが簡単になったので、まずは二重反転ローターのヘリを作ってみましょう。
航空機プロペラはこのアップデートの対象外だったので、このプロペラで飛行機を作る場合はカウンタートルクを気にする必要はありません。
もちろん小直径の二重反転ローターを前向きに付けた固定翼機を作ってもよいでしょう。

ビークルへの給油の仕方

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ちょっと先のことになるかもしれませんが、Infinite Fuel のチェックをOFFにし、さらに Auto Refuel もOFFにしたら、あなたのビークルに給油する必要があります。また、Auto Refuel がONでも、出先で燃料が足りなくなるかもしれません。
各拠点では無料で給油を受けられますが、チュートリアルではビークルのスポーン時に自動で給油する設定 Auto Refuel を使う前提で進むため、拠点の給油装置から給油する方法が説明されていませんので、ここで説明をします。

ごく一部の例外を除いて、ディーゼル燃料給油ポンプにはDIESEL、ジェット燃料給油ポンプにはJET-A1と給油装置の筐体に書かれています。(右図)
ディーゼルエンジンとジェットエンジンはそれぞれの燃料が必要です。Stormworksにガソリンエンジンはありませんので、レギュラーもハイオクもありません。
手動で給油する場合は以下の手順で行ってください。

ビークルに必要な機能

まず前提として、給油を受けるには給油口として液体ホースアンカーがビークル側に必要です。*2
あなたのビークルを作ったら、液体ホースアンカーを配管で燃料タンクに繋いでおきましょう。
燃料タンクからエンジンへの配管を途中で分岐させて、ビークルの外のキャラクターがアクセスできる位置に液体ホースアンカーを設置すればOKです。

接続

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  1. ホースを手に取ります。
    給油装置には赤いホースが束ねた状態で備え付けられています。インタラクトして装備 Equip Hose してください。
  2. ホースを手に持った状態で、給油装置のウィンチに接続 Attach してください。(デフォルトのキー設定なら左クリックです)
    ホースを背負っているのに手に持っていない時は、マウスホイールを回すと持ち物を切り替えられます。
    ホースの一端がウィンチに繋がり、他方の端を手に持った状態になります。(右図)
  3. 続いて、あなたのビークルの液体ホースアンカーを接続 Attach してください。
    ホースはあなたの手元からなくなり、あなたのビークルと給油装置が接続されます。(下図)
    接続する前にマウスホイールを回して切り替えてしまうと、ホースは給油装置のウィンチから取り外されてしまいます。もう一度接続しなおしてください。
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給油

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  1. 給油装置を操作して給油します。
    スターターベースの給油装置は他の拠点にあるものと少々操作が異なり、Pumps ON/OFF のスイッチをON(上側)にしてポンプを起動する必要があります。(右図)
    隣の Reverse Flow のスイッチはあなたのビークルから、給油装置のタンクに吸い出す時に使います。
    スターターベース以外の給油装置は、ホースを接続すると即座に給油が始まります。もし吸い出したい時は前もって Pump Reverse のスイッチを操作しておきましょう。
    満タンになったら自動で給油は停止します。あなたのビークルの燃料計を見て確かめましょう。
  2. ホースを回収して収納します。
    給油が終わったらスイッチをOFFにし、給油装置のウィンチかあなたのビークルの液体ホースアンカーをインタラクトしてホースを取り外します。
    スターターベース以外の給油装置の場合は、ホースを外せば給油も止まります。
    ホースが入っていた大型機器収納ユニットを、ホースを手に持った状態でインタラクトして収納 Store Hose しましょう。

*1 当時のノーマルモードの仕様の詳細。何がどの程度現在のCustomモードで再現できるのかの一覧。現在は無いパーツがあって完全再現はできないし当時の仕様自体を希求するのは無意味なので、現在のバージョンで用意された方法で再現するに当たって、何が完全には再現できないのかを記載。このようなリストは過去情報なので、regionで畳んでおくのを推奨。
*2 各種ウィンチも同じように給油口として機能します。