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Tier 3 アメリカ 軽戦車 
スペック
| 車体装甲厚(mm) | 38/25/25 | 本体価格(シルバー) | 37,500 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高速度(km/h) | 前進 | 61 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 3～5 | ||
| 後退 | 20 | 派生元車輌 | ||||
| 発見可能範囲(m) | 静止時 | 339.54 | ||||
| 移動時 | 339.54 | |||||
パッケージ
| 初期 | LVL1 | LVL2 | LVL3 | LVL4 | LVL5 | LVL6 | LVL7 | LVL8 | LVL9 | |||
| M3 Stuart E:1,350 S:0 | ━ | 無線 E:100 S:1,980 | エンジン E:190 S:8,200 | 主砲 E:360 S:2,000 | 砲塔 E:230 S:2,000 | 履帯 E:250 S:1,850 | エンジン E:260 S:10,500 | 無線 E:180 S:33,600 | 主砲 E:460 S:8,350 | ━ | 戦車 M5 Stuart E:4,500 S:143,500 | |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
| パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
| 出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
| 初期 M3 Stuart | Guiberson T-1020-4 | 20 mm Hispano-Suiza Birgikt Gun | Stuart E1 | D37812 | 345 | SCR 200 | |
| 245 | 40 / [33.85] | 38/25/25 | 265 | ||||
| 20.35 | 1.1/1.3/2.3 | 40 | 280 | ||||
| LVL.1 無線 | Guiberson T-1020-4 | 20 mm Hispano-Suiza Birgikt Gun | Stuart E1 | D37812 | 345 | SCR 210 | |
| 245 | 40 / [33.73] | 38/25/25 | 265 | ||||
| 20.28 | 1.1/1.3/2.3 | 40 | 280 | ||||
| LVL.2 エンジン | Continental W-670 | 20 mm Hispano-Suiza Birgikt Gun | Stuart E1 | D37812 | 345 | SCR 210 | |
| 262 | 40 / [36.31] | 38/25/25 | 265 | ||||
| 21.83 | 1.1/1.3/2.3 | 40 | 280 | ||||
| LVL.3 主砲 | Continental W-670 | 37 mm Gun M5 | Stuart E1 | D37812 | 345 | SCR 210 | |
| 262 | 40 / [36.27] | 38/25/25 | 265 | ||||
| 21.81 | 1.1/1.3/2.3 | 40 | 280 | ||||
| LVL.4 砲塔 | Continental W-670 | 37 mm Gun M5 | Stuart E1 | D39273 | 380 | SCR 210 | |
| 262 | 40 / [34.96] | 38/32/32 | 265 | ||||
| 21.02 | 1.1/1.3/2.3 | 48 | 330 | ||||
| LVL.5 履帯 | Continental W-670 | 37 mm Gun M5 | Stuart E2 | D39273 | 380 | SCR 210 | |
| 262 | 45 / [42.26] | 38/32/32 | 265 | ||||
| 21.02 | 1.0/1.1/1.9 | 48 | 330 | ||||
| LVL.6 エンジン | Continental R-975-C1 | 37 mm Gun M5 | Stuart E2 | D39273 | 380 | SCR 210 | |
| 350 | 45 / [55.36] | 38/32/32 | 265 | ||||
| 27.54 | 1.0/1.1/1.9 | 48 | 330 | ||||
| LVL.7 無線 | Continental R-975-C1 | 37 mm Gun M5 | Stuart E2 | D39273 | 380 | SCR 506 | |
| 350 | 45 / [55.24] | 38/32/32 | 615 | ||||
| 27.48 | 1.0/1.1/1.9 | 48 | 330 | ||||
| LVL.8 主砲 | Continental R-975-C1 | 37 mm Gun M6 | Stuart E2 | D39273 | 380 | SCR 506 | |
| 350 | 45 / [55.22] | 38/32/32 | 615 | ||||
| 27.47 | 1.0/1.1/1.9 | 48 | 330 | ||||
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字：オートローダー砲・機関砲、緑字：オートリローダー砲
砲性能
| 主砲性能 | ||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
| 37 mm Gun M5 | AP APCR HE | 18 2G 10 | 48 70 19 | 40 40 50 | --- --- 0.31 | 782 978 782 | 720 720 720 | 24.00 | 960 | 2.10 | 0.46 | 103 | +20 -10 | |
| 26.09 | 1,044 | 1.70 | 0.46 | 103 | ||||||||||
| 37 mm Gun M6 | AP APCR HE | 18 2G 10 | 56 78 19 | 40 40 50 | --- --- 0.31 | 792 990 792 | 720 720 720 | 26.09 | 1,044 | 1.70 | 0.41 | 103 | +20 -10 | |
| 名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 連射[間隔 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
| 20 mm Hispano-Suiza Birgikt Gun | AP APCR | 3 1G | 30 41 | 12 12 | --- --- | 770 963 | 400 400 | 98.90 連射[0.10] 弾倉[7.70] | 1,187 | 1.70 | 0.50 | 750 [15×50] | +20 -10 | |
| 108.43 連射[0.10] 弾倉[6.90] | 1,301 | 1.60 | 0.50 | 750 [15x50] | ||||||||||
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
※緑字：改良砲塔
解説
- 概要
Tier 3アメリカ軽戦車。
優秀な装甲と高い旋回速度を併せ持つ。 - 火力
- 20 mm Hispano-Suiza Birgikt Gun
初期砲。
軽戦車の定番、機関砲。
平均貫通力が30mmと更に低い上、弾倉合計攻撃力も180と頼りない。装備する機会は限られるだろう。 - 37mm Gun M5
中間砲。
初期砲よりは貫通力が上昇した単発砲。
とはいえ、AP貫通48mm、単発火力40と心許ない。
初期砲塔で分間24発だった射撃速度が改良砲塔に換装することで、毎分26.09発に強化できる。 - 37mm Gun M6
最終砲。
AP貫通56mm、単発火力40と心許なく、APCRも一部の同格軽戦車のAPに劣る。
次のM5 Stuartでも同性能であるため、貫徹可能な相手を今のうちに覚えておこう。 - ラムアタック
軽戦車としては比較的車重があり、なおかつ速度も出るので、軽戦車相手なら考慮に入れておくとよい。
ただし、自身もダメージを被り、履帯が切れることも多いので、実行するなら周りの状況に気を配る必要がある。
- 20 mm Hispano-Suiza Birgikt Gun
- 装甲
このTierとしては前面装甲38mmと優秀であり、弱い機関砲なら真正面で受ければ大半を無力化できる。
高い機動力と相まって格下や同格Pz.I Cとの格闘戦は圧倒的優位に立つ事が可能だ。
ただし、金弾を使われた場合はこの限りではないので慢心しないように。 - 機動性
高速戦車らしい最高速を持ち、大出力の最終エンジンが優れた加速力を提供してくれるため、重めの車体とは裏腹に優秀な機動力を誇る。
車体旋回速度も速く、敵の背面に回り込むなどで主砲の性能の低さを補うには十分な性能となっている。
自衛能力の低い車輌などを蹂躙する事も容易いため、不用意に孤立した敵を見逃さないようにしたい。 - 偵察性能
同格軽戦車では平均以上の330mの視界を有しており、加えて無線機の性能にも優れているため偵察力は高い。
とはいえ、隠蔽率が少々低い事と高い車高から来る投影面積の大きさには十分注意を払う必要がある。
隠れているつもりが丸見えだったという事もあるので、隠れる場所や退避場所の選定は慎重に。
無謀な切り込み偵察もできるだけ避け、可能な限り転進の容易な場所を選びたい。ただし車高の高さは難点ばかりではなく、頭出しによる偵察がし易いという利点もあり、特にプロホロフカ?などの傾斜地周辺の走り偵察が比較的安全に行える。
場所によっては茂みに隠れつつ丘の向こうを視界に収める事も可能なので、状況に応じて走りと置きを使い分けよう。 - 総論
実際の立ち回りとしては同格相手ならギリギリ砲が通用するため、攻撃的な立ち回りでも十分に活躍が可能。
前述したPz.I Cとの相性が良い一方で、T-46、Cruiser Mk. IV、Chi-Haなど貫通力が高い戦車との相性は極めて悪い。
DPMの低さもあり、単機で殴り合おうものなら高確率で負けてしまうので味方との連携を忘れずに。格上戦場では軽戦車のセオリー通り偵察に絞って行動していこう。
隠蔽率の低下を招くので、無駄な発砲はできるだけ無くしていきたい。
また、火力の低さから(特に格上に対して)NDKよりも横撃を加えて走り去るヒット＆アウェイの方が撹乱効果が高い。
囮として動くなら、敵にとって狙い易い投影面積も武器になるだろう。良好な加速と旋回力による機敏な運動性を生かし、弱点と相性を押さえ、大胆かつ無謀未満の行動を心がけて運用すれば自ずと戦果がついて来る筈だ。
史実
M3軽戦車スチュアートはM2軽戦車の後継として第2次世界大戦中盤まで広く使われたアメリカ軍の代表的軽戦車といえます。
本車はドイツ軍によるフランス電撃戦の戦果に刺激を受けて、当時、戦車装備では遅れていたアメリカ陸軍首脳部の考えを変えさせた結果、開発がスタートするというものでした。
大急ぎで開発が進められ、外観はM2軽戦車と大差ないものの、M2軽戦車での使用実績を踏まえた堅実な改良が施されて実用性の向上に成功し、1941年3月には第1号車がロールアウトしました。
M2軽戦車との違いは誘導輪の大型化に伴い不整地での走行に有利な接地式になったことと、主武装が37ｍｍM5戦車砲になり、M2A4では防盾の外にあった駐退器が防盾内へ収められスマートになったことが挙げられます。
当初、車体と砲塔はリベット接合方式でしたが、榴弾砲や機関銃弾が直撃するとリベットがちぎれて車内を飛び回り危険だったため、早い段階で溶接方式に改められました。
1941年3月末には馬蹄型の新砲塔に変更され、装甲を30～18mmに増強されています。
M3A1では後期砲塔のキューポラを廃止し、油圧駆動の砲塔にジャイロスタビライザー付きの主砲を備えていました。
M3A3は更に砲塔を一新、車体も大幅にリファインされて更にスマートな軽戦車になりました。
一部、エンジンにはディーゼルエンジンを採用したものもありました。
このタイプは主に海兵隊で使用された他、イギリスやソ連にレンドリースとして送られています。
ちなみに、レンドリースされたイギリス軍では南北戦争時に南軍騎兵隊を率いたJ・E・B・スチュアート将軍から取って「General Stuart」あるいは単に「Stuart」と愛称をつけられました。
また、砂漠で巡航戦車としてほぼ理想的な実用性を示したため、最初に北アフリカで本車を使用したイギリス軍兵士からは「Honey」(素晴らしいもの、一級品)とも呼ばれていました。
M3軽戦車は1943年までに総生産数が約8,000両を超えるといわれています。
アフリカやヨーロッパ戦線では強行偵察と歩兵支援に使われていましたが、太平洋戦線では主力戦車並に日本軍の戦車を相手に圧勝し、日本側の砲弾を受け付けず(命中しても弾の方が砕けた)、装甲の薄い日本戦車を大いに苦しめる存在となりました。
日本軍側でも鹵獲したM3軽戦車は大変重宝され、部隊の主力として運用されていたそうです。
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