M22 Locust

Last-modified: 2020-05-25 (月) 13:03:28

Tier 3 アメリカ 軽戦車(プレミアム)

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)25/13/13本体価格(ゴールド)900
最高速度(km/h)前進64マッチング範囲(戦闘Tier)3~5
後退20シルバーボーナス(%)57
隠蔽率静止時0.36経験値ボーナス(%)60
移動時0.36搭乗員経験値ボーナス(%)無し

パッケージ

Locust
900G

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
LocustLycoming O-435T37 mm M-6 L/53VVST78M22D1250SCR 510 M2
19240 / [35.60]25/25/25395
27.750.97/1.09/2.0640330

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
37 mm M-6 L/53AP
APCR
HE
35
2G
35
56
78
19
40
40
50
26.201,0481.710.41
5.51
1.97
50+30
-10

解説

  • 火力
    • 37 mm M-6 L/53
      M3 Stuartの最終砲と同じで精度・照準時間は優れているが、貫通・攻撃力が据置きで十分とは言えない。
      アメ車らしく俯角が取れるので、側背面からの攻撃が難しい場面ではハルダウンによる小さい車体と併せて被弾面積の極限を図ることもできる。
      その他、装弾数が50発とM3 Stuartの半分ほどになっており、調子に乗って撃ちまくっていると弾切れを起こす。
       
  • 装甲
    M3 Stuartに比べ耐久力は高い。さらに前面は良好な傾斜装甲を持っている...のだが装甲が薄い。
    頻繁に相対するPz.ICなどの35mmまでの機関砲ならある程度弾ける。
    車重が7t程度しか無いため、敵車輌との衝突は絶対に避けよう。
     
  • 機動性
    M3 Stuartと比較して加速力と最高速度で勝る一方、旋回性能では劣っている。
     
  • 偵察性能
    視界範囲は標準的だが隠蔽率はかなり優秀で、機動力と併せて偵察活動に不満を感じることはないだろう。
     
  • 総論
    T2 Lightと同じく、高隠蔽、高機動、低火力というプレミアム車輌である。
    トップクラスの隠蔽率を活かした置き偵、稜線を活かした走り偵をする一般的な軽戦車と同じ運用ができる。
    しかし、トップTierであれども貫通力が低く、30~40mmの装甲を持つ同格軽戦車相手にも苦しむので、金弾は積むようにしておくこと。
    単発火力も極端に低いので、側面を取るにしても相手を倒し切れない可能性も高いので、退路を取れる位置から撃とう。

M22 Locust-PS

A43_M22_Locust_PS.png

スペック

公式紹介ページ

車体装甲厚(mm)25/13/13本体価格(ゴールド)900
最高速度(km/h)前進64マッチング範囲(戦闘Tier)3~5
後退20シルバーボーナス(%)57
隠蔽率静止時0.39経験値ボーナス(%)60
移動時0.39搭乗員経験値ボーナス(%)無し

パッケージ

Locust-PS
900G

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
Locust-PSLycoming O-435T37 mm M-6 L/53VVST78-PSM22D1-PS250SCR 510 M2
19240 / [35.60]25/25/25395
27.750.97/1.09/2.0640330

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
37 mm M-6 L/53AP
APCR
HE
35
2G
35
56
78
19
40
40
50
26.201,0481.710.41
5.51
1.97
50+30
-10

解説

  • 概要
    PS4版のβテスターに配布された特殊塗装版。
    塗装が迷彩の機能を持っており、隠蔽率が高い代わりに迷彩の変更が出来なかったり、一部のモジュール名が変更されている以外は普通のLocustと同一。
     

史実

M22戦車は1941年2月から空輸可能な空挺部隊用の軽戦車として企画され、試作名称T9として開発されました。
空挺戦車という特殊な用途に使用されるため重量や寸法に制限があり、重量7.5t、全長3.5m、全高1.67mと厳しい制限を要求されました。

 

1942年4月に完成したT9は、ライカミング製の航空機用エンジンを搭載、2名用の動力旋回砲塔には37mm戦車砲と7.62mm同軸機銃が装備され、前面右側にも2挺の7.62mm機銃を装備していました。
しかし、試作車は重量オーバーだったため、主砲のジャイロスタビライザー、砲塔駆動装置、車体側の機銃等の廃止し、なんとか要求をクリアしました。
砲塔駆動装置を廃止したため、空輸の際に砲塔を簡単に取り外せるように砲塔形状を改め、T9E1として1943年4月から量産体制に入りました。

 

M22の限定制式化は1944年9月のことで、それまでに米軍では実戦使用されませんでした。
アメリカ軍に空輸可能な輸送機やグライダーがC54輸送機しかなく、その場合は砲塔を外さねばならないので、展開時に不便で実用的でないという理由からでした。
当初は1,900両が発注されましたが、1943年4月から1944年2月までに830両が製作された時点で生産中止が決定されました。

 

しかし、T9E1試作型2両目が1943年初めにイギリスに引き渡され、空挺部隊でテストを受けた結果、GAL-49ハミルカー・グライダーでそのまま輸送できたため採用を決定。
イギリスに供与された260両のうち、初実戦使用は1945年3月24日にライン川渡河作戦(バーシティ作戦)でイギリス第6空挺師団によって12両が使用されました。 
イギリス軍で使用された際に砲塔側面に発煙弾発射機が追加されていたり、車体の吊り下げ用ブラケットを撤去したり、砲口部にリトル・ジョンアダプターを付けたりしたものがありました。
大戦後にエジプトに渡ったものは、第1次中東戦争に投入されていました。

 

ちなみにローカストとは大群で農作物に被害を与えるバッタ類(イナゴやワタリバッタ等)のことで、イギリス軍に供与された際に名付けられたそうです。

コメント