M6

Last-modified: 2023-06-18 (日) 17:21:18

A10_M6.png

Tier 6 アメリカ 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)102/52/46本体価格(シルバー)885,000
最高速度(km/h)前進40.0マッチング範囲(戦闘Tier)6~8
後退12.0派生元車輌T1 Heavy
発見可能範囲(m)静止時413.40
移動時429.20

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6LVL7LVL8LVL9
M6
E:27,850
S:885,000
主砲
E:?
S:50,330
無線
E:?
S:22,800
エンジン
E:?
S:47,600
主砲
E:?
S:62,000
履帯
E:?
S:15,900
砲塔
E:?
S:18,250
無線
E:?
S:54,000
主砲
E:?
S:81,000
戦車
T29
E:55,500
S:1,450,300

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力副砲車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比下記参照地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
M6
Wright G2X M781C9GC13-inch Gun M7HVS1M6D1895SCR 508
82537 mm Gun M621 / [14.17]102/83/83395
14.391.1/1.7/2.925340
LVL.1
主砲
Wright G2X M781C9GC176 mm Gun M1A1HVS1M6D1895SCR 508
82537 mm Gun M621 / [14.14]102/83/83395
14.361.1/1.7/2.925340
LVL.2
主砲
Wright G2X M781C9GC176 mm Gun M1A1HVS1M6D1895SCR 538
82537 mm Gun M621 / [14.14]102/83/83480
14.361.1/1.7/2.925340
LVL.3
エンジン
Wright G200 M781C9GC176 mm Gun M1A1HVS1M6D1895SCR 538
96037 mm Gun M621 / [16.46]102/83/83480
16.711.1/1.7/2.925340
LVL.4
主砲
Wright G200 M781C9GC176 mm Gun M1A2HVS1M6D1895SCR 538
96037 mm Gun M621 / [16.45]102/83/83480
16.701.1/1.7/2.925340
LVL.5
履帯
Wright G200 M781C9GC176 mm Gun M1A2HVS2M6D1895SCR 538
96037 mm Gun M625 / [23.77]102/83/83480
16.701.1/1.4/2.325340
LVL.6
砲塔
Wright G200 M781C9GC176 mm Gun M1A2HVS2M6D21,000SCR 538
96037 mm Gun M625 / [23.62]140/83/83480
16.591.1/1.4/2.328370
LVL.7
無線
Wright G200 M781C9GC176 mm Gun M1A2HVS2M6D21,000SCR 528
96037 mm Gun M625 / [23.62]140/83/83745
16.591.1/1.4/2.328370
LVL.8
無線
Wright G200 M781C9GC190 mm Gun M3HVS2M6D21,000SCR 528
96037 mm Gun M625 / [23.43]140/83/83745
16.461.1/1.4/2.328370

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
3-inch Gun M7AP
APCR
HE
56
7G
56
101
157
38
110
110
175
---
---
1.09
792
990
792
720
720
720
18.182,0002.300.4375+30
-10
18.182,0002.300.4675
76 mm Gun M1A1AP
APCR
HE
56
7G
56
128
177
38
115
115
185
---
---
1.09
792
990
792
720
720
720
16.671,9172.300.4075+30
-10
16.671,9172.300.4375
76 mm Gun M1A2AP
APCR
HE
96
7G
68
128
177
38
115
115
185
---
---
1.09
792
990
792
720
720
720
16.671,9172.300.4075+30
-10
18.182,0912.300.3575
90 mm Gun M3AP
APCR
HE
255
11G
255
160
243
45
240
240
320
---
---
1.46
853
1,066
853
720
720
720
7.891,8942.300.3852+30
-10
副砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
37 mm Gun M5AP
APCR
HE
18
2G
10
48
70
19
40
40
50
---
---
0.31
782
978
782
720
720
720
26.091,0441.700.46200+20
-10

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 6のアメリカ重戦車
    後に続くTシリーズとは別の重戦車で、T1 Heavy Tank直系の後継車両。
    初期状態だとT1 Heavy TankをそのままTierをひとつ上げただけに見えなくもない。
    事実、T1 Heavy Tankとよく似た戦車であり瓜二つの形状と一緒に、特徴と弱点もそのまま引き継いでいる。
     
  • 主砲火力
    最終砲、90 mm Gun M3を搭載してからがM6の本領発揮。
    この砲は精度・発射速度・単発火力ともに高い水準で整っており、アメリカらしいバランスの取れた砲となっている。
    • 3-inch Gun M7
      初期砲。
      T1 Heavy Tankの初期砲。
      アメリカ駆逐戦車に使用されるの3インチ砲。
      癖のなくバランスの良い砲だが同Tier帯ではすでに骨董品。
       
    • 76 mm Gun M1A1
      中間砲①。
      T1 Heavy Tankの最終砲。
      発射速度・精度に優れるが、単発火力が低くもう少し単発火力が欲しいところ。
      分間ダメージの高さが活きる一方的に連射できる状況を上手く作っていきたい。
       
    • 76 mm Gun M1A2
      中間砲②。
      T1 Heavy Tankの最終砲。
      運用方法は中間砲①と同じ。
      改良砲塔に載せ替えることによって、発射速度・精度が強化されるが単発火力は据え置き。
       
    • 90 mm Gun M3
      最終砲。
      特にAPCRの貫通力が240mm越えという驚異の数値で、Tier 8相手にも正面から貫通が望める。
      アメリカ戦車の例に漏れず広い仰俯角を備え、火力面で不満を持つことは少ないだろう。
      旋回性と視認範囲の向上した改良砲塔で、運用の幅が広がるのも嬉しい。
       
  • 副砲火力
    • 37 mm Gun M6
      主砲連動型副砲。M2 Mediumの中間砲。
      単発火力は低く、APCRを用いても貫通力が今一つであり、お世辞にも使いやすいとは言えない。
      軽装甲の車輌などに当てていくのならまだ使えるほう。
       
  • 装甲
    装甲はTier 6重戦車としてはやや薄め。
    他の同格重戦車と比べると正面すら頼りになるものとは言いがたい。
    • 車体
      正面下部の丸みを帯びた部分は垂直部は101.6mm。
      正面上部は傾斜を含めても80mm余りとかなり頼りなく、15cmAP弾にさえ抜かれるという難点を抱える。左右の「切り欠き」部分も同じ厚みなので正面からであれば100mm程度となる。
      側面装甲は面積が広い上に薄い。
      10.5cm砲などの大口径HEAT、KV-2などの15cmHE弾などでも貫通されてしまう。後述の通り、エンジンの当たり判定が広いため、貫通されると損傷のリスクが高い。
       
    • 砲塔
      砲塔正面は車体に比べれば硬く、主砲上下の急傾斜部分は高い確率で弾を防いでくれる。砲塔側面も82.5mmと厚い。
      とはいえ防楯に見える丸みを帯びた正面は主装甲の101mmであり、垂直部が広くこのTierで頼れるものではない。
       
  • 機動性
    M6の弱点である巨大な車体。その巨体の約半分はエンジン系統が占めている。
    その巨大エンジンが支えるM6の機動力は申し分なく、出力比も優秀なため坂道も苦になりにくい。ヒメルズドルフの坂を他の車両と共に登るときなど、その機動力を体感できる場面は多々あるだろう。
    しかし、機動力も百点満点という訳ではない。
    この車両の機動力における弱点は10km/hという後退の遅さである。
    前進が前述のとおり快適である分、その足に任せて前に出過ぎたり調子に乗って車体を出し過ぎると、遮蔽などに戻れず撃破されるということもある。他の車両より気を付けなければならない。
    また車体旋回も早くないため、方向転換からの離脱も難しい。頭の片隅に留めておく必要がある。
     
  • その他
    特筆すべき点として370mという同格軽戦車レベルの視認範囲がある。
    積極的な偵察はいかに重戦車として機動力が高いほうとはいえ隠蔽率の低さも相まって非常に難しいが、一方的に発見されて滅多打ちという状態は少なくなる。
     
  • 総論
    前述の通り、T1 Heavy Tankの特徴を色濃く引き継いでいる為、似た運用で性能を発揮できる車両になっている。
    90mm砲は決定打に欠けるものの高い貫通力を持ち、優秀な機動力と広い仰俯角で活用できる地形は非常に多い。攻撃面では非常に高いポテンシャルを秘めている。
    ただし、攻撃面の優秀さに対し、防御面は非常に貧弱である。
    車体も砲塔も、装甲は頼りにしていいものではない。
    後退速度の遅さを意識し、地形や遮蔽物を利用して大きな車体を隠すことを忘れないように。
    アメリカ戦車持ち前の扱いやすさを生かし、短所を補っていこう。

史実

1940 年から 1942 年にかけて開発された。1942 年 11 月から 1944 年 2 月までに 40 両が製造されている。実戦への投入は行われなかった。

 

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