柴崎弦月（しばさきげんげつ）
声 - 小杉十郎太
第１１部で登場。
覇猛国の王。
ウォークリア大陸に覇をとなえ武力による掌握を目論む覇王。
合理的な完璧主義者で、時に周囲の人々を凍りつかせるような冷徹さも併せ持っている。
神魂を手に入れ、あらゆる国々へと侵略を開始した。そして自身に対抗するために結成された「反覇猛連合」と対立する。
幸秀の裏切りによって追い詰められるも、神魂の力で魔人へと変貌し反覇猛連合を追い詰める。
しかし、戦いの中で神魂の力で神勇帝へと覚醒した勇禅に追い詰められ、最期は天勇神龍斬を受けて死亡した。
明野幸秀（あけのゆきひで）
声 - 緑川光
第１１部で登場。
覇猛国の戦士の一人。
誠実で心優しく、加えて教養も高く上品な気品を漂わせている。
誰に対しても常に敬語口調で丁寧語で接している。弦月に従っているもその苛烈すぎる動向に疑念を積もらせていた。
反覇猛連合の戦いで関峰と戦うも関峰に「あの男が大陸を統べた先に在るのは恐怖による圧政、それに気づきながらもまだ従うか」と一喝された。これを機に弦月への反乱を決意し、反覇猛連合に寝返った。
その後は、「自身の力を必要とする民の場所に行く」と何処に去った。
第１８部で再登場し、三国同盟に加勢するために現れた。
雲田正成（くもだまさなり）
声 - 関智一
第１１部で登場。
覇猛国の戦士の一人。
冷静な性格だが、融通が利かない程の生真面目かつ潔癖で神経質をしている。
弦月に心底惚れ込んでおり、弦月を侮辱したり危害を加える者に対しては、憎悪のごとく激しく激昂する。
反覇猛連合で奮闘するが、幸秀の裏切りで戦況は悪化し、弦月が勇禅に討たれる瞬間を目撃する。
弦月の死によって兵士達が降伏する中、唯一人降伏せず、勇禅に憎悪をむき出しにして襲いかかる。
神勇帝へと覚醒した勇禅と戦う。最初は自身への戦意が無い事で勇禅を追い詰めも、劉玄の言葉で覚悟を決めた勇禅の一撃を受けて死亡した。
坂中久兵衛（さかなかきゅうべい）
声 - 日野聡
第１１部で登場。
覇猛国の軍師。弦月の友と言える存在。
穏やかな口調かつ優雅な態度とは裏腹に、非情な手段も厭わない冷徹な性格をしている。
弦月に心酔しており、弦月を侮辱した者に対しては、怒りの余り乱暴な言動に豹変する。
反覇猛連合との対立で宇治宗と交戦する。最期は宇治宗に討たれ死亡した。
佐谷喜彰（さたによしかげ）
声 - 立木文彦
第１１部で登場。
覇猛国の軍師。
思慮深くまた抜け目のない狡猾な性格で、常に先々の状況を計算しながらあらゆる手を打つ策士。
呪術師でもあり、呪術を駆使して戦闘も行える。
反覇猛連合との対立で空雲と交戦する最期は空雲に討たれ死亡した。