ゲーム内の研究ではヘリコプターの研究を終わらせなければ飛行機の研究ができなくなっています。
そのためか、ジャイロでなんとかなるヘリコプターよりも難しい印象が(筆者には)あります。
エンジンの設計
飛行機のエンジンの作例です。
増速ギアの比率は5:2に設定。一人乗りの飛行機を飛ばすには十分な推力を生みつつ、発熱や燃費も気にならない程度にRPSを抑えています。
造形
現実の飛行機の形を見様見真似で作ってみました。
WING SECTION系のパーツは前方向への移動量に応じて上方向への力を発生さて揚力のような効果を生むパーツです。
全ての翼をこれでつくると前ばかりが上に持ち上がってしまうため、機体の前後でWING SECTIONの数を揃えてバランスをとってみました。
主翼はロール(横曲げ)、水平尾翼はピッチ(上下)、垂直尾翼はヨー(左右)の方向に機体を旋回できるように設定しておきます。
この段階でも配管/配線がきちんとできていれば飛ぶことが出来ます。
翼の関係
機体を安定して旋回させるためには、”大きな固定翼の端に小さな動翼”という翼の関係が必要になります。
このことを踏まえ、各軸の翼を見てみましょう。
ロール方向に関してはまさにその条件を満たしているといえます。(通常のブロックには翼のような効果はほとんどありませんが、便宜上このように示しています)
ピッチ方向は尾翼は小さいものの、主翼の分も加味すれば十分といえます。
ヨー方向に関しては固定翼の面積が足りていません。実際、この状態の飛行機をヨーイングさせようとすると、操舵から手を離すと逆方向に機体が向いて(振り戻して)しまいます。
この問題を解決してみましょう。
隠し翼
各種動翼パーツは動かさなければ固定翼としてのはたらきをするので、このパーツを見えない位置に埋め込むことで足りない垂直翼を補います。
密閉空間では空力効果が生まれないため、穴を開けてわざと気密を破ります。(FLUID HEAT RADIATORに密閉する壁をつくる効果はないので、見た目だけ塞げます)
機体のプロポーションを整えるために伸びた胴体やランディングギアを格納するスペースなど、候補はいろいろあります。
このようにうまく翼を隠すことで、見た目を損ねることなくヨー性能を高めることができます。
サンプル:
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2246675336