M2 Light Tank

Last-modified: 2020-05-25 (月) 13:03:28

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Tier 2 アメリカ 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)38/25/25本体価格(シルバー)3,400
最高速度(km/h)前進58マッチング範囲(戦闘Tier)2~3
後退20派生元車輌T1
隠蔽率静止時0.26T22 Proto?
移動時0.20

パッケージ

M2A4 Light
E:490
S:8,860
 ┏M3 Stuart
E:1,350
S:37,500
━┛
M2 Light
E:120
S:3,400
M2E2A3
E:435
S:8,820
M2A3 Light
E:540
S:9,460

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
M2 LightGuiberson T-10204.50 caliber MG HB M2VVSS T16E1M2D27810140SCR 200
2204316/16/16265
25.461.0/1.5/3.437260
M2E2A3Continental W-670-720 mm Hispano-Suiza Birgikt GunVVSS T16E2M2D27810140SCR 200
2624616/16/16265
30.590.9/1.5/3.437260
M2A4 LightContinental W-670-737 mm Gun M5VVSS T16E2M2D27812160SCR 200
2624638/25/25265
30.210.9/1.5/3.439320
M2A3 LightContinental W-670-720 mm Hispano-Suiza Birgikt GunVVSS T16E2M2D27812160SCR 200
2624638/25/25265
30.240.9/1.5/3.439320

青字:オートローダー砲・機関砲

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度
連射[間隔]
弾倉[交換時間]
AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
.50 caliber MG HB M2AP127889.55
連射[0.10]
弾倉[22.90]
7161.700.57
9.26
2.11
1,800
[(5×8)×45]
+20
-10
20 mm Hispano-Suiza Birgikt GunAP
APCR
3
1G
30
41
12
12
95.74
連射[0.10]
弾倉[8.00]
1,1491.900.50
?
?
1,200
[(3×5)×80]
+20
-10
98.90
連射[0.10]
弾倉[7.70]
1,1871.700.50
?
?
1,200
[(3×5)×80]
+20
-10
37 mm Gun M5AP
APCR
HE
18
2G
10
48
70
19
40
40
50
24.009602.100.46
?
?
103+20
-10

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 火力
    • .50 caliber MG HB M2
      初期武装は現代でも生産・運用される12.7mm重機関M2。つまり機関砲ですらない。
      この先、Chaffeeの車体に装着されているもの、と言えば貧弱さが分かるだろうか。
      1トリガーで5発、弾倉で40発の連射による合計攻撃力320は本車のHPの2倍にもなり、貫通可能な相手には絶大な火力を誇る。
      しかし貫通力がわずか27mmしかなく、金弾もないのでTier1相手ですら貫通は難しいだろう。
      まともにダメージを与えることは難しいので、さっさと研究を進めよう。
    • 20 mm Hispano-Suiza Birgikt Gun
      前身から引き継いだ機関砲。
      瞬間火力に長け、装甲の薄い敵車両なら容易く撃破出来うる機関砲である。
      リロードタイムが長く、射程も機関砲依存の400m程度と短いので、注意して扱おう。
    • 37mm Gun M5
      改良砲塔で搭載可能な戦車砲。ようやくまともな戦車になった…
      精度はそれほど良くないが貫通力が上がって対処できる敵が大幅に増えてくる。
       
  • 装甲
    車体正面下部が44mm、上部・砲塔正面が38mmになり、同格のほぼ全て*1に比べても硬くなった。
    貫通力の低い機関砲相手なら、ある程度強気に攻めることができる。
    使い方次第では軽快かつ硬い、低Tier戦では侮れない戦車となるだろう。
    同僚に比べ少々背が高い点には注意する必要がある。
     
     
  • 機動性
    出力重量比が非常に高く、整備された地形ではBT-2に勝るとも劣らない軽快な加速力を発揮する。
    ただし地形抵抗が劣悪で、整備された地形ではスムーズに行動できるものの、それ以外の地形では機動力が大きく落ちてしまう。
     
    具体的にはM2A4 Lightパッケージでの地形ごとの車体旋回速度が整備地形:54.64°/s、普通:32.78°/s、軟地形:14.46°/sとなる。
    マップ上で最も面積の広い通常地形でさえスペック値以下まで落ち込んでしまう有様で、旋回半径が大きく、スピードが乗ってしまうと弾を回避するための蛇行運転すら困難になってしまう。
    そのことを念頭に置かないとあっちにゴツンこっちにゴツン、自慢のスピードが仇となり敵の的となるという事をしっかりと熟知しよう。
    軟地形に至っては操縦手が負傷したのかと思うほど数値が落ちてしまい、まともに動くもままならなくなってしまう。
    加速力も同じように落ちるので、水際や湿地帯には決して近付かないようにしたい。
     
  • 総論
    高い機動性とそれなりの火力に加え、機関砲をほぼ完封できる装甲を備えた強車両。
    偵察能力に関しては、隠蔽率がやや低いものの視認距離が長い点で相殺可能。
    欠点は無線性能がかなり悪い事と地形抵抗が劣悪な事。
    偵察の際はミニマップを良く見て、後方の味方に情報が届いているかどうかにも注意する必要がある。
     

史実

M2軽戦車は、1935年に正式化されたアメリカ陸軍初の軽戦車シリーズで、1930年から開発が進められた騎兵戦車コンバットカーシリーズの1つ、T5コンバットカーがベースとなっています。
M2A1~A4までサブタイプがあり、1936年に10~19両(改修アップデート含む)だけ生産されたA1は最大16mmの装甲厚に、7.62mmと12.7mm機銃を備えた砲塔を装備したものです。
レンドリース法によりイギリスに供与された初の戦車でもあり、太平洋戦争で一部が実戦参加しました。

 

A2はA1を小砲塔2つに分けて、砲塔別にそれぞれ機銃を搭載、A3はさらに装甲を最大22mmまで強化した上に、転輪のボギー幅を拡張して接地長を長くした車体に変更されました。 それぞれ237両と73両が生産されました。
A4はシリーズ最終型で、主武装が37mm対戦車砲と7.62mm同軸機銃を備えた2人乗り砲塔と左右スポンソンに7.62mm機銃を備え武装を大幅に強化、装甲も最大25mmまで強化が施されました。
太平洋戦線では、米海兵隊戦車大隊の一部で使用され、ガダルカナル攻防戦に投入されました。
A4は1940年5月から1942年4月まで、合計375両が生産されました。

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*1 仏除く