概要
星奏学院高等学校(せいそうがくいんこうとうがっこう)
横浜にある私立高校。
どんな生徒も音楽に親しめるようにとの理念から、音楽科と普通科を併設している。
音楽の妖精の伝説があるそうだ。
- 1947(昭和22)年設立の私立校。男女共学。(過去作より)
- 創立者は吉羅星郎。(過去作より)
- 附属の星奏大学・星奏大学大学院に進学する生徒も多い。
- 横浜山手の丘の上に建っている。敷地内には森の広場もあり、ゆったりとした環境。
- 校内はアール・デコ調で造られている。(過去作より)
- 校舎内は土足OKで、上履きは無い。(過去作より)
- 普通科は5クラス(1~5組)、音楽科は2クラス(A,B組)ある。(過去作より)
- 普通科と音楽科でカリキュラムが異なり、音楽科は音楽史などの専門科目がある。
- 「どんな生徒も音楽に親しめるように」との理念をもって創立されているものの、音楽科の生徒の一部には、普通科の生徒が音楽科の生徒を差し置いて舞台に立つことに不快感を持つ者もいる。
- 生徒の自主性を重んじ、校則も少ない自由な校風。(過去作より)
学院内施設
名称は木の名前で統一されている。【出典:N香坂怜「コケティッシュな彼女」】
菩提樹寮(リンデンホール)
- 星奏学院の学生寮。
- 実家から通う生徒が多いため空室が多く、他校の生徒も宿泊可能とされている。家賃は月5000円。
- 星奏学院大学の学生も利用することができる。【出典:「Secondo viaggio 第3章 シーグラス・ディヴィジ」第4話】
- 男子寮と女子寮に分かれており、男子寮は女子禁制、女子寮は男子禁制であるが、あまり守られていない。
- 桐ケ谷が「管理人さん休みらしいし、(朝日奈が)男子棟入ってもバレないと思う」と話していることから、管理人に気付かれなければ異性の出入りが放任されている状況と思われる。【出典:仁科諒介キャラクターストーリー第9話】
- 門限になると入口は施錠されるが、裏の通用口から自由に出入りできる。
- ふだんは寮母さんが食事を作ってくれているが、不在にする時もある。
- 寮生が自由に使えるキッチンがある。
- 寮生が好き好きにお菓子を買い、他の寮生が自由に食べてよいようにキッチンに置くのが慣例になっているが、最後まで食べきらずに次のお菓子を買う者が多い。【出典:「SV間奏3 追懐のソルミゼーション」第1話】
- 3階の塔には24時間使える練習室がある。
- ラウンジにピアノが設置されている。
- 10年前にとある裕福な他校生が一晩で改装したとの逸話が残る。【出典:過去作、N香坂怜「コケティッシュな彼女」】
- 歩くだけで抜ける床は修繕されたが、未だにオンボロである。【出典:過去作、2022/9/10 金色のコルダ スターライトオーケストラ 1.5th Anniversary PREMIUM EVENT 昼の部】
- 寮則が存在する。
- 「動物を飼育してはならない」という文言がないため、流星・拓斗が中心になって捨て犬のカラシを一時的に飼育していたことがある。【出典:「陽だまりの思い出」第4話】
- 過去作ではラウンジの水槽の熱帯魚に餌を与えていた寮生がいたが現在は放置されているため、笹塚が新たなアクアリウムを立ち上げるために使用している。【出典:笹塚 創キャラクターストリー第2話】
- 「動物を飼育してはならない」という文言がないため、流星・拓斗が中心になって捨て犬のカラシを一時的に飼育していたことがある。【出典:「陽だまりの思い出」第4話】
校舎
木蓮館
- スターライトオーケストラ事務局所在地。
- スタオケが活動を始める前に、銀河が貯金をすべて投じて改修した。
- 改修前は近所の子どもに幽霊屋敷扱いされていた。【出典:三上蒼司キャラクターストーリー第2話】
- 練習室やオケホールが備わっている。
- 楽器を扱うのに適切な温湿度管理がされておらず、グランツ交響楽団のメンバーに驚かれたことがある。【出典:「Secondo viaggio 第6章 余白のベル・カント」第2話】
- 空調の効きはよい。【出典:一ノ瀬銀河キャラクターストーリー第5話】
- 逆に、凛は「空調の効きが悪い」と文句を言っている。【出典:「SPLASH! ナイト・スイッチ」第1話】
桜館(音楽科校舎)
- 学院内で最も古い建物。(過去作より)
- 練習室(過去作より)
- 防音設備が整っている。
- 予約制で、主に音楽科の生徒が利用している。
- 音楽科校舎裏手にある。
- 屋上(過去作より)
- 古い風見鶏が回っている。
- 静かで風通しがよく、絶好の昼寝スポットとなっている。
- 開放的な屋上を好んで練習の場とする生徒もいる。
楓館(普通科校舎)
- エントランス(過去作より)
- カフェテリア(過去作より)
柳館(講堂)
- 3階建ての舞台装置付きホール。裏には控え室、地下にはリハーサル室がある。
- 入学式等の式典が行われるほか、オーケストラ部が練習に利用している。
柊館(特別教室棟)
- 音楽室などがある。(過去作より)
その他施設
- 正門前
- 音楽の妖精「ファータ」を模した像がある。(過去作より)
- 妖精像の周りでは、ときどき不思議な声がするらしい。(過去作より)
- 正門は夏休みでも運動部所属者のために7時に開門する。(過去作より)
- 音楽の妖精「ファータ」を模した像がある。(過去作より)
- 森の広場
- ひょうたん池と呼ばれる池があり、覗き込むと初恋の人が映るという噂がある。(過去作より)
- キジを見かけることがある。【出典:「間奏曲 飴色の追憶」第5話】
- 図書館
- 特に音楽分野の専門書を多く収集しており、「そこらの図書館一つ二つ足したってまだ足りないくらいある」「マニアックなものも当たり前のように取りそろえてある」。【出典:N一ノ瀬銀河「大望抱くコンダクター」】
- 「だったん人の踊り」しか収録されていないことの多い「イーゴリ公」の全曲収録盤CDを所蔵するなど、視聴覚資料も充実している。【出典:竜崎疾風キャラクターストーリー第9話】
- 購買
- カツサンドが人気で、よく売り切れる。【出典:SSR火原和樹「どっちが好き?」第1話】
- 明太子メロンパンなど、季節・月限定のメロンパンも人気。【出典:「2nd Anniversary キャンペーン」より「OP」】
- グラウンド
- 体育の授業・体育祭・運動部の活動等で利用するグラウンド。
- 観戦スペースが併設されており、こちらで練習する音楽科生徒もいる。
学院内行事
- 学内音楽コンクール(不定期)【出典:シリーズ過去作「金色のコルダ」等】
- 不定期に開催されるため、開催される年もされない年もある。
- 参加者はファータが選出し、普通科の生徒が参加することもある。
- プロの音楽家への登竜門と呼ばれている。【出典:N竜崎疾風「プライド高き音楽科」】
- 体育祭(10月)【出典:シリーズ過去作「金色のコルダ2」等】
- 普通科は全員参加、音楽科は希望者のみが参加する。
- 最後のクラス対抗リレーが最も注目を浴びる競技。
- 文化祭(11月)【出典:シリーズ過去作「金色のコルダ2」等】
- クラスで様々な出し物を用意する。過去作では2日間にわたって開催されていたが、スタオケ世代では1日のみとなっている。【出典:「ハッピー・スクール・フェスティバル」】
- 講堂のステージでの催し物が行われる。
- 来場者投票制度があり、どのクラス・団体も上位を狙って力を入れている。【出典:「ハッピー・スクール・フェスティバル」第4話】
- 後夜祭
- 夜にエントランスで開催される人気イベント。ペアでウィンナ・ワルツを踊る。
- 過去作では男子生徒から女子生徒にコサージュを贈ってワルツを申し込むのが伝統だったが、スタオケ世代では廃れているようである。【出典:「ハッピー・スクール・フェスティバル」第10話】
- オーケストラ部は演奏を務める。
- 卒業式
- 式典終了後、卒業生が大切に思う相手にタイを贈るのが恒例らしい。【出典:R香坂怜「あなたに届くエール」第1話】
部活動
- オーケストラ部(オケ部)
- 優秀な若手音楽家を数多く輩出する名門。
- スタオケメンバーでは竜崎も所属している。
- その他の部活動
- 報道部(過去作より。イベントストーリー「ハッピー・スクール・フェスティバル」でも登場している)
- サッカー部(過去作より)
- テニス部(過去作より)
- 陸上部(過去作より)
- 軽音楽部【出典:「ハッピー・スクール・フェスティバル」第4話】
- 茶道部【出典:「ハッピー・スクール・フェスティバル」第4話】
- 演劇部【出典:「ハッピー・スクール・フェスティバル」第4話】
- 家庭科部【出典:「ハッピー・スクール・フェスティバル」第7話】
- 生物部【出典:「ハッピー・スクール・フェスティバル」第8話】
- 化学部【出典:「ハッピー・スクール・フェスティバル」第9話】
制服
- タイ及びリボンは青・赤・黒の三色あり、入学した年によって決まっている(過去作より)
- スタオケ活動初年度(2021年度)では3年が黒、2年が赤、1年が青となっている。【出典:N成宮智治「スマートな後輩」】
- 2003年度のみ黒は「濃紺」という表記となっている。(過去作「金色のコルダ」より)
- 2011年度のみ青は「紺」という表記となっている。(過去作「金色のコルダ3」より)
- スタオケ活動初年度(2021年度)では3年が黒、2年が赤、1年が青となっている。【出典:N成宮智治「スマートな後輩」】
普通科制服
- 男子(過去作より)
- 夏服:シャツは白色と茶色の2種類あり、好きな方を選べる。
- 女子(過去作より)
- 夏服:水色の襟のダブルのセーラー服。
音楽科制服
- 男子(過去作より)
- 夏服:開襟のシャツ(白色)。襟とポケットに学年色のラインが入っている。
- 冬服:タイピンはで2003年度と2011年度及び2021年度現在でデザインが異なる。
- 過去作では2004年度入学生までは過去の形状、2009年度入学生からは現在の形状が確認されている。
- 女子(過去作より)
- 夏服:水色の大きな襟と袖の折り返しが特徴のセーラー服。
大学
- オーケストラ部がある。
- 楽団としてレベルが高く安定しており、プロのオーケストラと比較しても遜色ない。【出典:「Secondo viaggio 間奏4 往古来今のフェルクレールト」9話】
- 高校から内部進学した部員が多い。【出典:「Secondo viaggio 間奏4 往古来今のフェルクレールト」第2話】
- 銀河と篠森も学生時代に所属していた。【出典:「Secondo viaggio 間奏4 往古来今のフェルクレールト」8話】
- カフェテリアはメニューが充実している。また、空きコマで勉強する学生も多い。【出典:「Secondo viaggio 間奏4 往古来今のフェルクレールト」第3話】
- くじつきの自動販売機が設置されており、当たりが出るとおまけで一本飲料をくれる。【出典:「Secondo viaggio 間奏4 往古来今のフェルクレールト」第3話】
小ネタ
- 横浜・山手のフェリス女学院がモデル。なお、菩提樹寮は外交官の家・木蓮館はベーリックホールがモデル?
- 校内には猫が多い。
- 猫の前で演奏すると、一曲終わるまで行儀よく聞く。このため、音楽科の生徒の間では「ここの猫は音楽を理解して楽しんでいる」などと噂されている。【出典:N九条朔夜「世話焼きな相棒」】
- 演奏に喜ぶ猫はファータである。(過去作より)
- 現在の理事長は吉羅暁彦(「金色のコルダ2」「金色のコルダ2 アンコール」登場人物)。
- 星奏学院生は「学院」、他校生は「星奏」と呼んでいる。(過去作より)
- 生徒たちの間で囁かれる「学院七不思議」がある(数が多いので、厳密には「七」不思議ではない)。【出典:SSR赤羽拓斗「戦慄! 怪奇学校」】
- 正門前の妖精像が動く。あるいは、異界に通じている。
- 音楽室の楽器が誰もいないのに勝手に鳴り出す。
- 恋の七不思議が伝わっている。【出典:九条朔夜キャラクターストーリー第9話】
- 過去作に登場した「ヴァイオリン・ロマンス」は七不思議のひとつとされる。
- 金色の弦で小指を結んだふたりは永遠に結ばれるという。
- 人によっては「港の見える丘公園で意中の人の小指と自分の小指をE線でつなぐと、ふたりは永遠に結ばれる」と伝わっている。
- 星奏学院大学音楽学科への推薦枠がある。【出典:九条朔夜キャラクターストーリー第11話】
- 通常は音楽科の生徒を対象とする制度だが、普通科でも特別な実績があれば対象となる。
備考
- 公式ツイ #おしえてスタオケ_回答編より
Q.スタオケは何時くらいまで練習していますか?
A.スタオケの本拠地「木蓮館」は星奏学院に建っているため、学院の最終下校時間には解散しているようです。しかし、星奏学院の学生寮「菩提樹寮」内の練習室は24時間使えるため、熱心な生徒はそこで練習しています。 - 編入時には、学力試験のほか面接試験がある。【出典:過去作】
- 金色のコルダ2ff コラボ企画『星奏学院案内』 ~恋も音楽も生まれる学び舎をnuman編集部も体感してきました~