セレクター

Last-modified: 2022-02-07 (月) 23:35:45

What is This?

様々なコマンドに用いられる対象を決定するもののことを指す。

How to Use?

@<変数>[<引数>]

説明コマンドを発動する対象を設定する。
備考TheLow専用コマンドを使用する際に構文が変化する場合がある。後ほど後述する。

引数は以下のように指定する。また,を繋げると複数指定できる。

引数名説明例の説明
x=n,y=n,z=n・x,y,z座標をnに数値を代入し対象を決定する起点を指定する。@p[x=10,y=10,z=10]・x,y,z座標が全て10の地点を起点に最寄りのプレイヤーを対象とする。
dx=n,dy=n,dz=n・nに数値を代入し、起点から数値分移動した点で囲った部分を対象として指定する。@p[dx=10,dy=10,dz=10]・発動した座標が0/0/0の場合それぞれ指定した10数値分移動した座標点である10/10/10の立方体の範囲内で最寄りのプレイヤーを対象とする。
r=n・nに数値を代入し、起点から半径n以内を指定する。@p[r=10]・発動地点から半径10の球で囲った部分を指定する。
rm=n・nに数値を代入し、起点から半径n以上を指定する@p[rm=5,r=10]・発動地点から半径10の球で囲った部分を指定する。ただし0から5までの範囲を指定しない。
c=n・nに数値を代入し、発動する対象の数の上限を指定する。@p[c=3]・最寄りのプレイヤー3人を指定する。
l=n・nに数値を代入し、レベルがn以上ではない対象を指定する。@p[l=5]・最寄りのプレイヤーでレベル(TheLowで言われるmp)が0~4.99999...であるプレイヤーを指定する。
lm=n・nに数値を代入し、レベルがn未満ではない対象を指定する。@p[lm=5]・最寄りのプレイヤーでレベルが5以上のプレイヤーを指定する
m=n・nに数値を代入し、ゲームモードが指定された数値である対象を指定する。
・0,s,survival:サバイバル
・1,c,creative:クリエイティブ
・2,a,adventure:アドベンチャー
・3,sp,spectator:スペクテイター
・-1:すべてのゲームモード
・数値の前に!をつけることでその数値以外を指定することができる。
@p[m=a]・最寄りのプレイヤーでアドベンチャーのプレイヤーを指定する。
name=n・nに文字列を代入し、その名前の対象を指定する。@p[name=Namiken]名前がNamikenである最寄りのプレイヤーを指定する。
name=!n・nに文字列を代入し、その名前の対象以外を指定する。@p[name=!Namiken]名前がNamikenではない最寄りのプレイヤーを指定する。
rx=n,rxm=n・nに数値を代入し、縦向きの回転(対象がy軸上のどこを向いているか)がrxの場合n以上、rxmの場合n以下の対象を指定する。
・-90(真上)から90(真下)の間で数値を指定する
@p[rx=-30,rxm=30]・水平方向から下に30度傾いた向きから上に30度傾いた範囲内の最寄りのプレイヤーを指定する。
ry=n,rym=n・nに数値を代入し、横向きの回転(対象がxz軸上のどこを向いているか)がryの場合n以上、rymの場合n以下の対象を指定する。
・-180(北を向いた向き)から179.9(北の少し右を向いた向き)の間で数値を指定する。
@p[ry=-180,rym=-90]・北と東の間を向いている最寄りのプレイヤーを指定する。
type=n・nに文字列を代入する。エンティティを指定する際一字一句大文字間違えずに指定する。エンティティの名前一覧はブラウザで調べてください。
・!を前につけると指定した対象以外を指定する。
@e[type=Zombie,c=1]・ゾンビ一体を指定する

変数は以下のように指定する

変数名説明例の説明
p・最も近いプレイヤーを指定する。
正確に距離が等しいプレイヤーが複数存在している場合サーバーに最近参加したプレイヤーが指定される。
・c=-1と引数設定すると範囲内で最も遠いプレイヤーが指定される。
@p[r=5]・半径5の球範囲内の最寄りのプレイヤーを指定する。
a・すべてのプレイヤーを指定する。@a[r=5]・半径5の球範囲内のプレイヤー全てを指定する。
r・ランダムなエンティティを指定する。@r[r=5]・半径5の球範囲内のエンティティから一体ランダムで指定する。
e・すべてのエンティティを指定する。@e[r=5]・半径5の球範囲内のエンティティを全て指定する。

追記