Tier 8 アメリカ 中戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 70/40/30 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 40 | ボーナス | シルバー | 50% | |
後退 | 14 | 車輌経験値 | 10% | |||
隠蔽率(m) | 静止時 | 347.04 | 搭乗員経験値 | 無し | ||
移動時 | 371.53 | フリー経験値 | 5% |
パッケージ
AMBT G:9,850 |
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詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
AMBT | MTU MB 838 CaM 500 | 105 mm Gun M68 | AMBT | AMBT | 1,300 | AN/VRC-7 | |
650 | 32 / [27.08] | 250/70/50 | 745 | ||||
18.06 | 1.1/1.3/2.1 | 28 | 380 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー砲・機関砲、緑字:オートリローダー砲
砲性能
主砲性能 | |||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 装填時間 | 合計[装填時間] 連射[間隔] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
105 mm Gun M68 | APCR APCR HE | 1,005 11G 765 | 215 278 53 | 360 360 420 | --- --- 1.91 | 1,278 1,492 732 | 720 720 720 | 残2[21.00] 残1[19.00] 残0[16.00] | 合計56.00] 連射[3.00] | 1,937 | 2.70 | 0.38 | 36 [3] | +10 -9 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier 8のアメリカプレミアム中戦車。
1970年代初期、フォートノックス陸軍基地の装甲技術部門から提案された主力戦車の計画案である。
AMBTはAmerican Main Battle Tankの略。 - 火力
- 105 mm Gun M68P
単発360×3発装填のオートリローダー砲。
単発火力は同格中戦車の中でも上位であるため瞬間火力が高く、同格車両ならば1,2発撃ち込むだけでマガジンの確殺圏内に持っていくことができる。
ただし、高火力であることを考慮しても装填時間は長く、オートリローダー砲であるため装填中に無防備になることはないが、全弾撃ち尽くしてしまうと敵に詰められた場合にほぼ対処できなくなる。
最も装填時間の短い3発目の砲弾でもDPMは低く、削り合いのような戦い方に持ち込まれると弱い。
砲性能は全体的に数値が悪いが、高めの貫通力で補われるため近距離での戦闘においてはあまり不便さを感じさせない。
ただし、発砲後の拡散値は自走砲並に悪い(アメリカの同格自走砲M40/M43よりも酷い)ため、照準時間の長さも相まって最短で連射すると暴投してしまう危険性がある。
通常弾と課金弾は共にAPCRで弾速が優秀であり、遠距離からの砲撃も十分にこなせる。
ただし発砲後の拡散の大きさから遠距離からの連射はほぼ不可能と考えたほうが良いだろう。また、HE弾の弾速は課金弾の半分以下と低速なので注意。
俯角は-9°とアメリカ車両らしく良好だが、仰角が+10°とかなり狭い。
僅かな撃ち上げでも撃てなくなることが少なくないため、地形に注意しつつ上を取るポジショニングを心掛けたい。
- 105 mm Gun M68P
- 装甲
支援型中戦車としてははかなり優秀な装甲を持っているが、自身弱点はもちろん相手の口径や貫通力に対する理解も求められる。
耐久力は同格中戦車の中では低めの値である。- 砲塔
正面装甲は非常に鋭い傾斜によりかなり広い面積が跳弾角度となる。
俯角を取れば更に実装甲厚を増すことができ、格上の砲撃に対しても強い。
正面から見える天板部分は40mm+81°傾斜で260mm相当(HEAT)になるが、口径122mm以上のAPやAPCR3倍ルールで貫通してくるので要注意。この部分は俯角を取ると隠すことができる。
防楯は傾斜込みで250mm程度。弱点というほどではないが駆逐戦車や格上の車両には貫通される可能性がある。
また防盾下部は跳弾により車体にショットトラップが起こる。防盾下の奥まった場所にある凹んだ部分は、傾斜の緩いターレットリングである。
実厚は180mm程しかない弱点であり、この部分は俯角を取ると傾斜が更に減少して投影面積も増えてしまうため、稜線などでしっかりと隠して砲塔上半分だけを露出させるのが理想。
キューポラは小さいが75mmの弱点で、こちらも俯角を取ることで投影面積を小さくできる。 - 車体
正面上部は70mmだが傾斜がきつく、真正面からの場合AP・APCRは跳弾となる。
中央のドライバーハッチの膨らみは当たり判定がなく、一枚板。跳弾した弾が砲塔に当たるショットトラップが起きる点には注意。
下部は100mmの緩い傾斜で150mmほどしかない。上部の傾斜がきつい分この部分の面積が広くなっており、本車両の最大の弱点となっている。
側面は満遍なく40mm、サイドスカートは10mmの空間装甲。上部前方(ヘッドライトのある部分、70mm厚)は絞られた形状になっており、昼飯の角度を取るとこの部分の傾斜が減り弱点となる。
豚飯の姿勢を取ればこの部分以外は口径120mm以下の砲弾を弾けるが、同格の重戦車の半数と一部の中戦車はこの口径を超えてくるため相手をみて判断しなくてはならない。
- 砲塔
- 機動性
機動性は中戦車というよりも快速重戦車に近い性能となっており、前進速度、後退速度、車体旋回、砲塔旋回のいずれも同格中戦車の中で最低クラスの値である。
そのため遠距離の移動や旋回戦、奇襲からの離脱時などに足回りの悪さが露呈しやすい。
一方で出力重量比は平均的な値であるため動き出しは早く、短距離の移動や稜線での顔出し、登坂などでストレスを感じることは少ない。
残党狩りや撤退時に置いていかれやすいため移動の判断は早めに行う必要がある。 - 偵察性
隠蔽率と視界は同格中戦車の中では平凡な値であり高くも低くもない。アメリカ中戦車として見れば、隠蔽が高い代わりにやや視界が狭い。 - 総論
支援型中戦車にあって優秀な火力と装甲を併せ持ち、拠点の確保や防衛、戦線の押上げといった様々な場面で戦況に関与できる車両である。
格上相手の戦場では本来のロールである支援に徹することもできるため戦場を選ばず活躍することができる。
一方で、中戦車として最低レベルの機動力は選択肢を限定し、状況に対して素早く反応することも難しいため、通常よりもワンテンポ早い状況判断を求められる。
高い火力も味方との連携なくしては発揮することが難しく、その観点では本車両は紛うことなき支援型中戦車である。
装甲に関しては優秀ではあるが、それはあくまでも中戦車としてであり、鉄壁ではないため相手を見極めなければ活かすことはできない。
基本的に近~中距離戦で最も車両性能を発揮し、遠距離戦や機動的な立ち回りを苦手とする。しかし、戦場や戦況によっては中戦車として遠距離からの支援や配置転換も求められるため、拡張パーツや野戦改修を駆使して対応能力も高めておきたい。
史実
1970年代初頭に、フォート・ノックスの陸軍装甲技術局のプロジェクト担当官であったティモシー・R・オニール大尉が推進した計画で、
走行性能を犠牲に車輌の小型化と軽量化が意図されていた。
対戦車兵器に対抗するには、機動性と隠蔽性が優れた車輌が最も適しているという当時の思想を反映したもので、
ドイツのLeopard戦車のアイデアや各種派生型のM60のコンポーネントを組み合わせることが予定されていたが、試作車輌の製造には至っていない。